Tooa-nao-paen

発酵食品名(タイ語)
ถั่วเน่าแผ่น
名称(日本語)
乾燥せんべい状発酵大豆
地域名
Tooa-nao-khem Tooa-nao-beh Tooa-tae Tooa-nao-kaep
材料分類
Soybean
材料
大豆 (Tooa-leuang)、ニンニク、塩、コショウ。
発酵期間
3~4日間。
保存期間
作りたてのペーストは2日間、乾燥させたチップス状のものは2ヶ月。
微生物
該当なし
Not available
特徴
茶色がかった黄色のペースト状で、わずかに塩辛く、強い香りがある。あるいは、乾燥させた淡褐色のチップス状で、同様の味と香りをもつ。
製法
1. 大豆を洗い、一晩浸す。弱火で3~4時間茹で、水気を切る。竹ざるにバナナの葉を敷き、その上に豆を並べ、さらにこれをバナナの葉で覆う。3~4日間発酵させる。加熱した豆はバナナの葉にくるんで、日当たりの良い場所に2~3日置いておくこともできる。 2. 発酵した塊をつぶしてペースト状にする。少量の塩、ニンニクのみじん切り、コショウを加えてよく混ぜる。 この段階の製品は、北部ではトゥア・ナオ・ベー(Tooa-nao-beh)、東北部ではトゥア・テー(Tooa-tae)と呼ばれる。北部では、このペーストをバナナの葉に薄く小さく広げ、天日干しし、チップスにすることもある。これらの乾燥させたチップスはトゥア・ナオ・ケップ(Tooa-nao-kaep)と呼ばれ、通常はビニール袋や瓶に入れて使うまで保存する。ときには、これをあぶって粉状にすりつぶし、密閉した瓶に入れて保存することもある。この粉状のものを使うほうが実用性が高い。トゥア・ナオ・ケップは調理前に必ずあぶらなければならない。
消費形態
ペースト状のものはメインディッシュとして調理される。北部では、乾燥させたチップスが風味付け材料の主原料としても使われ、生野菜や茹で野菜と一緒に供される。