国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS

データベース

本資料は、(独)国際農林水産業研究センターが業務として実施する開発途上地域の農林水産業に関する情報の収集・分析・提供の成果の一部である。

JIRCASは2009年より、西アフリカのガーナにおいて共同研究プロジェクト「アフリカ低湿地における低投入稲作技術の開発」を開始した。本プロジェクトの目的は、サブサハラアフリカ地域の主に河川等を水源とする低地氾濫原を利用した稲作生態系において、コメの生産制限要因を耕種改善、資源利用の面から栽培・生理学的に明らかにし、低投入で持続的な稲作技術を開発するとともに、その体系化技術の適用条件の解明を行うことである。

中国農業に関する統計資料は数多く存在するが、その多くは継続的な入手が困難な行政資料であったり、全国での比較が困難な地域的資料であったりする。また、公表統計についても頻繁な定義の変更、基礎データの見直しが繰り返され、時系列分析が不可能な項目も少なくない。このため、中国国内においても、統一的な分析は極めて少ない。
本資料では、このような現状を前提に、現時点で入手可能な最新の公表資料を収集し、中国の主要食料の生産と消費の現状をわかりやすいかたちであらわした。利用される方々の利益に資すれば幸いである。

JIRCASでは、AVRDC世界蔬菜研究センターやタイのカセサート大学などと共同で、タイの在来野菜について情報を収集し、整理し記録する事業を行っています。また、それら在来野菜が、有用な生理機能性を示すこともわかり、成分の解明や食品への利用に向けて、上記の研究機関や国内の研究機関とも共同研究プロジェクトを展開しています。私たちは、ここに提供するタイの地域野菜に関するデータベースや研究プロジェクトの成果が、現地の農林水産業に貢献し、世界の人々に安全で健康的な食料を提供できると期待しています。

JIRCASでは、2011年度から研究プロジェクト「アジア地域食料資源の高度利用」を開始し、アジアの共同研究機関とともに、在来の農林水畜産物や伝統加工食品のことを研究しています。また、共同研究機関をはじめとして各国のさまざまな分野のみなさんと地域食料資源のことを情報共有し、共同で研究開発を行うための「研究ネットワーク」をつくりました。

 ここでJIRCASが提供するデータベースは、タイのカセサート大学食品研究所がまとめたデータをもとに、タイのいろいろな発酵食品を水産物、畜産物、果物、野菜、米、大豆など原料ごとに分類し、解説と写真、作り方を1ページに紹介したものです。

国際半乾燥熱帯作物研究所(ICRISAT)、国際畜産研究所(ILRI)、ならびに国際農林水産業研究センター(JIRCAS)が過去および現在の研究・調査活動の中で収集した、西アフリカ・サヘル地域の農牧混交地帯の典型であるファカラ地区についての研究情報データは、お互いにその属性やフォーマットが異なったり、データベースの保管場所が各所に散逸しているなど、利用者の利便が著しく損なわれていた。これらのデータの目録を作成し、必要な情報の入った一つのメタデータとして統合することにより、内外の研究者がより活発に、またより広範で多角的にこれらのデータを利用できるようになることが期待される。そこで2006年JIRCASは、ICRISATに対してこのメタデータ作成作業を研究事業として委託した。 完成したメタデータならびに関連資料をここに公開する。

[Fakara Plants]は、サヘル帯に分布する植物のデータベースで、タイトルの「Fakara」とは、ニジェール共和国南東部にあるプロジェクトの実証サイトの地域名である。写真、現地名(ザルマ語)ならびに利活用に関わる情報は、ほとんどこの地域で集められたものである。休閑を含む農耕地、放牧地、路傍、さらにはいわゆるタイガーブッシュ(荒地に見られる灌木から成る植生)に至るまでの、主な植物種を網羅した。国際的な公共財としてこのデータベースが活用されることを考え、まずは英語版で取りまとめを行い、ここに公表する。

当データベースに記載されている主要特性のデータは吉林省公主領市の吉林省農業科学院大豆研究センター圃場にて2001年-2003年の3ヶ年にわたり同一栽培条件下(4月播種、畦間65cm、株間8cm 、1株1本立)で収集されたものです。各品種・系統の特性データのうち特に量的な形質については栽培環境によって変動します。また、評価した大豆遺伝資源は、主に吉林省を中心に黒竜江省、遼寧省などの中国東北部原産ですが、一部その他の地域の育成品種・在来種も含んでいます。種子蛋白質含量・脂質含量についてはそのデータが欠落している品種・系統があります。

2012年3月に、タイの海藻図鑑「Common underwater plants in coastal areas of Thailand」を刊行しました。本書は、エビとの混合養殖に適している水中植物を探る中で出会った海藻・海草類を、英語及びタイ語の簡単な記述と写真で、紹介したものです。本サイトはそれを若干改訂し、ウェブ版としてアップしたものです。

ラオスは多くの森林保全・管理などのプロジェクトが行われていることから,ラオス独自の樹木の基盤的な情報の収集と保存が不可欠である。そこで、2011年から2015年にかけてラオス中部のビエンチャン県焼畑二次林で収集した約300資料から,さく葉標本を作製した。これらの標本について同定が完了したものから,CCDセンサーによりスキャナー画像をデータベース化した。

アフリカ稲センター(旧西アフリカ稲開発協会)が天水畑作環境に適した品種育成のためにアジアイネ (Oryza sativa L.) とアフリカイネ (Oryza glaberrima Steud.) の種間交雑育種を開始したのは1990年代前半である。アジアイネの優れた生産性と、アフリカイネの優れた環境適応性を組み合わせることを目的とした試みであった。WAB 56-50、 WAB 56-104、WAB 181-18といったアフリカ稲センターが育成した日本型の陸稲品種と、アフリカイネであるCG14のBC2F1 集団(戻し交雑を2回行って得られた集団のこと)が育成され、これら後代の固定系統が選抜された。1998年、この新しい試みから生まれた系統はネリカ(New Rice for Africa、NERICA) と名付けられ、最初の7品種、ネリカ1~7が発表されたのは2000年のことである。その後、2005年には更に11品種(ネリカ8~18)が加わり、合計18品種となった。 

この版では、つくば市における栽培評価データを提供している。石垣市やアフリカにおける評価結果、ストレス耐性等の有用形質に関する情報についても今後の版で公開してゆく予定である。

チーク(Tectona grandis)はタイ国の有用郷土樹種です。用途は高品質家具、建材等で、材価は比較的高く安定しています。そして、熱帯有用樹の中では成長も早いことから人工林経営に向いており郷土の経済樹種として、減少した森林の回復と地域振興を目的に植林が推進されています。ところで、チークは特定の土壌条件を好む特性があって、土壌がどの程度生育に適しているかどうかが将来の収穫量を左右します。農家にとってこうしたチークは有望な農林複合経営作目の一つとして、チーク植林を決断する意思決定材料が必要とされてきていましたが、適地を定量的に地図で示したものは無くて、そのため不適地に植林して失敗した農家も少なくありません。こうした背景から、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)で はタイ王室森林局(Royal Forest Department, RFD)と共同で農村活性化のためにチークの農林複合経営を振興すべく研究を進めてきました。

" EDITS-Cowpeaデータベース"は、アフリカの重要なマメ科作物の一つであるササゲ(Vigna unguiculata (L.) Walp.)の遺伝的多様性に関する情報を、研究、育種、および利用加工などの場において活用してもらうことを目的として作成しました 。本データベースは、ササゲの主要な形質、とくに豆の品質に間連する形質についての情報を掲載しています。これらのデータセットは、JIRCASのEDITS-Cowpeaプロジェクト(2011-2016)の活動を通じて収集したデータを基に構築しました。

JIRCASマンゴー遺伝資源サイトは、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)熱帯・島嶼研究拠点(熱研、沖縄県石垣市)が保存しているマンゴー遺伝資源の調査・試験から得た知見やデータの概要を掲載しています。国内の研究者、生産者、消費者の皆様に提供することを目的として構築しました。

旧農林水産省熱帯農業研究センターおよび国際農林水産業研究センターの在外研究員等が世界各国での現地調査及び研究協力を通じて撮影・収集したスライド、約12,000枚を公開しています。