令和5年11月30日~12月13日にかけて、アラブ首長国連邦(ドバイ)において「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」が開催されました。国際的なイニシアティブであるAIM for Climateのイベントの一つとして、農林水産省主催により、グリーンアジアを紹介するセミナーが12月10日に開催されました。
The Lancet誌にて、1990年-2022年期間における200か国・地域の成人(20歳以上)・学齢児童及び思春期青年(5-19歳)を対象とした身長体重測定調査に基づき、低体重・肥満に関するトレンドをとりまとめた論文が発表されました。多くの国において肥満人口の増加により二重負荷が悪化する一方、南アジアやアフリカの一部では低体重・やせが根強く残っていました。低体重問題を撲滅し、肥満上昇傾向を反転させるためには、栄養に富む食へのアクセスを改善に向けて、社会的に栄養状態を移行するための努力が強く求められています。
3月13日、国連開発計画は「2023/24年版 人間開発報告書 (HUMAN DEVELOPMENT REPORT 2023-24 Breaking the gridlock: Reimagining cooperation in a polarized world)」を公表、不均一な開発の展開、悪化する格差、エスカレートする政治分断、等に起因する膠着状態が危険領域に達していることに警鐘を鳴らし、世界的な相互依存関係を見直し、推進するうえで、多国籍主義が果たすべき役割に期待を寄せました。