情報

戦略的な国際情報の収集分析提供によるセンター機能の強化

今日、グローバル・フードシステムは、気候変動や感染症といった地球規模の危機にさらされています。また、国際的に取引される農産物の需要・供給の不均衡が、グローバル・フードシステムを通じて瞬時に波及し、国・地域の経済パフォーマンスに影響を与え、社会格差の拡大をもたらす時代に突入しています。さらに今後開発途上国を中心に予測される人口増や都市化による食料消費の質・量的変化の加速は、食料供給・流通・需要の全段階に影響を及ぼし、食料栄養安全保障に不確実性をもたらすと考えられます。

政策・戦略策定者にとり、グローバルなアジェンダ・セッティングの場に参画していくためには、グローバル・フードシステムに関わる現状分析・将来動向についての最新の知見や科学に基づく戦略的議論について、体系的に整理された情報へのアクセスが不可欠です。また、研究者にとっても、地球規模課題解決のための研究課題を見極める上で、世界の科学技術ニーズに関する情報を常に更新する必要性が高まっています。

本プログラムでは、複雑化・多様化する開発途上地域の農林水産業と地球規模の食料システムに係る課題や開発ニーズに関する情報を多角的に収集・分析し、国内外に広く情報を発信し、オピニオン・リーダーとして、科学的知見に基づき地球規模課題の解決策について情報発信していくことを目指します。

そのため、以下の取り組みを行います。

 

ダウンロード

関連する研究プロジェクト

研究成果情報

関連するJIRCASの動き

JIRCAS国際シンポジウム2022「持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割」開催報告

令和4年11月22日(火)、国際農研は、農林水産省、水産研究・教育機構の後援を受け、JIRCAS国際シンポジウム2022「持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割」をハイブリッド開催しました(開催場所:一橋大学一橋講堂)。

東京農業大学の3年生17名が熱帯・島嶼研究拠点を訪問

令和4年11月22日(火)、東京農業大学の3年生17名と教員2名が、国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)を訪問しました。

プレスリリース

関連するイベント・シンポジウム

イベント
開催日
(日本時間)
セミナー「栄養改善と生活向上に資するローカル・ランドスケープ由来の食利用を促進するための科学と伝統知の適用」
受付期間:
- (日本時間)
場所
ハイブリッド(ビジョンセンター日比谷会議室301号・およびオンラインWebex配信)
(100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル 3階)
シンポジウム
開催日
(日本時間)
JIRCAS国際シンポジウム2022
持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割

2022 持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割

受付期間:
- (日本時間)
場所
ハイブリッド(「一橋大学一橋講堂」および「オンライン」) 一橋大学一橋講堂では150名までを予定
(101-8439 東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター 2階)

現地の動き

  • Pick Up

    675. 孤児作物の遺伝資源多様性研究の重要性

    世界では20億人以上が、「隠れた飢餓」と呼ばれる深刻な微量栄養素の不足に苦しんでいます。近年、孤児作物と呼ばれる十分に活用されていない作物や遺伝資源を効果的に利用することが注目されています。国際農研は、共同研究機関とともに、アジア地域の伝統的な野菜「ヒユナ」(Amaranthus tricolor L.)の遺伝的多様性を世界で初めて解明しました。来週12月12日に開催されるセミナーでは、「ヒユナ」研究についての発表も行われる予定です。ぜひお申込みください。
  • Pick Up

    674. 東京栄養サミットから1年

    ちょうど1年前の2021年12月7日~8日、東京で「東京栄養サミット2021」(N4G:Tokyo Nutrition for Growth Summit 2021)が開催されました。今日は、昨年Pick Upで取り上げた記事から、東京栄養サミットについて振り返ります。
  • Pick Up

    673. 生物多様性に関する国際目標への合意に向けて

    2022年も残すところひと月をきった今日この頃ですが、年の初めにPick Upで、2022年は生物多様性アジェンダ達成の運命を握る年である、という話題を紹介しました。2030年までに生物多様性の喪失を減速させ、2050年までに生物多様性が保全される目標を定めるグローバル生物多様性枠組みが議論される予定の国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が、本日12月7日から始まります。
  • Pick Up

    672. JIRCAS国際シンポジウム2022「持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割」開催報告

    令和4年11月22日(火)、国際農研は、農水省、水産研究・教育機構の後援を受け、JIRCAS国際シンポジウム2022「持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割」をハイブリッド開催しました。
  • Pick Up

    671. 世界土壌デー2022

    「世界土壌デー(World Soil Day)」は、土壌資源に対する理解を深め、土壌の健全性の重要性を認識し、その持続的管理を提唱する場として、毎年12月5日に開催されています。今年は、「土壌-食料のはじまりSoils: Where food begins」をテーマに開催されます。国際農研は、アフリカにおける土壌肥沃度管理や貧栄養土壌での生産性向上を目標とした技術開発や、情報発信、啓蒙活動を行っています。

出張報告書