情報収集分析

国際的な農林水産業に関する動向把握のための情報の収集、分析及び提供

 世界の食料生産、農産物市場、食料需給、栄養供給をめぐる問題は極めて複雑で多岐にわたっており、地球規模の気候変動や国際社会・経済の動きなどの影響を受け絶え間なく変化しています。こうした状況の中、農林水産業が持続的に発展していくためには、現状分析や技術ニーズ調査による課題の把握と将来予測、研究成果の波及効果の分析を進め、これらの結果を研究や技術開発に的確に反映させていくことが非常に重要です。そして、このような取り組みを継続して行うことが、効果的な国際共同研究をうながし、研究開発成果の最大化にもつながります。

プログラムDは、他の3つのプログラムと連携しながら、国際的な研究開発の展開方向を探るために次の研究を実施します:

関連する研究プロジェクト

関連するプログラムの活動

研究成果情報

関連するJIRCASの動き

JIRCAS創立50周年記念国際シンポジウム2020 開催報告

2020年11月10日(火) 、JIRCAS創立50周年記念国際シンポジウム 2020 「ポスト・コロナ時代のグローバル・フードシステムをとりまく地球規模課題の展開と農林水産業研究における国際連携の役割」がオンラインにて開催されました。簡単に概要を報告させていただきます。

JIRCAS創立50周年記念国際シンポジウム2020 開催報告

2020年11月10日(火) 、JIRCAS創立50周年記念国際シンポジウム 2020 「ポスト・コロナ時代のグローバル・フードシステムをとりまく地球規模課題の展開と農林水産業研究における国際連携の役割」がオンラインにて開催されました。簡単に概要を報告させていただきます。

プレスリリース

関連するイベント・シンポジウム

ワークショップ
開催日
-

Plant Phenotyping x Engineeringアイデアソン

受付時間
-
場所

国際農林水産業研究センター(国際農研)本館2F 国際会議室(茨城県つくば市大わし1-1)
https://www.jircas.go.jp/ja/access/tsukuba
宿泊先:ウッディホテルスワ(茨城県つくば市上横場436-7)

イベント
開催日

ワークショップ「アフリカにおける持続可能な農村バイオエネルギー解決策」

場所

ICRAF国際会議場(ケニア共和国ナイロビ市)

現地の動き

  • Pick Up

    217. COVID-19とサバクトビバッタの世界食料市場インパクトに関するシナリオ分析

    2020年のCOVID-19とサバクトビバッタ襲来の同時進行は、フードサプライチェーンの流通面における潜在的な脆弱性を浮かび上がらせる契機となりました。グローバル化社会においては世界食料安全保障の事情について予断をゆるさず、常に心の準備をしておく必要があります。2021年1月、Nature Food誌において公表された論文は、2020年COVID-19とサバクトビバッタ被害の同時発生にアイデアを受け、このようなイベントが食料問題を引き起こす場合のシナリオ分析を行いました。

  • Pick Up

    216. 市場アクセスと食の多様性

    栄養不足人口のかなりの割合を占めている低中所得国の小規模農民にとって、食の多様性は、必要な栄養素をバランスよく十分に摂取するために重要です。Global Food Security誌で公表されたシステマティックレビュー論文は、市場へのアクセスと食事の多様性に正の相関があること示しつつ、市場アクセスの改善が農家の食事の質を改善するための効果的な経路であるかどうかは現地の事情に依存し、さらなる研究の必要性を訴えました。
     

  • Pick Up

    215. グローバル・リスクについての戦略的洞察の必要性

    世界経済フォーラム(WEF)が毎年1月に公表するグローバル・リスク報告書は、世界の指導者達の世界の捉え方の視点の変遷を捉える意味から、地球規模問題の動向を占ううえで注目されています。2021年報告書は、最大のインパクトを伴うリスクとして感染症を1位にランクしました。同時に、今後起こり得るリスクのランキング上位に、4位の感染症とともに、極端気象(1位)、気候アクションの失敗(2位)、人為的な環境ダメージ(3位)、生物多様性喪失(5位)等、気候変動関連のリスクを挙げました。

  • Pick Up

    214. 気温上昇、降雨量増加が子どもの食の多様性に与える影響

    食の多様性は、とりわけ子供にとって、成長に欠かせない栄養素(微量栄養素を含む)を供給するために重要なものです。しかしこれまで地球レベルの気候変動と食の多様性の関係についての実証研究・エビデンスは限られていました。2021年1月にEnvironmental Research Letters誌で公表された論文において、著者らは気温上昇と降雨変動の上昇は、子供の食の多様性ひいては栄養状態に短・長期的な影響を与え、食料安全保障改善のための開発介入を弱体化しかねないことを示唆しました。

  • Pick Up

    213. 気候変動適応策の整備の必要性

    2021年1月14日、国連環境計画は、気候変動適応策の進展とさらに必要とされる行動について報告する「Adaptation Gap Report 2020」を公表しました。気候変動の進行に伴い、気候変動緩和策とともに、これまで以上に各国が気候変動適応策をとる必要性が高まっています。適応策を講じることで、将来の深刻な危機を回避することができ、その便益は適応策実施費用を上回るとされています。

出張報告書