G-1. 国際共同研究で開発した育種材料や遺伝資源の利用に向けた特性評価【国際育種素材】
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情報収集分析
2018-09-25
外国からの作物の導入は、原産国への利益の還元や理解と承認の下に進めることが義務化されいます。一方、原産国も厳しく輸出制限を図る傾向にあります。
このため本研究では、これまで国際共同研究で育成した育種素材や利用したイネ遺伝資源を日本に導入し、国内外の研究機関との共同研究のための資源として確保し、多収性、病虫害抵抗性、環境ストレスなどの特性評価を行っています。また、研究者が得られた情報に容易にアクセスできるようデータベース化していきます。
国際共同研究機関として、国際稲研究所(IRRI)、アフリカ稲センター(AfricaRice)やフィリピン、インドネシア、ラオス、カンボジア、バングラデシュ、ベトナムなどの国立農業研究所等が含まれます。今後のイネ品種改良研究に向けて、世界の共有財産としての育種素材や遺伝資源の基礎資源を確保していきます。