資源・環境管理

開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発

 気候変動や砂漠化の進行、土壌の塩類集積など、地球規模の環境問題が深刻化していますが、これらの原因の一つとして、人間による農業活動が挙げられています。特に脆弱とされる開発途上地域では、肥沃な土壌が失われ、地下水位の上昇により土壌に塩が集積し、肥料が溶脱し地下水や海洋が汚染され、またメタンや一酸化二窒素などの強力な温室効果ガスが発生しています。プログラム「開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発(資源・環境管理)」では、以下の4つのプロジェクトを実施し、「土壌」、「水」、「肥料」等の農業生産資源を持続的に管理し、これら環境問題を緩和するための農業技術、また環境変動に適応した農業技術を開発します。

関連する研究プロジェクト

関連するプログラムの活動

研究成果情報

関連するJIRCASの動き

フィリピン稲研究所の季刊誌でWeRise(季節予報による天水稲作向けの意思決定システム)が紹介されました

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プレスリリース

関連するイベント・シンポジウム

イベント
開催日

沖縄県県民環境フェア事業エコライフ2019 in 石垣

場所

石垣市中央運動公園総合体育館(沖縄県石垣市平得439)「温暖化防止エリア」

エコライフ2019
ワークショップ
開催日

第3回畜産分野での温室効果ガス排出削減に向けた研究ネットワーク会合

場所

神奈川県相模原市

現地の動き

  • Pick Up

    6. 気候変動と世界食料生産危機 - 持続的資源・環境管理技術への期待

    2019年、権威ある国際機関がこぞって気候変動と環境劣化の進行が予想以上に進行していることに警鐘を鳴らしました。環境劣化・気候変動は農業への負のインパクトをもたらすと同時に、農業自身が環境劣化と気候変動の主要な原因の一つでであることにも着目しなければなりません。農林業その他土地利用(Agriculture, Forestry and Other Land Use -AFOLU)は、人間活動を原因とする温室効果ガス(GHG)の23%を占め、AFOLUの変化はまた、人間活動に起因する生物多様性の喪失の主要な原因となっています。食料・栄養安全保障の達成を目指しつつ、将来取り返しのつかないリスクを回避するためには、AFOLUによる気候変動や環境への負の影響を最小化していく技術開発と普及が必要です。国際農研は、水・土壌・肥料等の農業資源を持続的、安定的に活用しつつ、生産性を改善する技術開発を通じて、農業の持続的集約化の実現と気候変動問題への貢献を目指しています。

  • 海外連絡拠点

    タイ科学技術博覧会2018にてサトウキビ白葉病の防除技術と熱帯土壌の肥沃度改善について展示

    タイ科学技術博覧会において、国際農研はタイ研究機関との共同研究の中から、サトウキビ白葉病が拡大する要因を解明し開発した防除技術と熱帯における土壌肥沃度の変動を長期連用試験で解明した成果を展示・説明し、来訪したたくさんの小中高校生や一般の方が熱心に耳を傾けました。

出張報告書