国際農研の研究成果を石垣島から世界に発信―JIRCASワークショップ「太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全」を開催

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資源・環境管理

お知らせ

平 成 30 年 11 月 12 日

国   際   農   研

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)

国際農研の研究成果を石垣島から世界に発信―JIRCASワークショップ

「太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全」を開催

ポイント

・平成30年11月16日(金)にJIRCASワークショップ「太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全」を開催

・農地からの赤土が流出しやすい共通の問題(降雨強度が強い、土壌の受食性が高い、肥沃度が低い)を抱えているパラオ、フィジーやグアム等太平洋島嶼の最新の地域情勢や研究動向、研  究成果などの情報を紹介

・国際農研が太平洋島嶼で取り組んでいる資源管理プロジェクトについても紹介

概要

国際農研熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、サンゴ礁に対する赤土流出の影響等、太平洋島嶼地域の共通の課題である「農業開発と環境保全」をテーマにワークショップを開催します。パラオ、グアム、フィジー等の研究者から各国の取り組みを、特に最近の地域情勢や問題、研究動向や成果などをお話しいただきます。国際農研が太平洋島嶼地域で取り組んでいるプロジェクト研究についても紹介し、これらの活動のSDGs(持続可能な開発目標)への貢献について議論します。

つきましては、本ワークショップにご参加いただき、紙面等でご紹介いただければ幸いです

JIRCASワークショップについて

日  時:平成30年11月16日(金)10時00分~17時00分(9時30分 開場)

場  所:大濱信泉記念館(沖縄県石垣市字登野城2-70)

ワークショップ名:「太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全」

                “Sustainable Resource Management and Environmental  Conservation in Pacific Islands”

               (日本陸水物理研究会2018年度石垣大会サテライトイベント)

使用言語:英語(通訳はありません)

問い合わせ先

国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)、JIRCASワークショップ事務局 渡辺 武

  住所: 石垣市字真栄里川良原1091-1

    email: pro-nekken@ml.affrc.go.jp

本資料は、八重山記者クラブに配付しています。

 ※国際農研(こくさいのうけん)は、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターのコミュニケーションネームです。

  新聞、TV等の報道でも当センターの名称としては「国際農研」のご使用をお願い申し上げます。

JIRCASワークショップの内容

世界の年間の降水量3.9兆トンのうち、約7割が農業用水として使用されており、農業用水の7割がアジアで使用されています。「地球公共財」である水資源を持続的に守り、農業生産に効率的に使用するため、国際農研では北インド等の乾燥地域とパラオ等の湿潤地域を対象に、持続・安定した農・林・水産業生産と環境、生態系保全が両立する資源管理技術を開発・提案することを目指し、研究を行っています。

本ワークショップでは、国際農研がパラオ等太平洋地域で行っている研究動向等を紹介します。

ワークショップ名:太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全

講演題目:・フィジーにおける農業と環境保全に係る最新の地域情勢

        ・パラオ、グアムにおける森林保護、水質・流域管理、保全型農業に係る最新の地域情勢および研究動向

        ・太平洋島嶼における水産業やマングローブ等環境保全に係る最新の地域情勢および研究動向

        ・沖縄の沈砂池を中心とした流域管理に係る研究動向や研究成果

講  師:デーブ・ヘブルスウエイト(太平洋共同体 水安全保障・統治コーデイネーター)

        マリ・マルタニ(グアム大学 教授(園芸学)

        ロクサン・ブレサム(パラオ環境保護局 事務局長)

       アデル・ルークス・イセチャル(パラオ天然資源環境観光省 研究員)

        トーマス・タロ(パラオコミュニテイカレッジ 副校長)

        イン・イン・ヌエ (パラオコミュニテイカレッジ研究員)

        小野寺真一(広島大学 教授)

        他

(八重山記者クラブへのお願い)

 取材で来場される際には、受付にて名刺のご提出をお願いいたします。

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