主要普及成果の追跡調査方法の概要
調査目的
JIRCASでは毎年「主要普及成果」を公表しておりますが、公表後2年程度が経過した同研究成果について、その普及・利活用状況を調査・分析・評価し、研究成果の活用、普及までを見据えた研究成果の活用・普及のさらなる促進及び業務運営の改善に資すると共に、その結果を広く公表し研究に対する国民の理解を深めるために追跡調査を実施いたします。
調査対象
第3期中期計画中(2011-2015年度)に選定された、主要普及成果11課題を調査します。
(平成27年度の主要普及成果の選定結果により、対象件数が増加する可能性があります)。
成果選定年度 |
課題名 |
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平成23年度 |
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平成24年度 |
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平成26年度 |
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平成27年度 |
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調査時期・調査結果
本調査では、対象地域において資料収集、現地関係者からの聞き取りなどを行い、「主要普及成果」の普及状況、普及のインパクト等の把握・分析を行い、研究成果をより効果的に普及させるための提言等を含む評価を行い、その結果を取りまとめた報告書を作成します。
調査は、一定期間を経て案件の現地での普及が拡大されることを想定し、原則として「主要普及成果」の公表の2年程度経過した後に、1回の現地調査により普及状況等の把握を行います。
成果選定年度 |
課題名 |
調査結果 |
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平成23年度 |
限られた水資源を利活用した乾期野菜栽培促進のためのマニュアル |
治安回復後に調整 |
アフリカ内陸低湿地における水田整備及び栽培技術のマニュアル |
平成25年度 | |
ラオスにおけるテナガエビの生活史特性に基づいた資源管理手法 |
平成25年度 | |
平成24年度 |
マリ、ニジェールにおける自然資源保全管理のためのガイドラインの整備 |
治安回復後に調整 |
新疆ウイグル自治区における地元行政主導の定住牧畜民への技術支援対策 |
治安回復後に調整 | |
平成27年度 | ||
平成27年度 | ||
平成26年度 | 平成28年度 | |
平成28年度 | ||
ラオスにおける多様な非木材林産物は農家経済にとって高い有益性を持つ | 平成29年度 | |
平成29年度 | ||
平成27年度 | 平成30年度 |
外部評価者
各案件の追跡調査は、客観的な観点からの分析・評価を行うために、外部評価者を加え、各「主要普及成果」案件の担当者とともに実施することを基本とします。
外部評価者は、原則としてJIRCAS外部の学識経験者としますが、場合によっては当該プロジェクト関係者以外のJIRCAS内部の研究者を評価者とすることがあります。
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