ガーナ

ガーナ共和国(ガーナきょうわこく)、通称ガーナは、西アフリカに位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。東にトーゴ、北にブルキナファソ、西にコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はアクラ。(DBpediaより引用)

関連するJIRCASの動き

社会科学領域の小出淳司主任研究員が若手農林水産研究者表彰を受賞

社会科学領域の小出淳司主任研究員が、「小規模農家のための汎用性の高い農業経営計画モデルの構築」の業績により、令和4年度(第18回)若手農林水産研究者表彰を受賞しました。

ガーナ、ブルキナファソを対象とした営農計画策定支援プログラムBFMgh、BFMbfを公開

ガーナ、ブルキナファソの小規模農家による技術選択を含む意思決定を効率的に支援するための営農計画策定支援プログラムBFMghおよびBFMbfを開発し、公開しました。

関連する現地の動き

刊行物

広報JIRCAS (15)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 15 ( )

jircas15-_-.pdf4.29 MB

広報JIRCAS (14)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 14 ( )

jircas14-_-.pdf7.66 MB

広報JIRCAS (10)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 10 ( )

jircas10-_-.pdf3.92 MB

広報JIRCAS (9)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 9 ( )

jircas9-_-.pdf2.93 MB

JIRCASニュース(87)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, JIRCASニュース. 87 ( )

jircas_news-87_-.pdf2.98 MB

関連するイベント・シンポジウム

出張報告書

報告書番号 出張年月 国名 出張目的 関連プログラム
R06-0530 2025年03月 - 2025年03月 ガーナ 品種識別技術ワークショップ開催、サバンナ農業研究所(SARI)との打合せ
R06-0480 2025年02月 - 2025年02月 ガーナ ・ワークショップ開催、観測データの回収(アフリカ畑作システム)
・調査票調査の試行(TERRA Africa) 
R06-0410 2025年01月 - 2025年03月 ガーナ, タンザニア ・テクニカルコミッティーの開催(アフリカ稲作支援:ガーナ)
・ガイドライン会議、テクニカルコミッティーの開催、ガイドラインセミナーの開催、ほ場均平化調査(アフリカ稲作支援:タンザニア)
・水資源効率化対策モニタリング、マニュアルセミナー(アフリカ稲作システム)
・天水水田現況調査(アフリカ稲作システム)
R06-0546 2025年03月 - 2025年03月 ベトナム, カンボジア, ガーナ ベトナム国家宇宙センター(VNSC)での情報収集
カンボジア、プルサット州灌漑地区における地盤測定、水利組合への聞き取り調査
ガーナ、タマレでの研究計画の打ち合わせと現地圃場の視察
R06-0545 2025年03月 - 2025年03月 ベトナム, カンボジア, ガーナ 1.ベトナム国家宇宙センター(VNSC)での情報収集
2.プルサット圃場におけるデータ回収、現地調査
3.タマレにおける貯水池の視察、研究打ち合わせ

研究成果情報

  • ホワイトギニアヤムの早植えはイモの増収を可能にする(2024)

    ホワイトギニアヤムのイモ肥大は日長ではなく主に植え付けからの日数に依存するため、雨季開始初期の早植えにより乾季が始まる前にイモ肥大が完了する。これにより、通常よりも早い収穫とイモ収量の増加が見込める。雨季初めの不安定な降雨はイモ収量にほとんど影響しない一方、降雨開始の遅延に対応するために植え付けを遅らせることは、イモ肥大期の降雨停止による収量低下リスクを高める。

  • 乾燥サバンナのマメ科作物ではリン鉱石直接施用により化学リン肥料の代替が可能(2024)

    西アフリカの乾燥サバンナに広く分布する低肥沃土壌では、安価なリン鉱石粉はササゲ、ラッカセイ、ダイズに対して化学リン肥料と同等の効果があり、代替品として利用できる。特に、ダイズは最も高い施用効果が得られる。また、土壌型プリンソソルでは土壌型リキシソルよりも10%程度増収効果が高い。

  • 貯水灌漑技術と確率計画モデルを用いた小規模農家の所得変動リスク管理手法(2022)

    アフリカの小規模農家の多くは、不安定な天水作物生産に生計を依存しており、所得が変動しやすいが、ため池等を活用した灌漑の導入によって、生産性、収益性の安定化が期待できる。ガーナ北部を対象として構築した、ため池の利用条件、農家の経営条件、各種作物の収量、価格、費用の変動などを反映した確率的営農計画モデルを用いることで、農家が所得変動リスクに対処するための最適な貯水灌漑・作付を計画できる。

  • ため池への流入量を精緻に算出できるカーブナンバー推定モデル(2022)

    ため池からの越流水をかんがいに利用するには、降雨によりため池に流入する水量(流出量)を推計する必要がある。流域性状等から選択されるカーブナンバー(CN)の値に基づいて流出量を推計するカーブナンバー法において、回帰分析を用いてCN値を推定するモデルを適用することにより、流出量の精緻な算出が可能になる。

  • 非湛水管理による水稲栽培が群落内気温の日変化と収量に及ぼす影響(2020)

    熱帯の灌漑水田において、非湛水管理による水稲栽培が開花時刻(午前)の群落内気温と高温不稔に及ぼす影響は小さい。しかし、乾季の出穂期間中に非湛水管理を行うと、午後から夜間の群落内気温が上昇し、収量が低下する。

  • ガーナの河川氾濫原が畔のない天水条件でも生産性の高い稲作適地となる(2017)

    ガーナで未利用の河川氾濫原は、畦畔および灌漑設備のない天水条件においても、土壌炭素量の高い土地の選定と、欠乏する硫黄成分の施用を組み合わせることで、施肥窒素の利用効率に優れ、最大5.4 t ha-1の籾収量を実現する優良な稲作可耕地となる。

  • ガーナの農家が自ら実践できる自生植物の被覆による水田水利施設の補強技術(2017)

    水稲栽培の機運が高まっているガーナ内陸低湿地を対象に、コメの増収かつ安定生産の要となる用排水路や畦畔の地表面を自生植物で被覆する。これは、農家の技術水準および経済状況を考慮した施工工法で、持続的な維持管理が可能な補強技術である。

  • 氾濫低湿地で高位安定収量を示すイネ品種がある(2015)

    白ボルタ川上流域(ガーナ)の氾濫低湿地における天水直播水稲の収量は、河川からの距離で大きく異なり、かつ年次間変動も大きい。このような環境下でAmankwatia、Bodia、Sakai(いずれもガーナ在来品種)、IRBL9-W[RL] (日本-IRRI共同プロジェクト研究育成系統)は安定して相対的に高収量を示す。

  • アフリカ稲作振興のための土壌肥沃度改善技術マニュアル(2014)

    サブサハラ・アフリカにおけるコメ生産の増大には、土壌肥沃度の改善が重要である。このマニュアルは、この地域の稲作に適用可能な在来資材を用いた土壌肥沃度改善技術を、ガーナの2地域を試験対象地として実証し、取りまとめたものである。

  • アフリカ稲作におけるケイ素欠乏の実態とその要因(2013)

    アフリカの農家圃場ではケイ素欠乏値を示すイネが広範にみられ、土壌のケイ酸供給力不足、不安定な水条件をもつ稲作生態系、および窒素施用量の増加を要因として、ケイ素欠乏のリスクが高まる。

論文