タイ王国(タイおうこく、タイ語: ราชอาณาจักรไทย Ratcha Anachak Thai [râːt.tɕʰā ʔāːnāːtɕàk tʰāj])、通称タイ(タイ語: ประเทศไทย Prathet Thai [pràtʰêːt tʰaj] ))は、東南アジアに位置する立憲君主制国家。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国、通貨はバーツ、人口6,718万人、首都はバンコク。 国土は、インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占める。南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接する。マレー半島北部の西はアンダマン海、東はタイランド湾に面する。 2014年にプラユット将軍率いる国軍が軍事クーデターを起こし、憲法と議会を廃止し実権を掌握して以来、軍事独裁政権が継続している。 2016年10月13日、プーミポン・アドゥンラヤデート(プミポン)国王が崩御。枢密院議長であるプレーム・ティンスーラーノンが摂政に即位した。

(DBpediaより引用)

関連するJIRCASの動き

タイ国シーナカリンウイロート大学経済学部大学院ご一行が国際農研をご訪問

タイ国のシーナカリンウイロート大学経済学部大学院ご一行が国際農研をご訪問されました。

岩永理事長が国際農業研究協議グループ(CGIAR)のイネ研究プログラム(RICE-CRP)独立運営委員会に出席

2019年9月16日(月)~17日(火)に、RICE-CRP推進のための独立運営委員会がタイのバンコクで開催され、同委員会メンバーとして岩永理事長が出席しました。

関連する現地の動き

刊行物

広報JIRCAS (4)

国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS4

jircas4-_-.pdf3.86 MB

広報JIRCAS (3)

国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS3

jircas3-_-.pdf4.97 MB

Nutrient requirementes beef cattle in Indochinese Peninsula

The Working Committee of Thai Feeding Standard for Ruminant (WTSR) Department of Livestock Development Ministry of Agriculture and Cooperatives Thailand, マニュアル・ガイドライン

manual_guideline-_-.pdf3.28 MB

関連するイベント・シンポジウム

出張報告書

研究成果情報

  • タイ発酵型⽶麺の液状化は、麺をpH 4程度の酸性に保つことで抑制できる(2019)

    タイ発酵型米麺の液状化は細菌による澱粉分解に起因し、麺のpHが6以上になると誘発されるが、pH 4程度に保つことで抑制される。液状化の抑制には、製麺後の発酵型米麺および原料である発酵米粉がpH 4程度の酸性であることの確認や、製麺工程で麺の洗浄に用いる水を酢酸等の食用可能な有機酸によりpH 4程度に調整することが推奨される。

  • 東南アジアにおける肉牛からの消化管発酵由来メタン排出量の推定(2018)

    東南アジアにおける肉牛からの消化管発酵由来メタンの排出量と変換係数は、飼料摂取量、飼料の化学成分と飼料消化率から推定できる。メタン排出量の推定に利用されているメタン変換係数の東南アジア肉牛での値は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による既定値よりも高い。

  • キャッサバパルプは肉牛用飼料に適し、成分の季節・工場間変動も小さい(2018)

    タイ東北部のキャッサバデンプン抽出工場から排出されるキャッサバパルプの化学成分の工場や季節による変動は比較的小さく、これを飼料中50%(乾物ベース)まで混合した飼料を肉用牛に給与した場合、良好な増体成績を得られる。

  • インドシナ半島の発酵型米麺のタンパク質分解と特徴的なテクスチャの関連性(2016)

    インドシナ半島で生産、消費される発酵型米麺では、原料米のコメ貯蔵タンパク質の一部が選択的に分解を受けることで、伸展性に優れたテクスチャとなる。発酵させない場合、麺のゲルの破断点となる構造がタンパク質により形成されるため、伸展性に乏しい。

  • タイ東北部の砂質土壌における炭の添加は、チークの成長を向上させる(2016)

    タイ東北部の砂質土壌に炭を添加することにより、保水性が改良されるばかりでなくリンの吸収が促進され、チーク苗の根の成長が促進される。

  • アセアン国別食料需給モデル作成・運用マニュアルによる成果の普及(2016)

    アセアン加盟各国を対象として食料生産・消費の中期予測を行うための非均衡モデルを作成・運用するためのマニュアルを作成し広く公表する。マニュアルは、モデルの作成法を基礎的な計量経済学の概念と共に示し、モデルの理解・作成・運用に寄与する。

  • サトウキビ野生種を利用しタイで共同育成したサトウキビ新品種(2015)

    新品種としてタイで登録されたサトウキビ3品種「TPJ03-452」、「TPJ04-713」、「TPJ04-768」を、サトウキビ野生種との種間交雑を利用して育成した。「TPJ03-452」と「TPJ04-768」は、砂糖収量は普及品種と同程度で繊維収量は多い。「TPJ04-768」は、厳しい乾季を持つ東北タイでも株出し栽培における収量減が少ないため、多回株出し栽培が期待される。

  • タイ伝統発酵食品データベースの構築(2015)

    タイの伝統発酵食品を原材料に基づき分類し、特徴、製造方法、栄養情報および画像を整理し、データベースを構築してインターネット上に公開した。

  • タイ産の高い塩分耐性を持つ新規ジュズモ属緑藻によるウシエビの生産性向上(2015)

    東南アジアで重要な養殖対象種であるウシエビとジュズモ属緑藻(未記載種)を混合養殖する技術を開発した。ジュズモ属緑藻はウシエビの排泄物や残餌から生じる栄養塩類を摂取し成長するとともにエビの餌となることから、混合養殖により生産性を向上させることができる。

  • タイ、ラオスの淡水魚発酵調味料の品質に影響する塩分濃度と発酵期間の重要性(2014)

    タイ、ラオスに共通する淡水魚発酵調味料の塩分濃度、pH、乳酸含量には地域性がある。製品中の主要乳酸菌種は、塩分が10%より高い製品では耐塩性乳酸菌、それより低い製品では乳酸桿菌となる。主に乳酸桿菌を含む製品で乳酸含量が高い傾向が見られる。うま味成分のグルタミン酸含量は発酵の経過に伴い増加する。

  • バジル類の抗酸化性および総ポリフェノール含量は調理法により変化が異なる(2012)

    バジル類の抗酸化性及び総ポリフェノール含量は、油炒め調理や蒸し調理により増加する。ゆで調理では、ゆで汁中に成分が溶け出すため、野菜中の抗酸化性および総ポリフェノール含量は減少する。

  • 東北タイにおけるチーク植栽土壌適地図の作成(2012)

    農家がタイ国東北部で有用郷土樹種チークを植栽する際に、その後の成長を大きく左右する土地の潜在的な適性度を知ることができる地図と代表的土壌写真をセットにしたチーク植栽土壌適地図帳を作成した。

  • 気候変動下の蒸発散量の変化がメコン川下流域のコメ市場に与える影響と生産余力(2011)

    メコン川下流域を対象とする気候変動の影響の分析が可能なコメの需給モデルを用いて、気候変動が、メコンデルタ地域のコメ生産量を減少させることを示し、また、灌漑開発計画とモデルで推定された作付面積の比較により、メコン川下流域4カ国各県各地域の生産余力を示した。

  • タイ在来野菜ゆで汁により抗酸化性を付与した加工米飯(2010)

    バジル等の野菜・薬草等の熱水抽出物を用いて炊飯することにより、米飯に抗酸化性や風味・色などを付与することができる。抗酸化性を付与した加工米飯をレトルト包装した製品や、様々な風味の米飯フライ加工品を製造することができる。

  • インドシナ半島地域における肉用牛飼養標準と飼料資源データベース(2010)

    インドシナ半島熱帯地域に特有な在来種及びブラーマン種肉用牛のエネルギー及びタンパク質要求量に基づいた肉用牛飼養標準と、同地域固有の飼料資源の一般成分及び栄養価を収載した飼料資源データベースである。飼料設計を支援するためのソフトウェアが添付されている。

  • カビ酵素に代わり得るセルロース系バイオマス分解酵素の開発(2010)

    好熱嫌気性細菌由来のセルロソームとβグルコシダーゼの組み合わせで、セルロース分解能を飛躍的に向上できる。本酵素の組み合わせによりアンモニア処理稲わらを91%の高効率で分解でき、世界のバイオマス分解の主流技術であるカビ酵素に代わり得る糖化技術となる。

  • 東北タイ農民による節水野菜栽培技術指針(2010)

    農民参加型手法により、土壌水分を活用した野菜の節水栽培法の技術指針を策定した。東北タイの乾期でも、土壌水分を活用することで多種野菜を栽培することができる。

  • タイ国で収集したエリアンサス属植物遺伝資源の特性評価と分類(2010)

    タイ国で収集したエリアンサス属植物の遺伝資源は、形態や開花期、乾物生産等の農業特性において多様な変異を示す。これらは、Erianthus procerusおよびE. arundinaceus の2種を含み、E. arundinaceus についてはさらに3つの類型に分類できる。

  • 東南アジアの集約的養殖汽水エビから薬剤耐性菌を検出(2010)

    東南アジアで集約的養殖されたウシエビおよびバナメイエビに付着した薬剤耐性菌の分布実態を調査したところ、いずれにも薬剤耐性菌が検出され、多剤耐性菌もみられる。薬剤耐性菌の分布はエビへの抗生物質の投薬歴を反映していると考えられる。

  • 早生樹林を郷土樹種の森へ転換するには小面積皆伐が有効(2010)

    明瞭な乾期のある熱帯モンスーン地域において、早生樹林を郷土樹種の森林へと転換する造林手法を検討した。成熟した早生樹林で小面積皆伐を行い、郷土樹種を植える方法が郷土樹種の成長にとって最も有効である。

  • 食品中の血糖値上昇抑制物質1-デオキシノジリマイシンの高感度定量法(2009)

    東アジア・東南アジアにおける伝統食品等に含まれ、食事後の血糖値の上昇を抑制する1-デオキシノジリマイシンは、高速陰イオン交換クロマトグラフィー・パルス電流検出法(HPAEC-PAD)を用いて、従来法より簡便に定量することができる。

  • 大メコン圏における経済統合が農業に与える影響評価と貧困解消を実現するための政策提言(2009)

    大メコン圏の国境周辺地域の比較事例研究を通じて、農業分野の経済統合が、産地形成の進展、雇用機会の増大等により貧困解消に寄与している一方、競争激化により作目転換等を強いられている地域が存在し、激変緩和のための関係国間の政策調整が必要である。

  • 前作にクロタラリア類を栽培すると東南アジアのトウガラシのネコブセンチュウ被害は大きく軽減できる(2008)

    タイなどの熱帯地域において香辛料の原料として重要なトウガラシ(英名chili)で広がっているサツマイモネコブセンチュウの被害は、クロタラリアとの輪作により軽減できる。

  • 東北タイの塩類集積地域における持続的地下水利用可能量マップ(2008)

    東北タイのBan Phai流域を例として、地下水流動モデル構築のための調査を実施し、分布型地下水流動シミュレーションにより持続的な地下水利用可能量マップを作成した。

  • 東北タイの砂質傾斜農地における表面流出の発生メカニズムとため池の水位(2008)

    東北タイコンケン近郊の砂質傾斜農地における表面流出は、粘土層の上にある砂質土層が飽和状態になった時発生し、ため池の水位上昇と強く関連している。

  • タイ東北部における在来種育成牛の維持蛋白質要求量(2008)

    タイ東北部における在来種育成牛維持に要する飼料中粗蛋白質含量は6.1%以下、粗蛋白質摂取量は4.38 gCP/kgBW0.75である。この要求量は、欧米系の肉牛(NRCの維持蛋白質要求量:飼料中含量7.2%、摂取量5.67 gCP/kgBW0.75)に比べ低い値である。

  • 栽培時期等の調節によるタイ在来野菜の抗酸化性向上(2008)

    タイの在来野菜20種の抗酸化活性は栽培時期により変動し、乾期作では暑期作に比べ抗酸化活性が高まる。バジル類では、遮光または水ストレスを与える処理により抗酸化性が低下する。栽培時期等を調節することにより抗酸化性を向上させることができる。

  • 早生樹と組み合わせた効率的な郷土樹種の育成(2008)

    郷土樹種Hopea odrataタガヤサンSenna siamea)と組み合わせて植栽することで生存率・成長量ともに最も高くなり、効率的に育成することができる。早生樹とHopea の成長はトレード・オフの関係であり、ユーカリアカシアのような特に成長の早い早生樹でも適切な間伐を行い十分な光環境を確保すれば、Hopea を十分に育成できる。

  • 複合経営のためのため池の水利用計画ツール(2007)

    ため池を利用して複合経営を実践するには、数か月先を見越した水利用計画を立てる必要がある。経験のない農家が各自のため池の水量、乾季中の水の蒸発量、経営規模に応じた野菜や家畜の水消費量を簡単に読み取って複合経営が計画できる、円盤状の農家向け水利用計画ツールを作成した。

  • タイにおけるブラーマン種成去勢牛の維持エネルギー要求量(2007)

    タイにおけるブラーマン種成去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は457 kJ/kgBW0.75であり,代謝エネルギーの生産時における蓄積利用効率は57.4%である。これは,日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量の470 kJ/kgBW0.75とほぼ同様の値である。

  • 食品中のγ―アミノ酪酸(GABA)の簡易迅速定量法の開発(2007)

    γ―アミノ酪酸(GABA)アミノ基転移酵素の作用を活用し、96穴マイクロプレートを利用して測定できるGABAの簡易迅速定量法を開発した。本法を用いることにより多検体の食品中のGABA含量を短時間かつ低コストで測定できる。

  • タイ北部の伝統大豆発酵食品トゥア・ナオから分離される納豆菌の遺伝資源としての有用性(2007)

    タイ北部の大豆発酵食品トゥア・ナオThua Nao)から分離される納豆菌(Bacillus subtilis (natto))は、日本の納豆製造用菌株と比べて遺伝的多様性に富み、アミラーゼ活性、ズブチリシンNAT活性、粘物質生産能などが顕著に高い菌株が見出される。

  • 低投資・環境共生型ウシエビ・海藻混合養殖技術の開発(2007)

    東南アジア諸国に多い小規模・零細エビ養殖業者も適用可能な低投資環境負荷の少ない安定したウシエビ養殖技術の開発を目指し、数種の海藻類との混合養殖実験を行った。シオグサ科植物およびクビレズタとの混合養殖は、エビの投餌量や養殖池環境維持費の削減を可能にし、従来の養殖法よりも生産効率を向上させた。

  • アジア開発途上地域の農業技術開発目標の重要度(2006)

    アジア開発途上地域の農業研究者、普及職員及び農家の間には、農業技術の開発目標の重要度や、技術開発目標の達成により期待される効果の認識に差がある。特に農業経営・技術普及に関する研究については、貧困解消への寄与が農家から期待されており、この分野の研究成果を農業技術政策へ反映させる努力が、研究開発への信頼醸成のために重要である。

  • タイ東北部における在来種去勢牛の維持エネルギー要求量(2006)

    タイ東北部における在来種去勢牛維持に要する代謝エネルギー要求量は, 477 kJ/kgBW0.75である。これらは日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量の470 kJ/kgBW0.75とほぼ同様の値である。

  • キャッサバパルプを用いた効率的な燃料エタノール生産技術の開発(2006)

    アルコール発酵用実用酵母の細胞表層にアミラーゼを提示させたアーミング酵母を開発し、この酵母を用いてキャッサバデンプン産業副生物のキャッサバパルプを原料としてエタノール生産を行ったところ、キャッサバパルプの主成分であるデンプンの分解と発酵が同時に進行し効率的にエタノールが生産された。

  • タイの市販オオバンガジュツにおける機能性ポリフェノール含量の季節変化(2006)

    タイ国内の市場を流通するオオバンガジュツでは、主要な4つの機能性ポリフェノール成分の含量に一定の季節変化が観察される。その主な原因は、土中保留中におけるポリフェノール成分ごとの一定方向への含量の増減である。

  • タイ国コンケン県における農業生産に関わる窒素循環の1990年から2000年への変化(2005)

    東北タイのコンケン県における窒素循環の1990年と2000年の比較を行ったところ、農地における窒素収支は-23 kgN/haの収奪から+10 kgN/haの蓄積に変化した。これは、化学肥料施用量と作物残渣還元量の増加によるものである。一方、家畜糞尿投入量が減少しており、有機物よりも化学肥料により、農業生産が支えられる変化が起きている。

  • サイレージ用乳酸菌PS1-3株の実用化とその発酵品質改善効果(2005)

    タイ国内のサイレージから分離・選抜した乳酸菌PS1-3株を実用化するため、安価な大量培養法を考案して乾燥菌体顆粒を調製した。また、適正添加量を安価に確保するため、この顆粒からの簡易な生菌数増殖法を考案した。この増殖菌体を添加して調製したサイレージの発酵品質は顕著に改善された。

  • タイ東北部におけるサトウキビサイレージの肉牛用飼料としての利用(2005)

    タイ東北部においてサトウキビ(株出し6ヵ月)サイレージの可消化養分総量は49.6%(乾物あたり)であり、本サイレージと本地域の飼料資源を用いることにより、肉牛生産ができる。一般的な暖地型牧草に比べ生産性が高くサイレージ適性に優れることから、肉牛飼養規模の拡大ができる。

  • ヒハツモドキの成分ピペリンによる貯蔵穀物害虫の発育阻害(2005)

    ヒハツモドキ(Piper retrofractum)など多くのコショウ属植物に含まれるピペリンコクゾウムシココクゾウムシ及びコクヌストモドキの発育阻害する。

  • 生態系機能を利用した持続可能な循環型養殖システムモデル(2005)

    持続可能なエビ養殖に果たす底生生物の役割を明らかにするとともに、生態系の生産機能と浄化機能を利用した環境にやさしい循環型養殖システムのモデルを開発した。

  • ウシエビと海ぶどうの複合養殖(2005)

    汽水産エビ類の低投資持続的複合養殖技術の開発を目指し、ウシエビ(Penaeus monodonと食用緑藻類のひとつである海ぶどう(クビレズタ:Caulerpa lentillifera)の混合飼育を行った。海ぶどうは高い水質浄化能力(溶存栄養塩吸収能力および物理ろ過能力)を持つばかりでなく、エビ鰓への付着生菌数を減少させ、飼育水中の生菌数を安定させ、エビ類に隠れ家を提供した。加えて、海ぶどうは高い成長率を示し、施肥を必要としなかった。

  • 東北タイ農村における所得増加に対する農民意識と情報入手手段(2004)

    家族内を中心とする限定的な情報入手手段への依存が強い農村では、自家内での個別的経営努力に対する評価が高いのに対し、農民グループによる主体的情報収集手段を持つ農村では、技術に対する評価・期待が高い。

  • 東北タイ・天水農業地域における水文立地解析モデルの開発(2004)

    東北タイ・コンケン周辺地域を対象に、日雨量を入力データとして小流域の水文過程を再現するシミュレーションモデルを構築した。このモデルに米収量推定モデルを結合することによって、流域内における面的な米収量の推定が可能である。

  • 東北タイにおける臭素を用いた不飽和帯での土壌水の追跡(2004)

    地表に散布した臭素を100mLコアと遠心分離器を用いて回収し、その濃度分布から土壌水を 追跡する方法を東北タイの試験地に適用し、土壌面蒸発量や降水の浸透量を解析した。

  • 地表水のラドン濃度測定のための簡便な濃縮装置の開発と応用(2004)

    途上国でも設置可能な濃縮装置により、地表水ラドン濃度を容易に測定することができ、地下水の湧出地点の特定などに応用できる。

  • シトロネラオイルによるコクゾウムシ及びカビの防除(2004)

    熱帯のイネ科植物シトロネラグラス(Cymbopogon nardus精油に含まれるテルペン類コクゾウムシ及びカビの発生を抑制し、穀物貯蔵に利用できる。

  • 熱帯のサイレージ醗酵に適した優良乳酸菌(2003)

    タイ国で良質サイレージを調製するための乳酸菌を熱帯対応型改良パウチ法を用いて検索し、高温(45 °C)下に速やかに増殖して多量の乳酸を生成する優良乳酸菌株を分離した。分離株は少ない菌接種量でも共存する酵母コリ型細菌の影響をあまり受けず、接種量を増やすと乳酸量が増大し、共存他種微生物の生菌数を低下させた。

  • 貯蔵食品害虫の天敵、ホウネンカメムシ(Joppeicus pradoxus)の捕食生態(2003)

    捕食性カメムシの一種であるホウネンカメムシJoppeicus pradoxusは、コクヌストモドキ等の貯穀害虫の捕食量が大きく、貯穀害虫の天敵として有望である。

  • マングローブ汽水域の浄化機能の解明(2003)

    エビ養殖池マングローブ植林池との間で水を循環させるシステムは、底泥中のリンの増加を抑え、環境負荷低減する。

  • 熱帯対応型サイレージ乳酸菌を評価するための実験モデル(2002)

    長さ約2cmに切断し、乾燥した後に高圧蒸気滅菌した熱帯牧草ネピアグラス(水分および糖含量を調整)の一定量をプラスチック袋に入れ、酵母およびコリ型細菌評価すべき乳酸菌とを接種してから密封して培養する簡易なサイレージ醗酵実験モデル(改良パウチ法)は、タイでのサイレージ調製用乳酸菌を評価するための手法として有効である。

  • 香り米における香り成分の生成と水ストレスによる変動(2002)

    タイの香り米(Khao Dawk Mali 105)に含まれる香り成分である2-アセチル-1-ピロリンは、水分ストレス応答物質であるアミノ酸プロリンから生成している。圃場試験において、開花後の水ストレスにより香り成分を増加させることが可能である。

  • タイ土着食用植物の抗変異原性と活性成分(2002)

    タイ土着食用植物ミクロメラム・ミヌタムモクコチョウハマネナシカズラインドセンダン及びリステア・ペティオラータは強い抗変異原性を示す。ミクロメラム及びモクコチョウに含まれる抗変異原活性成分はそれぞれ,マハニン及びバイカレインである。両物質は他に抗菌活性がん細胞増殖抑制効果等を示す。

  • 自然立地的要因に基づく東北タイ・コンケン周辺地域の農業適地評価と土地利用現況の比較(2001)

    東北タイ・コンケン周辺地域を対象に、土壌図・地形図等の主題図を用いて自然立地的要因に基づく農業適地評価を行い、衛星データから判別される土地利用と比較することによって、土地利用の実態や適合性を面的・定量的に把握できる。

  • 東北タイ砂質土壌での硬盤層破壊による土壌保全と作物根域拡大(2001)

    東北タイの砂質土壌畑作地帯における主要作物のサトウキビの圃場では、大型トラクタによる頻繁な耕起によって一般に硬盤層が形成される。この硬盤層の一部をサブソイル耕で破壊すると、雨期中の透水性が向上するため土壌流亡が軽減され、土壌深部への根系の発達が促される。

  • エリアンサス属植物の飼料作物育種素材としての生育特性(2001)

    エリアンサスは耐湿性が高く、深い層にまで達する根系により乾期の下層土壌水の利用が可能となり、植え付け2年目にはネピアグラスに匹敵する乾物生産能を示し、特に低窒素施肥条件土壌pHが低い条件で生育が優れる傾向にある。

  • サトウキビの部分深耕同時施肥・植付機(2001)

    東北タイの砂質土壌におけるサトウキビ栽培における低コスト省エネルギー化を図るために、サブソイラーと施肥・植付機を結合した部分深耕同時施肥・植付機を開発した。これにより、サトウキビの耕起から植付けまでの作業工程を簡略化でき、耕起・植付作業の燃料消費量作業時間を削減できる。

  • サトウキビにおける植物内生菌による窒素固定(2001)

    タイで栽培されているサトウキビは、植物体中全窒素の約2~3割の窒素を窒素固定によって獲得することができる。

  • 東北タイの天水田稲作地帯における乾田直播栽培の適用性(2001)

    東北タイ天水田稲作地帯において、乾田直播栽培の導入が移植労力の不足と 降雨の不安定性を克服する手段として効果的であり、移植稲並の収量を得ることがで き、また不耕起と組み合わせることによる一層の省力化が期待できる。

  • 東北タイ天水田における畦畔漏水防止技術(2001)

    東北タイ天水田地帯において土壌保水力を向上させるためには、止水シートの挿入、または土壌固化剤(マグネシア系固化材)による畦畔造成が有効であり、土壌浸食防止漏水抑制の効果が高い。

  • 東北タイ天水田土壌では含水比が20%であると水稲は出芽し、雑草は抑制される(2001)

    砂質土壌の多い東北タイ天水田土壌で乾田直播を行う場合、土壌含水比が20%であると水稲カオドマリ-105の出芽には影響を与えずに、カヤツリグサ科雑草の発生を抑制できる。

  • タイ東北部におけるホルスタイン種乾乳牛のエネルギー要求量(2001)

    タイ東北部のホルスタイン種乾乳牛では、エネルギー出納は大豆粕の給与(CP)水準が高くなるに従いエネルギー蓄積量が増加する。乾乳牛の維持に要する代謝エネルギー(ME)要求量は409KJ/BWKg0.75である。

  • タイ国コンケン県における農業生産に関わる窒素循環(2000)

    東北タイのコンケン県において求められた農業生産に関わる窒素フローから、農地における窒素収支は-40kg/haと見積もられる。農地に還元される窒素量が34kg/haあるが、還元されない窒素量も58kg/haであり、これらの未還元有機物資源を農地へ効率的に還元することにより、窒素収支の適正化が期待できる。

  • 東北タイ緩斜面畑地におけるアレイクロッピング技術(2000)

    東北タイ緩斜面畑地においてアレイクロッピングに用いる樹種としては、ギンネムが適している。熱帯モンスーンの降雨に支配される樹木生育パターンからみて、緑肥として用いるための適正な刈込み間隔としては年3回、樹木間における作物の生育及び栽培管理上からみて、適正な並木間隔は20mである。

  • 下層土破砕処理による畑地土壌水分の有効利用技術(2000)

    東北タイ緩斜面畑地において、サブソイラにより深さ50~60cmの下層土破砕処理を行うことにより、雨期の斜面流去水を土壌深層に蓄えることができ、土壌水分を増加させるとともに、土壌硬度を減少させて、作物生育を促進することができる。

  • 東北タイ砂質畑地帯における不耕起栽培の適用性(2000)

    東北タイ砂質畑地帯において、不耕起栽培土壌浸食防止雑草発生の抑制および土壌水分の保持に有効である。不耕起栽培における作物の出芽と生育は雨期、乾期ともに耕起栽培におけるより優れている。

  • 東北タイ畑地優占雑草に対する機械除草の効果(2000)

    東北タイの畑地帯で優占している雑草、ハシカグサモドキの防除には、管理機により作物条間のロータリ耕を行う機械除草の効果が高い。雑草防除に必要な除草回数は、作物の種類により異なり、初期生育速度が大きい作物ほど少ない。

  • 脂肪細胞への分化抑制効果を示す大豆発酵食品中の生理機能性成分(2000)

    タイのタウジャオ(みそ様発酵食品)醤油腐乳日本の味噌などの大豆発酵食品に含まれる物質1-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-β-カルボリン-3-カルボン酸(MTCA)は、脂肪細胞への分化を抑制する。MTCAの含量を定量することにより脂肪細胞への分化抑制活性を推定することができる。

  • エビと二枚貝の混合養殖による有機汚濁物質の軽減(2000)

    ウシエビ(ブラックタイガー)養殖によって排出される有機汚濁物質を減少させ、疾病の発生を抑制する方法としてウシエビとミドリイガイとの混合養殖は有効である。

  • 根系分布からみた熱帯アジアの陸稲の水ストレス高感受性(1999)

    熱帯アジアの陸稲根系分布が一般に浅く、水ストレス下においても深層の根長密度が増加せず、根長あたりの水吸収速度も高まらないため、水ストレスに対して感受性が高い。燐酸施肥は深層での根の形成を促進し、水吸収を高める。

  • 精米からのインディカ品種判別法(1999)

    精米ゲル結合水の離水を利用した精米一粒からの簡易なDNA抽出法を開発し、マイクロサテライトマーカーを利用した品種判別法と組み合わせることによって、精米での混米の判別が可能である。

  • タイ国東北部における在来反芻家畜の消化特性とエネルギー要求量(1999)

    タイ在来種牛沼沢水牛のような在来の家畜は大豆粕などのような蛋白質の補給がない場合でも、粗蛋白質含量が3%程度と低い粗飼料を効率良く消化できる。また、基本的な生体機能を維持するために必要なエネルギー量が低い。そのため、粗蛋白質含量の低い飼料を有効に利用した飼養管理が可能である。

  • タイ産ショウガ科食用植物に含まれる抗変異原成分の単離・同定(1998)

    熱帯産食用植物の生理機能性について調査を行い、2種類のタイ産ショウガ科食用植物フィンガールート(Bosenbergia pandurata Sch1.) 及びガランガ(Languas galanga)に強い抗変異原性があることを見出し、有効成分を単離し構造を推定した。

  • アズキ近縁野生種におけるアズキマメゾウムシ抵抗性系統の発見(1998)

    東南アジアに分布するアズキ近縁野生種のアズキマメゾウムシの食害抵抗性を検定したところ、Vigna hirtella V. trinerviaV. umbellata においてアズキマメゾウムシの食害に対して抵抗性を示す系統が発見された。

  • カンキツグリーニング病の抗血清診断法(1997)

    り病カンキツ葉中肋酵素処理して、し部組織を取る。その組織を磨砕・分画遠心後、最終沈殿をNaCl溶液(中肋重量の40倍濃縮)に懸濁する。この試料1滴を、本病原菌抗血清1滴に滴下する。この微滴法によって、明瞭な陽性診断ができる。

  • タイの畑地土壌からの亜酸化窒素発生量の推定(1997)

    熱帯にあるタイにおける作物栽培期間中に畑地土壌から発生する亜酸化窒素施用窒素に対する比は0.08-0.48%であり、温帯と大差がなかった。

  • コラップス土の力学的特性の解明と定量化手法の開発(1997)

    東北タイに分布する土を対象として、コラップス土の力学的特性を三軸圧縮試験、圧密試験および加圧板試験を行いて明らかにした。また、不飽和土を対象とし、二つのサクション効果を考慮した弾塑性モデルを用いて、コラップス量を定量化する手法を開発した。

  • リョクトウの鉄欠乏耐性品種の特性評価(1997)

    リョクトウには、鉄欠乏に対する耐性に大きな品種間差があること、および鉄欠乏耐性品種は感受性品種にくらべ高い倍地の酸性化能を持っていることを明らかにした。これらの耐性品種を用いることでアルカリ土壌における鉄欠乏問題を回避できる。