国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS

マレーシア

マレーシア(マレー語: مليسيا、英語: Malaysia)は、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする連邦立憲君主制国家で、イギリス連邦加盟国である。タイ、インドネシア、ブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接する。ASEANの一員。 (DBpediaより引用)

関連するJIRCASの動き

日本マレーシア協会との協定を締結

令和元年7月3日(水)に日本マレーシア協会との協定書「パームヤシの古木を原料とした生物発電原料の製造を目的とした連携・協力」を締結しました。

マレーシア農業研究開発研究所(MARDI)ご一行が訪問されました

マレーシア農業研究開発研究所(MARDI)ご一行の国際農研訪問

2月21日に、マレーシア農業研究開発研究所(MARDI)ご一行が、国際農研を訪問されました。

関連するイベント・シンポジウム

研究成果情報

  • 健全な種子生産を維持するためのフタバガキ科林業樹種の択伐基準の改善 (2016)

    フタバガキ科4林業樹種について、種子の父性解析から得られた花粉散布・開花量のパラメータを用い、択伐後の他家受粉の減少量をシミュレーションにより推定した。その結果によれば、材密度が高い非早生樹種では他家受粉が大きく減少し健全な交配が維持できないため、択伐の伐採基準を現行よりも厳しくすることが望ましい。

  • アセアン国別食料需給モデル作成・運用マニュアルによる成果の普及 (2016)

    アセアン加盟各国を対象として食料生産・消費の中期予測を行うための非均衡モデルを作成・運用するためのマニュアルを作成し広く公表する。マニュアルは、モデルの作成法を基礎的な計量経済学の概念と共に示し、モデルの理解・作成・運用に寄与する。

  • マレーシア半島地区における林業種苗配布区域の設定手法 (2014)

    東南アジア熱帯雨林において林業用種苗の地域間移動に制限が設けられていない。そこで、マレー半島に分布する林業樹種の遺伝的変異のパターンを明らかにし、科学的根拠に基づいた地域間の遺伝的な違いを考慮した林業種苗配布区域を設定する手法を提示する。

  • オイルパームからプラスチック原料に有望なp-ヒドロキシ安息香酸を抽出する (2014)

    オイルパームから亜臨界水抽出によってプラスチック原料に有望なp-ヒドロキシ安息香酸等の低分子量フェノール性物質を抽出する最適条件と部位別の収率を示す。種子殻や葉柄はp-ヒドロキシ安息香酸の抽出原料として評価できる。

  • マレーシアにおけるハイガイ養殖の生産阻害要因 (2014)

    近年マレーシア半島西岸のハイガイ漁場で顕在化している、稚貝発生量の減少および養殖過程での大量死の要因を把握する。稚貝発生量減少は、過度の有機物負荷に伴う還元的環境が貝の性成熟不良を招いたことが原因であると考えられる。一方、大量死は、大量出水に伴う環境変化が貝の摂餌不良・栄養吸収阻害を引き起こしたことによる衰弱が主因であると判断される。

  • オイルパーム幹からのバインダーレスパーティクルボードや圧縮板の製造 (2013)

    未利用であるオイルパーム幹を用い、原料粉末のみの熱圧締によるバインダーレスパーティクルボードや圧力と熱をかけて密度を高めた圧縮板が製造できる。実用化されれば、新規原料が天然林資源の代替となり、既存産業を衰退させず天然林を保護することへ貢献する。

  • 飛翔力の強い甲虫媒のフタバガキ科樹種が健全に種子生産できる択伐基準 (2013)

    JIRCASが開発した繁殖モデルを適用し、現地でバラウと呼ばれ低地フタバガキ林に生息する飛翔力の強い甲虫媒の有用樹について、熱帯樹木の択伐基準を考慮する際に重要な自然交配が可能になる花粉散布パターンを決定した。飛翔力の弱いアザミウマ媒の有用樹レッドメランティよりも送粉効率が高く、択伐基準はレッドメランティよりも緩和できる。

  • マレーシア半島セランゴール沿岸における麻痺性貝毒原因プランクトンの発見 (2012)

    麻痺性貝毒はヒトに重篤な食中毒被害をおよぼし、その予察防除は食品安全上の重要な課題である。貝を毒化させるプランクトンを調査したところ、ハイガイ養殖の中心漁場で、その原因プランクトン2種の遊泳細胞および1種の休眠胞子の分布が初めて明らかになる。今後、ハイガイ養殖の安定化に向けて、同漁場での貝毒モニタリング体制の確立が必要である。

  • 健全種子を生産し更新を確保するための熱帯有用樹種セラヤの繁殖特性 (2011)

    マレーシアの丘陵フタバガキ林の優占種で主要な林業樹種であるセラヤについて、一斉開花時に遺伝子解析によって種子の父親を決定した。繁殖モデルを開発して同樹種の花粉散布距離の短さおよび小径木の花粉生産性の低さを明らかにした。これらをもとに健全な交配により生存力の高い種子を確保し更新を維持するための択伐技術を提案した。

  • 広大なマングローブ域は回遊する有用魚類幼魚の餌場として重要な役割を果たしている (2011)

    フエダイ類の幼魚はマングローブ沿岸域に加入し,成長とともにマングローブ域で生産される餌料への依存を強める。一方、コニベ類幼魚ではマングローブ奥部から沿岸域に移動する。大規模なマングローブ域における餌料の供給と複雑な水路の広がりが水産有用魚類の再生産にとって非常に重要である。

  • 熱帯汽水域の最重要養殖魚チャイロマルハタ幼魚の資源評価および漁獲管理 (2011)

    熱帯において最重要養殖魚のチャイロマルハタは、汽水域に生息する幼魚を種苗として漁獲している。漁獲実態および生物学的解析により同魚の現状は乱獲傾向にあること、漁獲努力量を減らすことで資源管理効果を飛躍的に高めることが明らかとなった。