マレーシア

マレーシア(マレー語: مليسيا、英語: Malaysia)は、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする連邦立憲君主制国家で、イギリス連邦加盟国である。タイ、インドネシア、ブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接する。ASEANの一員。(DBpediaより引用)

関連するJIRCASの動き

SATREPSパームトランクの技術成果「PALM LOOP」が大阪・関西万博の内装材に採用

2025年大阪・関西万博におけるパナソニックグループのパビリオン「ノモの国」では、SATREPSパームトランクプロジェクトの技術成果である「PALM LOOP®」が、来賓応接室の内装部材として採用されています。

マレーシア最大の農業展示会「MAHA 2024」に国際農研の研究成果を出展

令和6年9月11日(水)~22日(日)、マレーシア農業、園芸&アグロツーリズム展示会「MAHA2024」が開催され、過去最高の来場者数となる約551万人が来場しました。国際農研は、カーボンリサイクルプロジェクトから、微生物糖化技術を用いた農作物残渣のアップサイクルについて紹介しました。

刊行物

広報JIRCAS (11)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 11 ( )

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JIRCAS Newsletter(89)

Japan International Research Center for Agricultural Sciences, JIRCAS Newsletter. 89 ( )

jircas_newsletter-89_-.pdf2.95 MB

JIRCASニュース(89)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, JIRCASニュース. 89 ( )

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広報JIRCAS (6)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 6 ( )

jircas6-_-.pdf4.63 MB

JIRCASニュース(87)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, JIRCASニュース. 87 ( )

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関連するイベント・シンポジウム

出張報告書

研究成果情報

  • 熱帯樹木チークの葉のクロロフィル量は成長速度の指標になる(2024)

    チークは熱帯林の重要な木材資源で市場価値が高く安定した供給が求められるが、同一の人工林内でも個体間で成長の差が大きい。チークの葉のサイズや窒素量などの特性は同じ林内の個体間で差が大きく見た目も異なるが、葉のクロロフィル量は個体の直径や樹高成長速度と相関がみられ、成長の指標となる。

  • フタバガキ科樹木ポット苗の葉の特性から土壌乾燥への応答性を予測(2024)

    東南アジアの重要な木材資源であるフタバガキ科樹木8種のポット苗において、土壌乾燥への応答性と葉の水利用特性には種間差が認められる。葉の特性は、種多様性が高いフタバガキ科樹種において、乾燥応答の簡便な指標になり、気候変動に適応的な有用樹種の探索に活用できる。

  • 降雨による滞水はオイルパームの幹上部での遺伝子発現を変動させる(2023)

    約2年間にわたって時系列に得たオイルパーム成木の幹及び葉の遺伝子発現動態を解析したところ、短期的な大量の降雨時に、幹においてのみ遺伝子発現動態に大きな変動が生じる。この大きな変動は低酸素応答やエチレン応答に関する遺伝子群であり、これらの遺伝子群は滞水によって生じる典型的なストレス応答である。滞水していない幹上部で発現していることから、オイルパームは滞水に脆弱であることが示唆される。

  • フタバガキ科樹種Shorea leprosulaの成長特性の地域個体群間差(2022)

    異なる産地の個体を共通の環境で栽培して特性を評価するコモンガーデン試験により、東南アジア地域の有力な林業樹種の一つであるShorea leprosulaの伸長成長とカイガラムシ耐性の地域個体群間差が検出できる。得られる知見は、S. leprosulaの植栽木としての優良個体を探索する際の手がかりとなる。

  • 葉脈の構造は熱帯林樹木の葉の丈夫さと光合成能力に関係している(2022)

    熱帯林樹木の葉脈構造は、葉を光に透かせば判別でき、その構造は葉の丈夫さと光合成能力に関係している。葉を光に透かした際に、葉脈網が明瞭な樹木は葉が丈夫で明るい環境で光合成が高く、不明瞭な樹木は暗い環境での光合成に有利であったことから、葉脈構造は、樹木の機能的特性の簡便な指標としての利用が期待される。

  • 東南アジア熱帯雨林で重要な林業樹種におけるゲノム選抜育種導入の可能性(2020)

    東南アジア熱帯雨林の重要な林業樹種(フタバガキ科樹種)を対象に遺伝子連関解析を行い、ゲノム推定モデルを構築することで、形質の評価に長期間を要していた林木の遺伝的な改良期間を短縮できる。とくに、成長に関して、連関するDNA多型と高いゲノム遺伝率が検出されたことから、成長に関するゲノム選抜が有効であることが示唆される。

  • 温度のわずかな変化がフタバガキ科林業樹種の葉の生産のタイミングを制御する(2020)

    東南アジア熱帯地域のフタバガキ科林業樹種の苗木では、わずかな温度変化に樹木が敏感に応答し、葉の生産量を増減させる。気温の異なる複数の地域に苗畑を設置し、成長の異なる苗木を利用できるようにすることで、適正サイズの植栽用苗木の安定生産が期待できる。

  • ハイガイ養殖漁場管理のための簡便な生物指標の開発(2020)

    東南アジアで生産量が激減しているハイガイの養殖漁場を適切に管理するため、二枚貝の成育状態の指標である丸型指数及び肥満度をハイガイに活用できるよう改善し、ハイガイの成育状態及び漁場環境を簡便に評価するとともに、養殖漁場を管理するための科学的根拠を提案する。

  • オイルパーム古⽊中の遊離糖及びデンプン量を決定する要因を同定(2019)

    オイルパーム古木中の遊離糖及びデンプン蓄積量の季節変動は積算温度に最も強く調節されている。気温と降水量を観測することでバイオマス資源として利用するオイルパーム古木の伐採適期が把握できる。

  • Bacillus aryabhattai は農作物残渣内の澱粉からバイオプラスチックを⽣産する(2019)

    日本の土壌から新たに単離した細菌Bacillus aryabhattaiはアミラーゼ遺伝子(amyA)を保有し、菌体外に分泌した澱粉分解酵素(アミラーゼ)による澱粉分解によってグルコース生産してポリヒドロキシ酪酸(PHB)を体内に蓄積する。

論文