目標14 海の豊かさを守ろう

東南アジアにおける養殖業の多くは、沿岸部に広がっていたマングローブ林を切り開いて拡大してきました。このため、自然の持つ浄化機能が劣化したことに加え、陸域から流入する工業廃水や生活廃水環境の汚染により、養殖場での病害の頻発という問題が生じるようになりました。これらの問題を解決するため、環境保全と収益性向上を両立する養殖技術の開発や、生物の環境浄化機能を活用した水産資源利用技術、生態系と調和した持続的な漁場利用技術を開発しています