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1300. 第2回国連食料システムサミット・フォローアップ会合(UNFSS+4)

1300. 第2回国連食料システムサミット・フォローアップ会合(UNFSS+4)
2021年9月、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成のためには持続可能な食料システムへの転換が必要不可欠だという、グテーレス国連事務総長の考えに基づき、国連食料システムサミット(UN Food Systems Summit: UNFSS)が開催され、2023年7月、そのフォローアップにあたる「国連食料システムサミット2年後会合(UNFSS+2)」が、イタリア・ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部にて開催されました。
第2回国連食料システムサミット・フォローアップ会合(UNFSS+4)は、10日後の2025年7月27日から29日まで、エチオピアのアディスアベバで、エチオピア及びイタリアとの共催により開催されます。2021年の国連食料システムサミットから4年が経つ中、UNFSS+4は、各国によるコミットメントの進捗状況を振り返り、連携を強化し、食料システムの変革を加速させるための資金と投資を活性化するためのプラットフォームと位置づけられています。
昨年公表された国連の報告書は、UNFSS+4の優先事項として、食料システム変革を通じた気候変動・生物多様性・栄養・飢餓・貧困問題の解決、およびインパクト測定に関する進捗の評価、を挙げています。
国際農研も、国内外のパートナーとともに、UNFSS+4に参加する予定です。近日中にPick Upの場で報告いたします。
(文責:情報プログラム 飯山みゆき)