目標2 飢餓をゼロに

2億1千5百万人以上の人々が栄養不足に直面しているといわれるサブサハラアフリカ地域(SSA)の食料不足問題を解決することは重要な課題です。SSAの食料問題解決に貢献するため、イネ増産、地域作物の活用や耕畜連携の課題について研究を行っています。
開発途上地域においては、エネルギー不足に加えて微量栄養素の欠乏がみられる一方で、一部には肥満などの過剰なエネルギー摂取による弊害も顕在化し、ますます複雑な状況になってきています。このような開発途上地域における作物の生産および消費者への栄養素供給の状況を把握し、食料の需要・供給と栄養のバランスを分析しています。また、気象条件の突然の変化のような生産量の変動要因や、食料の需要に影響を与える社会経済的要因を考慮し、将来の食料需給と栄養バランスの予測に取り組んでいます。
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