令和3年5月、日本では食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」が策定されました。国際農林水産業研究センター(国際農研)は、この戦略を踏まえて立ち上げられた「みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業」の実施機関に指定され、令和4年度から「グリーンアジア」 の名の下、様々な活動を開始しています。

このプロジェクトの一環として「みどりの食料システム国際情報センター」を設置することになりました。同センターは内外の研究機関と連携し、国際科学諮問委員会の助言の下、既存及び最新の研究成果情報を収集・分析し、アジアモンスーン地域で共有できる基盤農業技術の情報として発信していきます。

同センターが運営するこのウェブサイトでは、レポート、データベース、ダッシュボードなど様々な形で、情報を提供していきます。

この活動が、アジアモンスーン地域の各地で食料システムの変革に取組む皆さんの一助となるよう、願っております。