ASEANフォーラムにてアジアモンスーン地域向けの技術カタログを紹介
令和5年11月22日~23日、ASEAN事務局と東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)の共催により、「ASEAN持続的農業に関する地域ガイドラインの実施のための行動計画策定フォーラム(以下、ASEANフォーラム)」がインドネシア(ジャカルタ)で開催されました。
ASEANフォーラムは、昨年10月に策定された「アセアン持続的農業に関する地域ガイドライン」を実施していくための行動計画(注)の策定に向けて、具体的な活動、タイムライン、責任、必要なリソースを含む実践的な内容を伴うものとするための支援の一環として実施されたものです。
ASEAN政府関係者に加え、民間企業やASEANの支援パートナー等も参加する中で、国際農研はASEAN諸国が当該行動計画を検討する際の参考となるよう、「アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立に資する技術カタログ」を会場に配布するとともに、プレゼンテーションを行い、その概要について紹介しました。
今回のプレゼンテーションの結果として、技術カタログがアセアン事務局のウェブサイトでも紹介され、国際農研の「みどりの食料システム国際情報センター」内の技術カタログ紹介ウェブサイトにリンクが張られました。
ASEAN deliberates regional initiatives on sustainable agriculture - ASEAN Main Portal
(注:「持続的農業に関する地域ガイドラインの実施のための行動計画」)