戦略的情報収集分析提供プロジェクト【戦略情報】

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情報
国名
日本

2022-01-11

背景

近年、地球規模課題の解決に向けた気運が加速する一方で、たゆまない科学技術の進歩は世界に大変革をもたらし、異分野連携や最先端技術導入といった戦略の差が国際競争力を左右する時代になっています。地球・人類双方のために健全かつ持続可能なグローバル・フードシステムへの転換を進めるにあたって、社会経済・食料栄養・技術開発をつなぐ包括的な情報の収集・分析・提供が期待されています。

プロジェクト目標

国際農林水産業に関する情報の収集および体系的な整理に加えて、質の高い情報を提供します。さらに、オリジナルコンテンツ作成などによる対象者への効果的な配信方法の工夫を通じて、国内随一のインテリジェンス・センターとしての地位を確立します。

研究課題構成

  • 戦略的広報
  • グローバルセンター機能
  • 食料栄養需給および農業技術動向分析
  • 技術評価システム開発

対象国

世界、日本

成果の対象者・受益者

政策・戦略策定者+メディア、技術開発関係者+国際連携パートナー、国際問題に関心ある幅広い関係者

プロジェクトリーダー

金森 紀仁(情報広報室)

プロジェクトポスター

戦略的情報収集分析提供プロジェクト【戦略情報】

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プレスリリース

関連するイベント・シンポジウム

イベント
開催日
(日本時間)
雑穀セミナー
『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』
受付期間:
- (日本時間)
場所
ハイブリッド(日比谷国際ビルコンファレンススクエアおよびオンライン)  
(100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2-3)
イベント
開催日
(日本時間)
セミナー「栄養改善と生活向上に資するローカル・ランドスケープ由来の食利用を促進するための科学と伝統知の適用」
受付期間:
- (日本時間)
場所
ハイブリッド(ビジョンセンター日比谷会議室301号・およびオンラインWebex配信)
(100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル 3階)
ワークショップ
開催日
(日本時間)
JIRCAS-FFTCワークショップ「アジア太平洋地域におけるサトウキビ産業の未来に向けたサトウキビ研究の技術革新とネットワーク形成」
受付期間:
- (日本時間)
場所
オンライン(Webex)

現地の動き

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    COVID-19パンデミックに加えウクライナ戦争の影響を受け、2030年までに極度の貧困を撲滅するという世界目標の達成が著しく困難になっています。世界銀行による「貧困と繁栄の共有2022-進路の修正 (Poverty and Shared Prosperity 2022 : Correcting Course)」は、COVID-19とウクライナ戦争による世界の貧困への影響を包括的に分析し、低・中所得国における貧困削減達成の前提となる成長・発展を支える包括的な政策改革を提案しています。
     
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