戦略的情報収集分析提供プロジェクト【戦略情報】

関連プログラム
情報
国名
日本

2024-04-19

背景

近年、地球規模課題の解決に向けた気運が加速する一方で、たゆまない科学技術の進歩は世界に大変革をもたらし、異分野連携や最先端技術導入といった戦略の差が国際競争力を左右する時代になっています。地球・人類双方のために健全かつ持続可能なグローバル・フードシステムへの転換を進めるにあたって、社会経済・食料栄養・技術開発をつなぐ包括的な情報の収集・分析・提供が期待されています。

プロジェクト目標

国際農林水産業に関する情報の収集および体系的な整理に加えて、質の高い情報を提供します。さらに、オリジナルコンテンツ作成などによる対象者への効果的な配信方法の工夫を通じて、国内随一のインテリジェンス・センターとしての地位を確立します。

研究課題構成

  • 戦略的広報
  • グローバルセンター機能
  • 食料栄養需給および農業技術動向分析
  • 技術評価システム開発

対象国

世界、日本

成果の対象者・受益者

政策・戦略策定者+メディア、技術開発関係者+国際連携パートナー、国際問題に関心ある幅広い関係者

プロジェクトリーダー

白鳥 佐紀子(情報広報室)

プロジェクトポスター

戦略的情報収集分析提供プロジェクト【戦略情報】

戦略的情報収集分析提供プロジェクト【戦略情報】

関連するページ

関連するJIRCASの動き

東南アジア連絡拠点設立50周年記念シンポジウムを開催しました

東南アジア連絡拠点は、東南アジアにおける国際農研の活動拠点として、1972年にタイ王国のバンコクに事務所が設置されており、2022年に設立50周年を迎えました。新型コロナウイルスによる渡航制限もなくなったことから、2023年12月14日、タイ・バンコクにて50周年記念シンポジウムを開催しました。

TICAD30周年記念公式サイドイベント「アフリカの持続的で強靭な食料システム構築に向けて」を開催しました

令和5年12月1日(金)、国際農研はTICAD30周年記念公式サイドイベント「アフリカの持続的で強靭な食料システム構築に向けて」をハイブリッド開催しました。

タイ科学技術博覧会2023に出展、国際農研の貢献が表彰されました

タイ科学技術博覧会は、年に1回開催されるタイ国最大の科学技術展覧会です。今年は8月11日から20日までの10日間、ノンタブリ県内のインパクト展示会議センターで開催されました。会期中、現地の小中学生、高校生を主として約20万人の来場者がありました。

プレスリリース

関連するイベント・シンポジウム

イベント
開催日
(日本時間)
2024年世界食糧賞受賞者 キャリー・ファウラー博士特別シンポジウム:作物遺伝資源多様性保全に捧げたキャリアおよび適応作物と土壌のための新ミッション
受付期間:
- (日本時間)
場所
ハイブリッド 会場参加は東京大学弥生講堂・一条ホール
(113-8657 東京都文京区弥生1-1-1) 東京大学農学部内
イベント
開催日
(日本時間)
[オンライン開催に変更] 国際連合食糧農業機関(FAO)チーフエコノミスト マッシモ・トレロ氏 特別セミナー:世界食料栄養安全保障及び強靭な食料システム実現のための優先的政策・投資オプション
受付期間:
- (日本時間)
場所
オンライン開催に変更しました(10月4日更新) 日比谷三井カンファレンス 8階 ROOM1+2
イベント
開催日
(日本時間)
東南アジア連絡拠点設立50周年記念シンポジウム
受付期間:
- (日本時間)
場所
ハイブリッド(アサウィングランドコンベンションホテルおよびオンライン) 住所:バンコク市ラクシー区カンペンペット6通り88

現地の動き

  • Pick Up

    668. 貧困と繁栄の共有2022

    COVID-19パンデミックに加えウクライナ戦争の影響を受け、2030年までに極度の貧困を撲滅するという世界目標の達成が著しく困難になっています。世界銀行による「貧困と繁栄の共有2022-進路の修正 (Poverty and Shared Prosperity 2022 : Correcting Course)」は、COVID-19とウクライナ戦争による世界の貧困への影響を包括的に分析し、低・中所得国における貧困削減達成の前提となる成長・発展を支える包括的な政策改革を提案しています。
     
  • Pick Up

    613. 国際農研の東南アジアでの活動

    国際農研の東南アジアにおける活動拠点として、1972年にタイ王国のバンコクに事務所が設置されました。現在は、カセサート大学に隣接するタイ農業局内に連絡拠点を構えています。東南アジア連絡拠点では、アジアの農林水産業研究に関する動向調査や現地情報の収集を行うとともに、タイ科学技術展覧会への出展やセミナー等を開催して、国際農研の研究成果を発信しています。