「JIRCAS国際シンポジウム2021」をオンライン開催
―アジアモンスーン地域の持続的な食料システム実現に向けて―

令和3年11月5日
国際農

 

「JIRCAS国際シンポジウム2021」をオンライン開催
―アジアモンスーン地域の持続的な食料システム実現に向けて―

 

ポイント

  • 「JIRCAS国際シンポジウム2021」を令和3年11月17日(水)にオンライン開催
  • アジアモンスーン地域における農業生産性の向上と持続性を両立するイノベーションを探り、その社会実装に向けた提案を行います。
  • 「みどりの食料システム戦略」に資する国際連携の在り方について議論します。

概要

 国際農研は、JIRCAS国際シンポジウム2021『アジアモンスーン地域における持続的な食料システム実現に向けたイノベーション―「みどりの食料システム戦略」に資する国際連携に向けたプラットフォーム―』を、11月17日にオンライン開催します。

 SDGsや環境に対して関心が高い世界の国々では、経済と環境をイノベーションで両立させる方向に動き始めています。我が国においても、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するため、農林水産省は、令和3年5月12日に「みどりの食料システム戦略」を策定しました。

 本シンポジウムでは、世界の農業分野で活躍する国際機関、農業研究機関、開発機関の専門家に登壇していただき、アジアモンスーン地域における農業生産性の向上と持続性を両立するイノベーションを探り、「みどりの食料システム戦略」に資する連携プラットフォームのあり方について議論します。持続的な食料システムの実現に向けて、研究機関や大学の関係者、さらに環境に関心を持つ一般の方と共に考える場を提供します。

国際シンポジウムの開催について

  1. 開催日時:令和3年11月17日(水)14:00~16:15
  2. 開催方法:オンライン(YouTube JIRCAS channelよりライブ配信)
  3. 申込方法:国際農研のホームページからお申し込み下さい。
  4. 使用言語:英語(日本語字幕あり)
  5. 参加費:無料(どなたでも参加できます)
     

問い合わせ先

国際農研(茨城県つくば市)理事長 小山 修
JIRCAS国際シンポジウム2021実行委員長:
      情報広報室 プロジェクトリーダー 金森 紀仁
広報担当者:情報広報室長 大森 圭祐
      プレス用 e-mail:koho-jircas@ml.affrc.go.jp

本資料は、農政クラブ、農林記者会、農業技術クラブ、筑波研究学園都市記者会に配付しています。

※国際農研(こくさいのうけん)は、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターのコミュニケーションネームです。
新聞、TV等の報道でも当センターの名称としては「国際農研」のご使用をお願い申し上げます。

【プログラム】

  1. 開会挨拶
    • 小山  修(国際農研 理事長)
    • 青山 豊久(農林水産省 農林水産技術会議事務局長)
  2. 基調講演(2名)
    • Prof. Joachim von BRAUN(国連食料システムサミット 科学グループ座長)
      世界と地域のフードシステムの変革を支える研究のプライオリティー
    • 大澤  誠(農林水産省 前 農林水産審議官)
      国連食料システムサミットは第一歩に過ぎない
  3. 講演(5名)
    • Sridhar DHARMAPURI(FAOアジア太平洋地域事務所 食料安全保障・栄養問題シニアオフィサー)
      アジア太平洋地域におけるアグリフードシステム転換
    • Jon HELLIN(国際稲研究所 稲作システムを通じた持続的インパクトプラットフォームリーダー)
      アジアモンスーン地域の農民による変革的な気候適応・緩和の機会創出
    • 植田 康成(国際協力機構 経済開発部 技術審議役)
      アジアモンスーン地域での農業農村開発分野の重点的な取組
    • 白戸 康人(農研機構 農業環境研究部門 気候変動緩和策研究領域長)
      賢い土壌管理で一石三鳥を実現
      ~食料の安定生産、気候変動への適応、そして緩和
    • 林  慶一(国際農研 環境プログラムディレクター)
      アジアモンスーン地域の持続可能なフードシステムに向けた小規模農家への取り組み
  4. パネルディスカッション
    • 進行役:飯山 みゆき(国際農研 情報プログラムディレクター)
  5. 閉会挨拶
    • 山本 由紀代(国際農研 理事)

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