「JIRCAS国際シンポジウム2022」をハイブリッド開催
―持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割―

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令和4年11月15
国際農

「JIRCAS国際シンポジウム2022」をハイブリッド開催
―持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割―

 

ポイント

  • JIRCAS国際シンポジウム2022「持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割」を令和4年11月22日(火)にハイブリッド開催
  • 持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割の重要性と、持続性と生産性向上を両立する科学技術イノベーション実装の現状と課題について議論

概要

 国際農研は、令和4年11月22日(火)に「持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割」と題したJIRCAS国際シンポジウム2022を、ハイブリッド(一橋大学一橋講堂およびオンライン)で開催します。
 2050年までに世界人口が100億人に増加すると予測される中、気候変動や生物多様性喪失を回避しつつ、誰も取り残さずに食料栄養安全保障を確保するための持続的な食料システムの在り方が問われています。この背景の中、「ブルーフード(魚介・海藻類を含む水産食品)」の重要性が注目されています。同時に、人類にとって、水産食品は健康な食生活に欠かせず文化的にも極めて重要で、この中で小規模な漁業・養殖従業者は大きな役割を果たしています。国連は食料システム・生業・文化・環境において小規模漁業・養殖従事者が果たす役割に光を当てることによるポジティブな波及効果を期待して、2022年「零細漁業と養殖の国際年」と定めました。
 とりわけ世界の漁業・養殖生産量の75%以上を占めるアジアでは、零細漁民・養殖業従事者が多数を占め、この分野の産業振興は貧困解決・経済開発にとって中心的な役割を果たしています。一方、零細漁民・養殖はローカルな環境に大きく規定され、それぞれ異なる技術的課題に直面しています。食料・栄養安全保障と強靭かつ誰も取り残さない持続的な漁業・養殖業の発展を実現するため、科学技術イノベーション振興に向けた関係者の教訓・経験の共有が望まれます。
 本シンポジウムでは、2021年国連食料システムサミットと2022年零細漁業と養殖の国際年における議論を背景に、持続可能な食料システムにおける零細漁業と養殖業の役割の重要性と、持続性と生産性向上を両立する科学技術イノベーション実装の現状と課題について、共通認識を形成し、国際共同研究の方向性について意見交換の機会を提供します。

JIRCAS国際シンポジウム2022の開催について

  1. 開催日時:令和4年11月22日(火)13:00~16:15
  2. 開催方法:ハイブリッド(「一橋大学一橋講堂」および「オンライン」)
         一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋 2-1-2)
    * 一橋講堂では150名までを予定
  3. 申込方法:国際農研のホームページからお申し込み下さい。      
    • (申込締切:令和4年11月18日(金)16:00)
  4. 使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)
  5. 参加費:無料(どなたでも参加できます)
    * 会場参加の方には、講演要旨集を配布いたします。また、Q&Aセッションにも参加いただけます。

問い合わせ先

国際農研(茨城県つくば市)理事長 小山 修

JIRCAS国際シンポジウム2022実行委員長:
情報広報室 プロジェクトリーダー 金森 紀仁

広報担当者:
情報広報室長 大森 圭祐
プレス用 e-mail:koho-jircas@ml.affrc.go.jp
本資料は、農政クラブ、農林記者会、農業技術クラブ、水産庁記者クラブ、筑波研究学園都市記者会に配付しています。

※国際農研(こくさいのうけん)は、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターのコミュニケーションネームです。
新聞、TV等の報道でも当センターの名称としては「国際農研」のご使用をお願い申し上げます。

【参考資料】

JIRCAS国際シンポジウム2022プログラム

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