多栄養段階複合養殖(IMTA)に関するワークショップを開催しました。

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2021-01-12

 平成28年12月13日から14日に、フィリピン国イロイロ市の東南アジア漁業開発センター養殖部局において、多栄養段階複合養殖(IMTA)に関するワークショップ「沿岸漁民の持続的な収入向上のための小規模IMTA:その技術、可能性と問題点」を開催しました。

 ワークショップには山本PD、森岡PL、児玉主研のほか、東南アジア漁業開発センター養殖部局(SEAFDEC/AQD)、フィリピン大学海洋研究所、水産研究・教育機構から27名が参加しました。

 初日(12月13日)には、SEAFDEC/AQDの中易次長ならびにJIRCASの山本PD、児玉主研の挨拶の後、2件の基調講演と5件の成果発表が行われました。総合討論では、フィリピンでの実証試験に関し、生物・環境面からのIMTAの有効性の理解と、社会・経済面から収益性の拡大に向けた開発の現在の到達点及び問題点が確認され、今後の試験研究の方向性についての議論を行いました。

 2日目(12月14日)には、ギマラス島パンダラオナン村において行われている実証試験の紹介を行いました。実証試験に従事している漁民も参加して、前日に引き続き今後の研究開発の方向性について議論が行われました。

 本ワークショップでは、専門家による濃密な議論を行ったことに加え、実証試験サイトにおいて具体的なイメージを共有しつつ意見交換を行ったことにより、現状及び問題点の理解が深まるとともに、今後の方向性が明確となりました。このことにより、担当者のみならず漁民を含む利害関係者の意識も高まり、プロジェクト成果の実用化に向けて大きく前進しました。

出席者の集合写真

実証試験サイト見学の様子

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