研究職員(研究コーディネーター)募集

国立研究開発法人国際農林水産業研究センターでは、標記研究職員の募集を行っております。
この採用は、すでに一定の経験を有する研究者によって当センターの基幹的業務を担当させ、研究活動の一層の推進を図る観点から実施するものです。

国立研究開発法人国際農林水産業研究センターでは、研究職員(研究コーディネーター)の募集を行っております。この採用は、すでに一定の経験を有する研究者によって当センターの基幹的業務を担当させ、研究活動の一層の推進を図る観点から実施するもので、今回の採用予定ポストは下記のとおりです。

条件や応募書類など詳細(jREC-IN Portalへ)

国際農林水産業研究を支える戦略情報と国際連携強化

研究領域
情報広報室(1名)
研究業務内容
近年、国際農林水産業研究の現場では、科学技術の進展や政策環境の変化に対応し、現地の課題解決に資する知見や技術の普及が一層重要となっている。特にアジアやアフリカ地域をはじめとした新興国においては、農業技術の現地適応や研究成果の活用拡大を図るため、国際的な動向や政策課題を的確に把握し、関係機関やステークホルダーとの連携を強化する体制が求められている。こうした背景のもと、国際農研では、プログラムや領域を横断して戦略的な情報収集・分析を担い、行政貢献や広報活動を推進する研究コーディネーターの役割が不可欠となっている。
研究コーディネーターは、国内外の科学技術動向や政策議論を調査・分析し、農林水産分野における国際的な課題解決に資する情報を体系的に整理する。整理した情報は、関係機関との意見交換や研究戦略の立案、広報資料や報告書の作成、国際会議での情報発信など、多様な形で活用される。また、農林水産省や国際機関、現地行政・研究機関との連携を通じて、研究成果の活用促進や国際的なネットワーク強化にも貢献する。専門性や継続性を確保し、専任のコーディネーターによる長期的かつ戦略的な体制構築が重要である。
当該研究職員には、上記の業務に必要な知識や実務経験に加え、国際的な視野と高いコーディネーション能力、国内外の関係者と協調して業務を推進する積極性が求められる。さらに、任期を定めないことで、長期的な関係構築やノウハウの蓄積を通じて、国際農林水産業研究の発展と社会的課題解決への貢献が期待される。
実施研究課題例
国際農業分野における科学技術動向の調査・分析
世界やアジア・アフリカ地域における農林水産業技術や研究開発の最新動向、政策課題について、文献調査や国際会議等を通じて情報を収集・分析する。得られた知見は、研究戦略の立案や関係機関との意見交換、広報活動などに活用される。
国際連携強化に向けたネットワーク構築支援
農林水産省や国際機関、現地行政・研究機関との連携を強化するため、情報交換会やワークショップの企画・運営、共同研究の推進に必要な調整業務を行う。多様な関係者とのネットワーク構築を支援し、研究活動の国際展開を促進する。
キーワード
専門分野:国際連携、科学技術動向分析、研究戦略立案、国際農林水産業政策
国際分野:英語によるコミュニケーション能力、外国人研究者との共同研究経験、海外での研究活動経験、国際会議・ワークショップでの発表経験、多文化環境での調整・協働能力

 

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