2020年度 JIRCASの動き

「サトウキビ白葉病対策としての健全種茎増殖・配布マニュアル」を発行

タイを中心とするアジア地域で大きな被害を出すサトウキビ白葉病の対策のために、タイ国立コンケン大学等と共同で健全種茎増殖・配布マニュアルを作成し、サトウキビ・砂糖委員会事務局から発行しました。

常総学院中学校の生徒17名が国際農研を訪問

令和3年3月17日(水)、常総学院中学校の1学年生徒17名と先生2名が、つくばサイエンスツアーを通じて「探求フィールド別見学会」を目的に、国際農研を訪問しました。
今回は、丸井淳一朗 主任研究員(生物資源・利用領域)が、「おいしくて、役に立つ、発酵食品の研究」をテーマに、タイの発酵米麺(カノムチーン)、ラオスの魚醤(パデーク)の研究を紹介しました。

2019年度JIRCASフェロー最終報告会を開催

令和3年3月10日(水)、「2019年度JIRCASフェロー最終報告会」を開催しました。令和元年10月から国際農研に招へいされた開発途上地域の外国人研究者5名が、1年半の研究成果を発表しました。外国人研究者の出身は、中国(2名)、インド、ブラジル、タイです。
研究成果発表の後、岩永理事長から修了するフェローたちにメッセージが贈られ、修了証書が授与されました。

西垣研究員がSATテクノロジー・ショーケース2021「ベスト異分野交流賞」を受賞

令和3年2月19日(金)にオンライン開催された「SATテクノロジー・ショーケース2021 (主催:つくばサイエンス・アカデミー)」に、アウトリーチ活動の一環として、国際農研の若手研究員がポスター発表を行いました。その中、西垣智弘研究員(生産環境・畜産領域)の研究成果「マダガスカルのイネ生産性改善に向けた土壌肥沃度迅速評価法の開発」が「ベスト異分野交流賞」を受賞し、3月15日に賞状が授与されました。

新進気鋭の若手研究者5名が熱帯農業学会の公開シンポジウム(オンライン)で講演を行います

国際農林水産業研究センター(国際農研)の新進気鋭の研究者5名が、日本熱帯農業学会第129回講演会の一般公開シンポジウム(オンライン開催)において、SATREPSプロジェクトでの活動について講演を行います。

マダガスカル農業畜産水産大臣が開発技術リン浸漬処理の実証試験サイトを訪問

2021年2月26日、マダガスカルの農業畜産水産大臣らが、国際農研が同国で実施するSATREPSプロジェクトの研究サイトを視察し、プロジェクトで開発したイネのリン浸漬処理技術や有望系統などの研究成果が広く発信されました。

米国作物学会の科学ニュースで、国際農研が開発したギニアヤム多様性研究材料が紹介されました

ギニアヤムの育種や栽培研究の効率化のために、国際農研が国際熱帯農業研究所、岩手生物工学研究所と共同で選定したギニアヤム遺伝資源セットに関する研究が、米国作物学会のホームページで科学ニュースとして取り上げられました。

国際農研発のBNI技術が「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の有望イノベーションに選定

日本国政府は、2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言し、この実現のため「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(以下「グリーン成長戦略」)を策定しました。国際農研発の技術である生物的硝化抑制(BNI)技術は、グリーン成長戦略における有望なイノベーションの一つとして取り上げられました。

国際農研の共同研究者であるナイジェリア大学オボンナ教授が外務大臣表彰を受賞

令和2年12月1日、国際農研の共同研究者であるナイジェリア大学微生物学部ジェームス・C・オボンナ教授(元ナイジェリア大学副学長)が、令和2年度外務大臣表彰を受賞することが外務省から発表されました。

JIRCAS創立50周年記念国際シンポジウム 2020の映像公開

JIRCAS創立50周年記念国際シンポジウム2020のシンポジウムの各セッションの映像を、以下に公開いたしました。ご覧いただければ幸いです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLd_qmyirYdYordCpUoOqk8QGXDAaCBsxS

埼玉県立熊谷高等学校の生徒40名が国際農研を訪問

令和2年11月27日(金)、埼玉県立熊谷高等学校の1学年生徒40名と先生2名が、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)校外研修として、国際農研を訪問しました。訪問人数を考慮し、2班に分かれて、国際農研の研究紹介(屋内講義)と八幡台圃場でコメのサンプル紹介など(屋外演習)をそれぞれ行いました。

アグロ・イノベーション2020にアジアバイオマスプロジェクトの研究成果を出展

令和2年11月11日(水)から11月13日(金)に、東京ビッグサイト青海展示棟で開催された「アグロ・イノベーション2020(主催:一般社団法人日本能率協会)」に、国際農研が取り組むバイオマスエネルギーの研究活動や研究成果を出展しました。同イベントは、日本の農業ビジネスのバリューチェーン全体に関連する最先端技術と製品を展示する専門展示会です。展示会場では、検温・マスク着用・消毒等、新型コロナウイルス対策が徹底されていました。

栃木県立栃木高等学校の生徒40名が国際農研を訪問

令和2年11月11日(水)、栃木県立栃木高等学校の1学年生徒40名と先生2名が、「つくばサイエンスツアー」を通じて国際農研を訪問しました。訪問人数を考慮し、2班に分かれて、国際農研の研究紹介(屋内講義)と八幡台圃場でコメのサンプル紹介など(屋外演習)をそれぞれ行いました。

クラリベイト・アナリティクス社が生物資源・利用領域の藤田泰成主任研究員、圓山恭之進主任研究員を7年連続で高被引用論文著者に選出

生物資源・利用領域の藤田泰成主任研究員、圓山恭之進主任研究員は、クラリベイト・アナリティクス社の高被引用論文著者に、7年連続で選出されました。

東ティモール民主共和国のイリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日大使が国際農研をご訪問

令和2年11月19日、東ティモール民主共和国のイリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日大使が国際農研をご訪問されました。今後の共同研究や連携協力の可能性について意見交換を行いました。