2025年度 JIRCASの動き

タイ科学技術博覧会2025に出展、国際農研の貢献が表彰

タイ科学技術博覧会は、年に1回開催されるタイ国最大の科学技術展覧会です。今年は8月9日から17日までの9日間、バンコクのクイーン・シリキット国際会議場で開催されました。会期中には主に現地の小中学生、高校生を中心に約20万人が来場しました。
 

ASEANタスクフォースミーティングに参加し、グリーンアジアにおける間断灌漑の実証試験結果を紹介

国際農研は、ASEAN事務局からの招待を受け、令和7年6月30日~7月1日に開催された「第3回ASEANタスクフォースミーティング:食料・農業・林業(FAF)のための戦略フレームワークの最終化」に参加しました。7月1日の日本からの研究発表のセッションでは、間断灌漑に関する研究結果についてプレゼンテーションを行いました。
 

【お知らせ】アフリカ農業研究フォーラム(FARA)とのMOU調印式について(予定)

国際農林水産業研究センター(国際農研)は、令和7年8月22日(金)に開催されるササカワ・アフリカ財団(SAA)主催「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」公式サイドイベント「環境再生型農業を通じたアフリカの食料システムの変革 - 若者と農家を支える戦略・政策・連携 -」において、アフリカ農業研究フォーラム(FARA)と国際連携に関する覚書(MOU)の調印式を執り行う予定です。

ラオス黒米の可能性を拓く:ラオスで黒米研究のワークショップを開催

令和7年6月17日、ラオスにて、国際農研はラオス国立農林研究所(NAFRI)およびラオス大学と共同で進めている黒米研究の成果報告と今後の研究方針の検討を目的とした 「ラオスの畑地生態系における黒米生産の機会と可能性に関するワークショップ」を開催しました。

ASEAN農業研究・開発技術ワーキンググループにて、技術カタログ掲載技術のパイロットスタディ結果を報告

2025年5月16日、バンコクで開催された第19回ASEAN農業研究及び開発技術ワーキンググループ(ASEAN ATWGARD)のオープンセッションに参加しました。このセッションは、開発パートナーがASEAN諸国の関係者に対してインプットを行う場として設けられています。

未来科学人材アカデミー第7回:福岡県立八幡高等学校理数科2年生がJIRCASを訪問

令和7年7月31日(木)、未来科学人材アカデミー第7回プログラムとして、福岡県立八幡高等学校理数科2年生19名が国際農研(JIRCAS)を訪問しました。

未来科学人材アカデミー第6回:つくば市立研究学園中学校第8学年生がダイズさび病抵抗性に関する研究を体験

令和7年7月24日(木) 、未来科学人材アカデミー第6回プログラムとして、つくば市立研究学園中学校第8学年生2名が国際農研(JIRCAS)を訪問し、ダイズ品種のさび病抵抗性を比較する研究を体験しました。

国連食料システムサミットフォローアップ会合でサイドイベントを開催しました

国連食料システムサミット+4(UNFSS+4)は、2025年7月27日から29日まで、エチオピアのアディスアベバで開催されています。
初日となる7月27日(日)、国際農研は、日本の農林水産省、エチオピア農業研究機構(EIAR)、ウガンダ水環境省、ベトナムガーデニング協会、味の素株式会社、Greein株式会社、FAO森林局とともに、対面形式によるサイドイベントを開催しました。

未来科学人材アカデミー第5回:静岡市立高等学校科学探究科2年生がJIRCASを訪問

令和7年7月23日(水) 、未来科学人材アカデミー第5回プログラムとして、静岡市立高等学校科学探究科2年生15名がJIRCASを訪問しました。

前野浩太郎主任研究員の著書「バッタを倒すぜ アフリカで」が科学ジャーナリスト賞「大賞」を受賞

令和7年7月5日、日本プレスセンターにて、前野浩太郎主任研究員(生産環境・畜産領域)の著書「バッタを倒すぜ アフリカで」(光文社新書)が「科学ジャーナリスト賞2025」(主催:日本科学技術ジャーナリスト会議)の大賞を受賞し、贈呈式が執り行われました。

前野浩太郎主任研究員が「第65回東北連合小学校長会研究協議会秋田大会」で記念講演

令和7年7月3日~4日、あきた芸術劇場「ミルハス」にて開催された「第65回東北連合小学校長会研究協議会秋田大会」および「令和7年度秋田県小学校長会研究大会」(主催:東北連合小学校長会)において、前野浩太郎主任研究員(生産環境・畜産領域)が、東北地方6県の小学校校長約900名に対して「アフリカでバッタと闘う~夢を貫き、己を磨く~」と題した記念講演を行いました。

未来科学人材アカデミー第4回:栃木県立佐野高等学校2年生が国際農研を訪問

未来科学人材アカデミー

令和7年7月2日(水)、栃木県立佐野高等学校2年生29名が「つくばサイエンスツアー」を通じて、国際農研を訪問しました。

未来科学人材アカデミー第3回:海洋科学高校でガザミ養殖研究への技術指導を実施

令和7年6月19日(木)と20日(金)、未来科学人材アカデミー第3回プログラムを神奈川県立海洋科学高等学校で実施しました。国際農林水産業研究センター水産領域の三田哲也主任研究員が同校を訪問し、生徒たちの研究に対する技術的助言や実践的な指導を行いました。

FAOグローバル農業食品バイオテクノロジー会議2025に参加

令和7年6月16日~18日、イタリア・ローマのFAO本部で開催された「FAO Global Agrifood Biotechnologies Conference」に参加しました。テーマは「持続可能な未来のためのバイオテクノロジー」です。世界中の専門家が集まり、農業と食品分野における最新技術やその応用について活発な議論が交わされました。

研究職員(研究コーディネーター)募集

国立研究開発法人国際農林水産業研究センターでは、標記研究職員の募集を行っております。
この採用は、すでに一定の経験を有する研究者によって当センターの基幹的業務を担当させ、研究活動の一層の推進を図る観点から実施するものです。