現地の動き - Pick Up

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    1044. 持続可能な開発目標(SDGs)を2050年まで延長すべき

    6月17日、Nature誌において、著名な科学者らが、持続可能な開発目標(SDGs)を2050年まで延長すべきと表明、そのロードマップを提案しました。
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    1043. 過去12か月間は最も暑い1年間

    アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、2024年5月は観測史上最も高い月別気温を記録し、過去12か月間の月別気温を更新し、最も暑い1年間となりました。
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    1042. 過去40年間にわたり世界の一酸化二窒素排出は大幅に上昇

    6月11日、Global Carbon Projectは、世界の一酸化二窒素(N2O)収支を発表、過去40年間にわたり世界の一酸化二窒素排出は大幅に上昇し、その増加の主な原因として、人為的な排出が40%増加したことが指摘されました。農業由来の排出が最大の排出源とされました。
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    1041. 東南アジア連絡拠点だより①:タイの多様なコメ食文化

    6月18日は「持続可能な食文化の日(Sustainable Gastronomy Day)」です。東南アジア連絡拠点のあるバンコクから、タイの多様なコメ食文化について紹介します。
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    1040. 砂漠化および干ばつと闘う世界デー

    6月17日は砂漠化および干ばつと闘う世界デーです。30年前の1994年6月17日に「国連砂漠化対処条約(United Nations Convention to Combat Desertification:UNCCD)」が採択されたことに伴い定められました。
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    1039. 環境パフォーマンス指標

    イェール大学の研究者が中心となってとりまとめた、2024年環境パフォーマンス指標(The 2024 Environmental Performance Index (EPI) )は、国レベルの気候変動対策や環境・エコシステム保全関連に関する政策パフォーマンスを評価し、180か国をランキングしました。 
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    1038. 気候変動関連の最新指標

    The Indicators of Global Climate Change (IGCC) イニシアチブは、 IPCCの手法に沿って、世界気候に関する最新指標を更新して発表しています。推計された指標によると、人為的な温暖化は観測以来、かつてないスピードで進行している一方、過去10年間の二酸化炭素排出増加率は、2000年代に比べて減速しており、社会的選択を通じて減速を継承していくことが可能であることを示唆しています。
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    1037. 大気中の二酸化炭素濃度が観測史上最速ペースで上昇

    アメリカ海洋大気庁(NOAA) とスクリップス海洋研究所は、6月6日、マウナロア観測所において、大気中の二酸化炭素濃度が観測史上最速ペースで上昇したと発表しました。
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    1036. 2024年5月 世界食料価格動向

    国連食糧農業機関(FAO)は、6月7日、世界食料価格動向を公表しました。2024年5月の値は平均120.4ポイントで、4月から1.1ポイント(0.9%)微増、砂糖・食用油価格の下落を穀物・乳製品価格の上昇が若干上回ったことを反映しました。3か月連続の価格上昇とはいえ、前年比で3.4%低く、歴史的に最高値160.2ポイントを記録した2022年3月に比べ24.8%低い値にとどまりました。
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    1035. 世界平均気温が産業革命前に比べ1.5℃を超える可能性

    6月5日、世界気象機関(WMO)は、次の5年間に世界年間平均気温が一時的にでも産業革命前に比べ1.5℃を超える可能性が80%あると発表しました。
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    1034. 世界食品安全の日

    6月7日「世界食品安全の日」は、すべての人々に食品安全についての関心を高め、食品に由来する病気を防ぐための行動を促すために制定されています。国際農研は、東南アジアの伝統食品に関し、科学的知見を駆使して、食品安全性の向上につながる技術的解決策を開発してきました。
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    1033. 気候変動の熱波とモンスーンへのインパクト

    5月29日Nature誌の論説は、人為的活動を原因とする気候変動が、最近のインドの熱波のような極端な気象の頻度・強度を高め、長引かせている可能性を指摘します。インドではこのあと雨季に相当するモンスーンの季節がやってきますが、別のNature誌論説は、気候変動はインドにおいてモンスーンのパターン変化ももたらしており、ローカルな適応策の必要性を述べています。
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    1032. 世界環境デー

    2024年世界環境デーのテーマは、「我々の大地、我々の未来 Our land. Our future」。SDGs達成に向けて、時間を巻き戻すことはできないにしても、世界中のエコシステムの回復に向け、森を育て、水源を再生し、喪われた土壌を取り戻すためのアクションが求められています。
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    1031. サプライチェーンが食品ロスと温室効果ガス排出に与える影響

    サプライチェーンの改良により、世界で毎年廃棄される13億トンの食品のほぼ半分を廃棄せずに済むかもしれません。本日は、Environmental Research Letters誌に掲載された記事(Heiman and Miller 2024)をご紹介します。
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    1030. 食育の推進

    不健康な食生活は栄養問題の最大の原因の一つです。FAOによると、食育は、個人・家族・社会・国の全てのレベルにおいて、人々が長期的に食生活を改善し、行動変容を実現するための様々な教育戦略を指します。日本では、毎年6月は「食育月間」とされ、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の一層の浸透を図ることとしています。
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    1029. 気候変動による極端熱波

    5月28日、気候科学の分析と報告を行う非営利の報道機関Climate Central等は、過去12か月にわたり、世界人口の78%が、極端な熱波を少なくとも31日間経験したと報告しました。
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    1028. 国際イモの日

    5月30日は国際イモの日、ジャガイモ(英: potato、学名:Solanum tuberosum)にスポットライトを当てる機会を提供します。
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    1027. 最近の食料価格推移の背景

    世界銀行エコノミストらは、5月24日付のブログにて、最近の食料価格下落の背景に、世界食料供給見通しの改善があると指摘しました。
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    1026. 東アフリカの洪水被害拡大要因

    5月23日、極端現象と気候変動の因果関係を分析するWorld Weather Attribution (WWA)は、最近東アフリカを襲った豪雨は、エルニーニョの影響よりも気候変動の影響が大きいとする暫定的な分析結果を示し、温暖化によって都市部のインフラ脆弱性問題が洪水被害を拡大しかねないと警鐘を鳴らしました。
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    1025. 生物圏に関する予測科学の構築における科学的文化の統合

    生物圏は、生物的なプロセスが広域な空間軸および長期的な時間軸にまたがっていることから、極めて複雑な仕組みを持っています。PNAS誌にて発表された論文は、生物圏に関する予測科学の構築において、異分野連携を超えた科学的文化の統合が不可欠であると論じました。