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1321. TICAD9農林水産省セミナー「国際共同研究が育む未来」を開催
令和7年8月21日(木)、パシフィコ横浜 展示ホールDにて、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)公式サイドイベントとして農林水産省セミナー『国際共同研究が育む未来 ― アフリカとともに歩む若手研究者たち』を開催します。主催は国際農研、後援に農学知的支援ネットワーク(JISNAS)で、国際共同研究の推進と次世代人材の育成をテーマに実施されます。 -
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1320. アフリカ食料システム発展のカギを握る人口動態
今週20日より、横浜で第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)が開催されます。アフリカ緑の革命のための同盟(AGRA)による報告書は、アフリカの食料システムの発展のカギを握るメガトレンドの一つとして、アフリカの高い人口増加率を挙げています。 -
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1319. SDG2達成進捗の地域差
7月末、アジスアベバで公表された「世界の食料安全保障と栄養の状況」(SOFI 2025)は、世界の人口の約8.2%、およそ6億7,300万人が飢餓に直面する中、アジアやラテンアメリカで食料不安の改善がみられる一方、アフリカにおける飢餓人口の割合は20%を超え、中程度または重度の食料不安の蔓延率は2023年の57.5%から2024年には58.9%へと上昇したことを指摘、誰一人取り残さないための政策立案の緊急性を指摘しました。 -
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1318. 猛暑、数百万人に影響
日中および夜間の気温が危険なほど高くなる猛暑は、世界中で数百万人に影響を与えており、早期警報と熱中症対策行動計画の重要性を浮き彫りにしています。世界気象機関(WMO)の情報によると、7月末~8月初頭にかけ、西アジア、中央アジア南部、北アフリカの大部分、パキスタン南部、米国南西部の一部で最高気温が42℃を超え、日本でも8月5日に41.8℃という国内最高気温を記録しました。 -
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1317. 2025年7月 世界食料価格動向
国連食糧農業機関(FAO)は、8月8日、世界食料価格動向を公表、2025年7月の平均値は130.1ポイントで、6月比で1.6%上昇しました。穀物、乳製品、砂糖の価格指数は下落しましたが、肉類と植物油の価格指数の上昇がそれを上回りました。全体として価格指標は前年7月比で7.6%上昇しましたが、2022年3月に記録したピークからは18.8%低い水準にとどまりました。 -
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1316. TICAD9における国際農研イベント
2025年8月20日~22日、横浜で第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)が開催される予定です。国際農研は、JISNASとともにTICAD9 農林水産省セミナー「国際共同研究が育む未来 ― アフリカとともに歩む若手研究者たち」、ササカワ・アフリカ財団・アフリカ農業研究フォーラム(FARA)との共催によるTICAD9公式サイドイベント「環境再生型農業を通じたアフリカの食料システムの変革:若者と農家を支える戦略・政策・連携」、AGRA・JICAとの共催によるAGRA総裁 アリス・ルウェザ氏特別セミナー「アフリカにおける気候変動に強靭な農業食料システムの構築 ― 科学と官民連携の役割」、を開催する予定です。奮ってご参加ください。 -
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1315. コペルニクス:史上3番目に暖かい7月、史上最高気温記録連続更新の小休止
2025年7月、日本の月平均気温は、統計開始(1898年)以降の7月として最も高くなりました。一方、コペルニクス気候変動サービス(C3S)は、2025年7月が史上3番目に暖かかったとし、連続して史上最高気温記録を更新してきた状況からの小休止と表現しました。 -
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1314. アフリカの食料栄養安全保障
2025年8月20日~22日、横浜で第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)が開催される予定です。アフリカの安全保障が抱える課題と機会についてアフリカ連合HP掲載の論説を紹介します。 -
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1313. プラネタリーバウンダリーとプラネタリーヘルス
地球システム科学者は、地球システムの安定性と回復力を測定・追跡するためのプラネタリーバウンダリー(地球の限界)フレームワークを開発しました。それと並行して、保健分野の科学者は、地球システムの変化が人間の健康と幸福の基盤となる条件を脅かしていることを懸念しています。 The Lancet誌で公表された論説は、プラネタリーバウンダリーとプラネタリーヘルス研究のより緊密な統合のための提案をしました。 -
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1312. 熱波について
現在、尋常でない熱波が日本を覆っていますが、世界各地で異常気象が観測されています。4年前の2021年8月に公表されたIPCC第 6 次評価報告書・第 1 作業部会報告書(自然科学的根拠)によると、気候変動の加速により、熱波や豪雨、干ばつや洪水等の極端現象の頻度がより高まっていくことが予測されています。昨年、Pick Upでとりあげた熱波の記事を振り返ってみます。 -
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1311. 食料システム変革の機運の高まり
7月29日、アディスアベバで開催された国連食料システムサミット+4(UNFSS+4)の閉会挨拶で、アミーナ・モハメッド 国連副事務総長は食料システム変革の機運の高まりを称賛し、食料システムが人々・地球・平和・繁栄を実現するための解決策となるべきであると強調しました。 -
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1310. 世界の森林炭素吸収源は20年ぶりの低水準に縮小
森林は歴史的に、大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収し、地球の気温を調節してきました。しかし、世界資源研究所(WRI)のグローバル・フォレスト・ウォッチ(GFW)等の新たな分析によると、2023年と2024年の森林火災により、世界の森林炭素吸収源は、火災と継続的な森林伐採により、少なくとも20年ぶりの低水準に縮小しました。 -
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1309. 経済発展水準とエネルギー消費・肥満の関係
世界的な経済発展は、肥満および関連する健康問題の蔓延と関連しています。PNAS誌で公表された研究は、多様な生活様式および経済圏に属する6大陸の成人4,213人を対象に、エネルギー消費量と肥満を調べ、経済発展に関連する肥満において、食事摂取量がエネルギー消費量の減少よりもはるかに大きな役割を果たしていることを示しました。 -
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1308. 国連食料システムサミットフォローアップ会合サイドイベントの報告
国連食料システムサミット+4(UNFSS+4)において、国際農研は、日本の農林水産省、エチオピア農業研究機構(EIAR)、ウガンダ水環境省、ベトナムガーデニング協会、味の素株式会社、Greein株式会社、FAO森林局とともに、対面形式によるサイドイベントを開催しました。
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1307. 国連食料システムサミットフォローアップ本会合開会
7月28日、エチオピアのアジスアベバで、国連食料システムサミット+4(UNFSS+4)の本会合が始まり、食料システム研究分野において著名な専門家によるパネル討論を交えた特別セッションが数多く開催されました。 -
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1306. 国連食料システムサミットフォローアップ会合でサイドイベントを開催しました
7月27日、国連食料システムサミット+4(UNFSS+4)において、国際農研は、日本・エチオピア・ベトナム・ウガンダのパートナーとともにサイドイベントを開催しました。 -
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1305. 持続可能な開発目標に向けた進捗状況
国連事務総長による報告書は、2015年に「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されて以来10年間の進捗状況を世界規模で概観し、断固たる行動が必要な分野を明らかにしています。2015年以降、SDG2 に関しては、子どもの発育阻害と消耗症の減少、そして幼児の食生活の多様性の緩やかな向上で改善が見られますが、飢餓と食料不安は深刻化しており、小規模生産者は依然として、大規模農家に比べて大幅に収入が少ない状況です。報告書は、2030アジェンダ達成において、とりわけ食料システム変革の重要性を強調しています。 -
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1304. 致命的な暑さと湿気
気候変動は、異常な暑熱現象の頻度増加と湿度の変動が相まって、直接的および間接的な健康リスクの悪化、エネルギー資源の逼迫、そして経済損失につながるため、世界の健康をますます脅かしています。Annual Review of Environment and Resources誌で発表された文献レビューは、1990年以降の猛暑と湿度の現象を調査し、特に脆弱で資源の乏しい地域において、ますます深刻な地球規模の健康リスクをもたらしていることを明らかにしました。 -
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1303. 変革をもたらす食料システム全体のガバナンス
食料システムは、世界中の人々に健康的な食生活を公平に提供し、持続可能な生活を支え、環境保護を確保することに課題を抱えています。Nature Food誌の論考は、これらの問題を解決するために食料システム全体のガバナンスを見直すアプローチを提案しています。 -
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1302. 国連食料システムサミットフォローアップ会合サイドイベント
国連食料システムサミット+4(UNFSS+4)は、7月27日から29日まで、エチオピアのアディスアベバで開催されます。国際農研は、日本・エチオピア・ベトナム・ウガンダのパートナーとともにサイドイベントを開催し、地球規模課題の解決目標を掲げつつ、地域の事情に合わせ、生産者による科学技術イノベーション採択を支援するために設計されたツールの適用事例を紹介する予定です。