国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS

JIRCAS役職員等が参加する国際会議等の紹介

2019-09-05

G20首席農業研究者会議(G20 Meeting of Agricultural Chief Scientists, G20 MACS)

G20 MACSは、世界食料の安定供給にむけた農業研究の優先事項や連携強化に向けて、各国および国際機関等を代表する農業研究者が話し合うことを目的とした会議です。

G20 MACSの公式ウェブサイトは第7回のホスト国であるドイツにより開設されました。メンバー国の紹介、過去の全ての会合のコミュニケ、第5回(China 2016)と第6回(Germany 2017)の会合の資料等がご覧いただけます。

JIRCASは、第1回G20 MACS (2012年、メキシコ)から参加を続け、これまで様々な議論に貢献してきました。JIRCAS役職員の参加報告は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。

コムギイニシアティブ(Wheat Initiative, WI)

WIは、2011年6月に開催されたG20農業大臣会合)で設立が了承され、同年9月に発足しました。国際農林水産業研究センター(以下「JIRCAS」という。)が日本の代表機関となっています。WIには現在、日本を含む世界のコムギ生産国16ヶ国 2)と、国際農業研究機関である国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)と国際乾燥地農業研究センター(ICARDA)やコムギに関係する企業が参加し、国際的な共同研究の推進や調整に関する議論を行っています。

1) G20農業大臣会合2011年6月にフランス・パリで初めて開催されたG20メンバー国の農業大臣による会合。

2) WIに参加している16ヶ国:アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、日本、スペイン、トルコ、イギリス、アメリカ

 WIは、2015年に、食料安全保障に貢献するためのコムギ研究戦略アジェンダを発表しました。

 2016年、2017年における我が国の研究者のWIに関する活動は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。                   

熱帯農業プラットフォーム(Tropical Agriculture Platform, TAP)

    TAPは、G20を受けて2012年に発足した、主に熱帯地域の小規模農家を受益者として農業のイノベーションシステムのための能力開発(capacity development for agricultural innovation systems, CDAIS)を推進するプラットフォームです。JIRCASは、TAP創設時からそのパートナーとして積極的にその活動に参加しています。

  2016年1月に、第3回TAPパートナー会合(TAP Partners Assembly)がルワンダの首都のキガリで開催されました。そこで議論された共通枠組みは、現在各地域で独立した取り組みが行われている能力開発を調和させることでリソースを最適化できないかという観点から作成されたもので、2016年7月に最終版が公表されました(以下3文書)。

  a.概念

  b.ガイダンスノート

  c.要約

  また、TAPはCDAISに関する情報共有システムとしてTAPipediaを運営しており、農業イノベーションのための能力開発に関連する文献、ケーススタディ、ツールなどを検索することができます。

  2017年のJIRCAS職員の参加報告は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。

アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development、TICAD)

    TICADは、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降,日本政府が主導し,国連,国連開発計画,アフリカ連合委員会及び世界銀行と共同で開催しています1)

  JIRCASにおけるTICAD関連の活動(2013年以降)は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。なお、IFNA、CARDについてはそれぞれの項目をご覧ください。

【TICAD V】

【TICAD VI】

引用文献

1)外務省ウェブサイト http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/ (2018年2月8日)

食と栄養のアフリカ・イニシアティブ(Initiative for Food and Nutrition Security in Africa:IFNA )

    JIRCASは、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において立ち上げられたIFNA(イフナ)1)、2)、3) の運営委員会に参画し、アフリカの食料と栄養安全保障に寄与しています。運営委員会メンバーは、African Development Bank(AfDB)、 Food and Agriculture Organization of the United Nations(FAO)、 International Fund for Agricultural Development(IFAD)、国際協力機構(JICA)、JIRCAS、New Partnership for Africa's Development (NEPAD)、 United Nations Children's Emergency Fund(UNICEF)、World Bank, World Food Programme(WFP)、 World Health Organization (WHO)の10機関です。

  JIRCAS役職員のIFNA及び栄養研究関連の報告は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。

   引用文献

   1) 外務省ウェブサイト http://www.mofa.go.jp/mofaj/afr/af2/page4_002268.html (2018年2月9日) 

   2)国際協力機構ウェブサイトhttps://www.jica.go.jp/press/2016/ku57pq00001ufjon-att/20160830_16_j.pdf(2018年2月8日)

   3)国際協力機構ウェブサイトhttps://www.jica.go.jp/activities/issues/nutrition/ku57pq00001p9zjx-att/IFNA_Declaration.pdf(2018年2月8日)

 

アフリカ稲作振興のための共同体(Coalition for African Rice Development :CARD)

     我が国が主導するアフリカ開発会議(TICAD IV)の横浜宣言(平成20年)では、「今後10年間でアフリカの米生産を倍増させる」目標が示され、この実現のためCARDが設立されました。JIRCASは設立当初から運営委員会(Steering Committee)メンバーとして参加しています。運営委員会メンバーは、Africa Rice Center (AfricaRice)、African Development Bank(AfDB)、Alliance for a Green Revolution in Africa(AGRA)、Forum for Agricultural Research in Africa (FARA)、Food and Agriculture Organization of the United Nations(FAO)、International Fund for Agricultural Development(IFAD)、International Rice Research Institute(IRRI)、国際協力機構(JICA)、JIRCAS、New Partnership for Africa's Development(NEPAD)、World Bankの11機関です。

  JIRCAS役職員のCARD関連の報告は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。

国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)

     1992年、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする「国連気候変動枠組条約」が採択されました1)

    JIRCAS役職員のCOP23関連の会議への参加報告等は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。

引用文献

1)環境省ウェブサイト http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cop.html (2018年2月8日)

開発のための農業研究世界会議 (Global Conference on Agricultural Research for Development:GCARD)

    GCARD は、これまでのCGIAR(下記項目参照) 年次総会と3 年ごとに開催されていたGFAR(The Global Forum on Agricultural Research)の会議とを統合した会議で、農林水産分野の国際共同研究に関する情報収集、意見交換を行います。JIRCA役職員は、2010年にフランスで開催された第一回会合から参加しています。

  第一回会合では、より対応型で相互関連性の高い農業研究を目指すための「GCARD計画」(Road Map)が検討され、2012年にウルグアイで開催された第二回会合では、連携 (Partnership)、予見研究 (Foresight Study)そして能力開発 (Capacity Building)が農業および関連産業に変革をもたらすために重要であることが強調されました。2016年4月に南アフリカ共和国 エクルフレニにて開催された第3回会合のテーマは、「No One Left Behind; Agri-food Innovation and Research for a Sustainable World」で、食料安全保障、健康と栄養、気候変動対応、環境保全、包括的人材育成、パートナーシップ強化等SDGsに沿ったテーマ別会合が開かれました。

  なお、JIRCASはGFARのパートナーになっています。

国際農業研究協議グループ(Consultative Group on International Agricultural Research:CGIAR)

     CGIARは貧困や飢餓・栄養失調、そして環境劣化の解決に向けて活動を行う世界規模の農業研究・開発ネットワークであり、15の国際農業研究機関(CGセンター)が参画しています。近年、CGIARでは、より効率的で実質的な「開発にむけた農業研究(AR4D)」の実施を目的とした改革が行われており、下記の2つの文書は今後のCGIARのAR4D実施に向けた「研究・開発戦略および目標達成のための枠組み(CGIAR Strategy and Result Framework: SRF)」を規定しています。

 →「CGIAR Strategy and Result Framework」および「CGIAR Strategy and Result Framework 2016 -2030」の概要

  JIRCAS役職員のCGIAR関連の会議への参加報告や、JIRCASとCGIAR傘下の研究センターとの連携については、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。

・世界食料見通し会合(World Outlook Conference)

  OECDなどの国際機関やUSDAなどの各国政府機関において、農産物の主要生産国や消費国の食料需給予測を行う代表者は、お互いの予測結果を検討するために、世界食料見通し会合(World Outlook Conference)を毎年開催しています。

   JIRCAS職員の会合への参加報告は、下記のJIRCASウェブサイトをご覧ください。