現地の動き
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348. 地球の窒素循環を改善するトウモロコシ由来の物質の発見
347. 2021年アース・オーバーシュート・デイ
346. 国連食料システムサミット プレサミット:コロナ禍での希望の兆し
345. カウンティング・カーボン―温室効果ガス排出・吸収計測の方法
344. 新型コロナウイルスパンデミックの栄養への影響:低中所得国でさらに1億4100万人が健康的な食事を入手できなくなる
7月26日から本日28日まで、イタリアで国連食料システムサミットのプレサミットが開催されており、食・栄養に関する地球規模課題が議論されています。「栄養のために立ち上がろう」コンソーシアム(Standing Together for Nutrition Consortium: ST4N)は栄養学、経済学、食料・健康システムの研究者の学際的なコンソーシアムです。今回は、新型コロナウイルスが低中所得国の栄養に与えた影響について、Nature Food誌に掲載された「栄養のために立ち上がろう」コンソーシアム(Standing Together for Nutrition Consortium: ST4N)による論文2本を紹介します。
343. 節水技術への適応を改善することにより、気候変動に対応するイネを育種する
コメは、世界の人口のほぼ半数にとって主要な食料源であり、最も重要な食用作物の一つです。一方、水田からのメタン放出は温室効果ガスの主要な原因の一つとなっています。気候変動にレジリエントなイネの育種と同時に、水田からのメタン排出を抑制する栽培技術の開発に合わせたイネの育種も必要になります。このたび、国際農研のMatthias Wissuwa主任研究員も参画した総説「節水技術への適応を改善することにより、気候変動に対応するイネを育種する」が、Theoretical and Applied Genetics誌でオンライン公表されました。
342. 国際農研 研究プログラム・プロジェクト紹介サイトの公開
国際農研では、令和3年4月1日からスタートした第5期中長期計画(令和7年度までの5年間)において、新たな研究プログラム・プロジェクト体制のもとで研究活動を行っています。このたび、研究プログラム・プロジェクトの紹介サイトを公開しました。ぜひご覧ください。
341. OECD-FAO農業アウトルック報告書出版記念イベント 開催報告
340. 「2021年世界の食料安全保障と栄養の現状(SOFI)」概要
今月12日、ニューヨークで発行された最新版「世界の食料安全保障と栄養の現状」(SOFI2021) 報告書によれば、世界の飢餓人口はさらに増加し最大8億1100万人と推計されました。栄養不足人口は増加、子どもの発育阻害の改善は鈍化し、世界中で成人の過体重と肥満が増加しております。SOFIはもともと国際連合食糧農業機関(FAO)の旗艦報告書の1つであり、5つの国連機関(FAO, IFAD, UNICEF, WFP, WHO)が共同で制作しています。本日のPick Upでは、FAO駐日連絡事務所と国際農研の協力で、報告書概要の抄訳を掲載します。
339. 2021年6-7月、北半球で観察される極端気象現象
338. グローバルフードシステム
337. 環境に優しくお米の収量も増える夢の技術
336. 報告書「2021年世界の食料安全保障と栄養の現状(SOFI)」:飢餓人口は昨年より1億1800万人増加
335. 有機資材を活用して、マダガスカル稲作の低生産性を克服する
334. 農村開発の再考
333. 7月11日は世界人口デー
332. 食料システム転換のための科学・技術・イノベーションの役割
331. 養分供給力に乏しい土壌を克服する稲作技術
330. 持続可能な開発報告書2021:SDGs進捗がはじめて逆転
329. OECD-FAO農業アウトルック報告書 出版記念イベント
食料農業を専門とする国連機関FAOの駐日連絡事務所が主催する「OECD-FAO 農業見通し報告書」出版記念イベントを7月14日にオンライン開催いたします。世界の農産物市場の動向分析に基づいた今後の展望について執筆者がライブ講演し、世界の食料安全保障を維持するために必要な戦略的な政策・科学技術分野について議論します。申込リンクの方を開設いたしました。是非ふるってご参加ください。