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396. CGIARにおける日本・日本人研究者の科学的貢献をJARQで情報発信

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396. CGIARにおける日本・日本人研究者の科学的貢献をJARQで情報発信

CGIARは、開発途上国の農林水産業の生産性向上、技術発展を目的に1971年に設立された国際組織であり、傘下の15の国際機関(2020年現在)が独立した研究機関として機能し、作物、畜産、森林、漁業および自然資源管理など多様なテーマに即し、国際農業研究のフロンティアとして世界の食料・環境問題解決に貢献してきました。日本はCGIARの設立時から現在に至るまで、CGIARに対し資金・人的面で多くの貢献を行っています。2017年までにCGIARに所属した日本人スタッフは累計240人、日本人理事経験者も70人を超え、日本との共同研究などを通じ、数多くの研究成果をあげてきました。

CGIARが2021年に設立50周年を迎えることを機に、CGIARの15機関における日本・日本人研究者の科学的貢献とその主要な成果を、Japan Agricultural Research Quarterly(JARQ)特集号として取りまとめており、今回、すべての論文の要旨を国際農研ホームページ上に公表しました。

掲載論文は序章(1本)、CGIAR沿革・近年のOne CGIARの動向についての情報(1本)、CGIARの各機関による主要な成果の研究レビュー(14本)およびCGIARの機関と国際農研の共同研究成果の研究レビュー(1本)です。特集号の発行は12月を予定しております。

参考文献

https://www.jircas.go.jp/ja/publication/jarq/55/5

(文責:社会科学領域・Africa Rice Center 齋藤和樹、生産環境・畜産領域 村中聡、情報プログラム 飯山みゆき)

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