Pick Up

380. 地球にやさしい食生活を社会全体で実現するために

関連プログラム
情報

 


380. 地球にやさしい食生活を社会全体で実現するために


一週間後の9月23日、国連食料システムサミットが開催されます。サミットでは、地球と人類の健康に資する食料システム構築のための変革が最大のアジェンダとなっています。中でも、食料システム転換のカギとされているのが、「地球にやさしい食生活(プラネタリーヘルスダイエット)へのシフト」です。


プラネタリーヘルスダイエットは、現在の食料システムと環境問題(気候変動、生物多様性の損失など)や健康問題との関係を理解する上で、カギとなる概念です。 

このたび、一般財団法人「地球・人間環境フォーラム」が発行する情報誌「グローバルネット」 2021年9月号にて、情報プログラムの飯山が「地球にやさしい食生活を社会全体で実現するために」と題する論考を寄稿しました。 グローバルネットHPにて先行公開していただいています。

論考は、「食」の課題展開を概観し、解決策として提案されている「プラネタリーヘルスダイエット」の議論を紹介します。さらに広義での世界の食料栄養課題に言及した上で、持続的かつ公正な食料システムの構築に必要とされる変革について整理しました。国連食料システムサミット、そして農林水産省の「みどりの食料システム戦略」策定の背景ともなった、国際社会が議論しているフードシステムの話題の背景を理解するためにも、ぜひご覧ください。

 

参考文献

飯山みゆき「地球にやさしい食生活を社会全体で実現するために」https://www.gef.or.jp/globalnet202109/globalnet202109-3/『グローバルネット』2021年9月号 https://www.gef.or.jp/globalnet/globalnet202109/

(文責:情報プログラム 飯山みゆき)
 

関連するページ