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180. Race to Zero ―脱炭素社会の実現へ向けて

 

2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを表明しました。気候変動の原因となる温室効果ガスの排出をゼロにする「脱炭素社会」の実現は国際的な課題であり、中でもRace to Zeroは世界的にビジネス・都市・地域・投資家を巻き込むキャンペーンとなっています。

2020年11月、オンラインでRace to Zero対話イベントが開催され、その中で パリ協定の達成に必要な8セクター(エネルギー、居住、産業、土地利用、海洋と海岸地域、輸送、水、強靭性)における行動計画をまとめたClimate Action Pathways報告書が公表されました。 報告書は、各セクターについて、世界的に気温上昇を1.5℃に抑えるために必要とされる行動計画について短・長期ごとのマイルストーンを設定し、全体として、2020年11月にグラスゴーで開催される第26回気候変動枠組条約締約国会議に向けた、野心的な気候行動計画に参加する関係者向けの方針を提供することを目的としています。

 

参考文献

United Nations Climate Change. Race to Zero Campaign. https://unfccc.int/climate-action/race-to-zero-campaign

United Nations Climate Change. Climate Action Pathways. https://unfccc.int/climate-action/marrakech-partnership/reporting-and-t…

(文責:研究戦略室 飯山みゆき)