レジリエンス強化作物とその生産技術の開発【レジリエント作物】

関連プログラム
食料

2022-01-11

背景

地球規模の気候変動による極端気象の頻発や、急激な人口増加に伴う環境劣化や限界地域での作物生産などによって、作物生産が不安定化し、世界的な食料・栄養の安全保障が脅かされています。地球温暖化や人口急増は、地球規模課題を一層深刻にしており、従来の育種戦略では対応が困難になっています。今後増大し加速化する気候変動の影響を見据え、合成生物工学とビッグデータを統合した新技術により地球規模課題の解決を加速化することが強く望まれています。

プロジェクト目標

主要作物のイネ、ダイズ、低利用作物のキヌアを主な対象として、劣悪な環境など、様々な外的攪乱に強いレジリエントな作物を作出または生産するために必要な技術を開発し、レジリエンス強化作物生産への道を切り拓きます。

研究課題構成

  • 遺伝資源を活用した高栄養作物のレジリエンス強化生産技術の開発
  • レジリエンス強化作物デザインに向けた基盤技術の開発
  • 資源の利用効率向上に関わる未開拓な遺伝的生理機構を活用した育種基盤の構築
  • 病害抵抗性を活用した環境負荷の低い病害防除技術の開発

対象国

ボリビア、ベトナム、中国、ネパール、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン

成果の対象者・受益者

研究者およびイネ・ダイズ・キヌアなどの生産者および消費者、食料供給の不安定性の増大の影響を受けやすい開発途上地域の住民

プロジェクトリーダー

藤田 泰成(生物資源・利用領域)

プロジェクトポスター

レジリエンス強化作物とその生産技術の開発【レジリエント作物】

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今回も訪問人数を考慮し、2班に分かれて、国際農研の研究紹介(屋内講義)と八幡台圃場でコメのサンプル紹介など(屋外演習)をそれぞれ行いました。