インドネシア
関連するJIRCASの動き
国際農研のSATREPSプロジェクト2課題が相手国との合意に至り正式に共同研究を開始します
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施しているSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)の令和3年度採択研究プロジェクト2課題が、相手国とのプロジェクト討議議事録(Record of Discussions: R/D)の締結に至り、今までの条件付きから、正式な共同研究を開始します。
国際農研提案の2課題がSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)に条件付き採択されました
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施しているSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)の令和3年度新規採択研究課題として、国際農研の研究者が提案した2課題が条件付きにて採択されました。
関連する現地の動き
刊行物
広報JIRCAS (3)
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 3 ( )
jircas3-_-.pdf4.97 MB
Guidelines for the Implementation of Collaborative Projects Among Various Agencies in Farming and Farm Village Development
Japan International Research Center for Agricultural Sciences, マニュアル・ガイドライン. ( )
manual_guideline-_-.pdf1.29 MB
Information leaflet (Indonesian language) on “Chemical fertilizer reduction by horse manure application for temperate vegetable production in West Java Highland, Indonesia”
Balai Penelitian Tanaman Sayuran (BALITSA), Japan International Research Center for Agricultural Sciences, マニュアル・ガイドライン. ( )
manual_guideline-_-.pdf866.53 KB
地下水有効開発技術マニュアル
独立行政法人 緑資源機構, 緑資源機構マニュアル. ( )
green-_-.pdf6.35 MB
Technical Reference for Effective Groundwater Development
Japan Green Resources Agency, 緑資源機構マニュアル. ( )
green-_-.pdf4.75 MB
関連するイベント・シンポジウム
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2015年若手外国人農林水産研究者表彰式
- 場所
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国連大学 ウ・タント国際会議場 東京都渋谷区神宮前 5-53-70
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イネ創生プロジェクト研究における、いもち病ネットワーク研究に関するキックオフミーティング、およびアジア作物学会におけるワークショップ 「Rice innovation forenvironmentally sustainable production systems」
- 場所
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インドネシア国、ボゴールIICC(IPB International Convention Centre)
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温暖化稲作プロジェクト(CCARA)第一回年次会議
- 場所
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フィリピン・ロスバニオス
出張報告書
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 出張目的 | 関連プログラム |
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R04-0172 | 2022年11月 - 2022年12月 | インドネシア, マレーシア | フタバガキ樹種成木の成長と材質に関わる形態形質の測定 フタバガキ樹種実生の生理特性の乾燥応答調査及び乾燥応答と関連する生理・形態形質の測定 |
環境 |
R04-0209 | 2022年11月 - 2022年12月 | インドネシア | SATREPS-インドネシア詳細計画策定調査 | 食料 |
R04-0187 | 2022年11月 - 2022年12月 | フィリピン, インドネシア | フィリピン稲研究所での研究打ち合わせと圃場確認 インドネシアの国立研究革新庁およびインドネシア稲研究センターでの打ち合わせと圃場確認 |
食料, 情報 |
R04-0135 | 2022年09月 - 2022年10月 | マレーシア, インドネシア | マレーシア森林研究所とのプロジェクト運営打合せほか ガジャマダ大学とのプロジェクト運営打合せほか |
環境 |
R04-0109 | 2022年10月 - 2022年10月 | インドネシア | SATREPSオープニングセレモニー出席、研究材料視察 | 環境 |
研究成果情報
- アジアモンスーン地域の天水稲作における最適播種期予測による収量改善(2018)
全球スケールの季節予報を統計的にダウンスケーリングした気象予測値をモンスーンアジアの100 km2程度の天水稲作地域に適用できることを明らかにした。これにより、作物生育モデルを使った最適播種期の予測が可能となり、農家の収量を改善できる。
- アジアモンスーン地域の天水稲作における最適播種期予測による収量改善(2018)
全球スケールの季節予報を統計的にダウンスケーリングした気象予測値をモンスーンアジアの100 km2程度の天水稲作地域に適用できることを明らかにした。これにより、作物生育モデルを使った最適播種期の予測が可能となり、農家の収量を改善できる。
- 健全な種子生産を維持するためのフタバガキ科林業樹種の択伐基準の改善(2016)
フタバガキ科4林業樹種について、種子の父性解析から得られた花粉散布・開花量のパラメータを用い、択伐後の他家受粉の減少量をシミュレーションにより推定した。その結果によれば、材密度が高い非早生樹種では他家受粉が大きく減少し健全な交配が維持できないため、択伐の伐採基準を現行よりも厳しくすることが望ましい。
- 健全な種子生産を維持するためのフタバガキ科林業樹種の択伐基準の改善(2016)
フタバガキ科4林業樹種について、種子の父性解析から得られた花粉散布・開花量のパラメータを用い、択伐後の他家受粉の減少量をシミュレーションにより推定した。その結果によれば、材密度が高い非早生樹種では他家受粉が大きく減少し健全な交配が維持できないため、択伐の伐採基準を現行よりも厳しくすることが望ましい。
- アセアン国別食料需給モデル作成・運用マニュアルによる成果の普及(2016)
アセアン加盟各国を対象として食料生産・消費の中期予測を行うための非均衡モデルを作成・運用するためのマニュアルを作成し広く公表する。マニュアルは、モデルの作成法を基礎的な計量経済学の概念と共に示し、モデルの理解・作成・運用に寄与する。
- アセアン国別食料需給モデル作成・運用マニュアルによる成果の普及(2016)
アセアン加盟各国を対象として食料生産・消費の中期予測を行うための非均衡モデルを作成・運用するためのマニュアルを作成し広く公表する。マニュアルは、モデルの作成法を基礎的な計量経済学の概念と共に示し、モデルの理解・作成・運用に寄与する。
- 西ジャワ高原野菜生産で、入手の容易な馬糞堆肥施用により減収せずに化学肥料施用を半減できる(2015)
インドネシア西ジャワ州高原地帯の火山灰土壌地域の野菜生産では、馬糞堆肥を10 t/ha施用することで、収量を維持したまま化学肥料施用量を施肥基準の半量に節減できる。
- 西ジャワ高原野菜生産で、入手の容易な馬糞堆肥施用により減収せずに化学肥料施用を半減できる(2015)
インドネシア西ジャワ州高原地帯の火山灰土壌地域の野菜生産では、馬糞堆肥を10 t/ha施用することで、収量を維持したまま化学肥料施用量を施肥基準の半量に節減できる。
- インドネシアのパーム油企業が実施するCSR活動を促進する要因(2015)
インドネシアのパーム油企業が実施する企業の社会的責任(CSR)活動は、小規模農家に対する農地配分プログラムであるNESの実施により促進される。NESに対する政府支援の強化は、CSR活動の促進にも有効である。
- インドネシアのパーム油企業が実施するCSR活動を促進する要因(2015)
インドネシアのパーム油企業が実施する企業の社会的責任(CSR)活動は、小規模農家に対する農地配分プログラムであるNESの実施により促進される。NESに対する政府支援の強化は、CSR活動の促進にも有効である。