ボリビア
関連するJIRCASの動き
「実りのフェスティバル」にスーパーフード「キヌア」の研究成果を出展
大阪・関西万博でSATREPSボリビアの研究成果を紹介:未来の食と環境を支える、アンデスの知恵と日本の技術の出会い
関連する現地の動き
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Pick Up
962.地球と宇宙をつなぐ国際農研の取り組み〜レジリエント作物の新たなフロンティア〜
国際農研が取り組む「気候変動などによる地球環境の劣化に対応したレジリエント(強靭な)作物の生産に向けた研究」は、「宇宙環境に適応した作物の生産を目指す研究」にもつながっています。 -
Pick Up
721. キヌアの日 ~キヌア研究における国際農研の貢献~
「キヌアの日」の由来は、FAOが2013年2月20日に「国際キヌア年」の開幕式典を開催したこと、2016年の同日に日本キヌア協会が発足したことから。今日のPick Upはキヌアを特集します。 -
Pick Up
4. ウユニ塩湖のキヌア -「スーパーフード」孤児作物研究の意義
“世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景”として有名なボリビアのウユニ塩湖ですが、その近辺の畑地は塩分濃度が高く、作物にとっては不毛の大地です。こうした厳しい環境でも育つ極めて希少な作物に、近年「スーパーフード」として注目を浴びているキヌア(quinoa)があります。世界各地には、栄養価に優れながら、品種改良のための研究が十分行われてこなかった作物が多くあり、これらは「孤児作物 (orphan crops)」などと呼ばれています。国際農研は、キヌアの品種改良・高付加価値化への道筋をつけるのみならず、厳しい環境・気象条件に適応する作物のメカニズムを明らかにすることで、気候変動に対する育種戦略への知見を得ることを目指しています。
刊行物
JIRCAS Newsletter(89)
Japan International Research Center for Agricultural Sciences, JIRCAS Newsletter. 89 ( )
jircas_newsletter-89_-.pdf2.95 MB
JIRCASニュース(89)
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, JIRCASニュース. 89 ( )
jircas_news-89_-.pdf3.4 MB
広報JIRCAS (6)
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 6 ( )
jircas6-_-.pdf4.63 MB
農地・土壌侵食防止対策技術マニュアル
独立行政法人 緑資源機構, 緑資源機構マニュアル. ( )
green-_-.pdf26.37 MB
農地・土壌侵食防止対策手法ガイドブック8 : 持続的な農村開発のための活動実施手法
独立行政法人 緑資源機構, 緑資源機構マニュアル. ( )
green-_-.pdf676.32 KB
出張報告書
| 報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 出張目的 | 関連プログラム |
|---|---|---|---|---|
| R07-0410 | 2026年02月 - 2026年03月 | ボリビア | SATREPSボリビアプロジェクト「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題3-4「耕畜連携」、課題4「普及ネットワークの構築」の現地調査の実施 | 食料 |
| R07-0406 | 2026年02月 - 2026年03月 | ボリビア | SATREPSボリビアプロジェクト課題2「早生およびレジリエンス強化に関わる育種素材の開発」における進捗管理 | 食料 |
| R07-0414 | 2026年02月 - 2026年03月 | ボリビア | SATREPSボリビアプロジェクト「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題2における圃場評価試験の収穫期の生育調査および収穫を実施する | 食料 |
| R07-0411 | 2026年02月 - 2026年03月 | ボリビア | SATREPSボリビア課題「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題1「遺伝資源の整備とゲノム育種基盤の構築」における研究活動の実施 | 食料 |
| R07-0409 | 2026年02月 - 2026年03月 | ボリビア | SATREPSボリビア課題の塩測定や水質などの環境調査における技術支援および次期中長期計画の連携に向けた絶対的水不足地域における効率的な水利用と持続的作物生産に関する予備調査 | 食料 |
研究成果情報
- キヌアの高塩耐性を支える3つのNa+排除輸送体(2025)キヌアは高塩濃度環境でも生育可能な作物であるが、その塩耐性機構は十分に解明されていない。遺伝子型の異なるキヌア系統群間では、地上部におけるNa+蓄積量に大きな差が生じる。特に南部高地系統では、海水レベルの塩条件下でも地上部へのNa+侵入が強く抑制される。Na+輸送体遺伝子の発現が抑制されると地上部へのNa+蓄積が増加することから、これら輸送体が地上部へのNa+侵入抑制に関与することが示唆される。本成果は、キヌアの高い塩耐性を支える分子基盤を示し、塩害地農業に資する塩耐性作物開発の基礎知見を提供する。
- アンデス高地で栽培化された高地型キヌア系統の高精度ゲノム配列情報(2024)
栽培起源地とされるティティカカ湖周辺に生育する北部高地型およびボリビアのウユニ塩湖周辺の過酷環境に適応した南部高地型のキヌア自殖系統の高精度ゲノム配列情報は、キヌアの栽培化の謎を解き明かすだけでなく、その優れた環境適応性や栄養特性を解明するための重要なゲノム解析基盤として活用できる。