SATREPSボリビア課題「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題1「遺伝資源の整備とゲノム育種基盤の構築」における研究活動の実施
成果の概要
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)プロジェクトのカウンターパート機関であるサンアンドレス大(UMSA)およびアンデス農業研究普及機関(PROINPA)の研究施設や試験圃場において、主に課題1「遺伝資源の整備とゲノム育種基盤の構築」における研究活動を実施した。UMSAにおいては、これまでに交配・育成されたF₂集団を対象に目的形質のPCRマーカーの検証を行い、マーカーによる早期選抜に成功した。長鎖DNAの取得や全ゲノム解析用のDNA取得など、現地カウンターパートと共にゲノム育種基盤を強化した。PROINPAビアチャ試験圃場では、これまでに整備した遺伝資源の再増殖や表現型評価を行った。また、種子の真空パッケージによる保存体制の整備を進めた。
ボリビア