SATREPSボリビア課題「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題1「遺伝資源の整備とゲノム育種基盤の構築」における研究活動の実施および現地での中間評価に伴う研究打合せ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R05-0152 2023年10月 - 2023年12月 ボリビア

成果の概要

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)ボリビアプロジェクトの課題1における遺伝資源構築において、アンデス農業研究普及機関(PROINPA)と共同でViacha圃場における栽培キヌアと野生キヌア(アハラ)の播種・栽培を実施し、PROINPAおよびサン・アンドレス大学(UMSA)との会議で遺伝資源構築の方法を策定し、さらに遺伝資源コレクションのリストを更新した。また、全ゲノム解析用の技術をUMSAに移転し、栽培キヌアから早生個体を選定して全ゲノム解読ライブラリを作製した。
さらに、ウユニ塩湖とコイパサ塩湖周辺のキヌア栽培状況を確認した。
また、課題1におけるNAM集団の育成では、PROINPAと共同でViacha圃場での世代更新を行い、PROINPAにおいて開発された優良品種の欠失を検出するプライマーを作製した。さらにこのプライマーは、多くの栽培品種等からこの品種を区別することが可能であることを確認した。

ボリビア

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