SATREPSボリビア課題「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普 及」の課題1「遺伝資源の整備とゲノム育種基盤の構築」における研究活動の実施およびJST現地調査対応

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R05-0338 2024年02月 - 2024年03月 ボリビア

成果の概要

課題1における遺伝資源の構築において、アンデス農業研究普及機関(PROINPA)の職員と協力して栽培キヌア(キヌア)と野生キヌア(アハラ)の表現型調査および種子収穫を実施した。さらに、キヌアとアハラの交配を親個体に用いたF2集団の播種を実施した。サンアンドレス大学(UMSA)の職員とは、キヌア遺伝資源(256系統)の遺伝子型を決定するため、クルードDNAの抽出とこれを用いたdpMig-seqライブラリの作成を実施した。また256系統のうち104系統については、高品質DNAの抽出とNGSライブラリの作成を実施した。これらの遺伝資源の構築に関する作業の他にも、UMSAで開催された第5回テクニカルコミッティ、およびJICAボリビア事務所において課題1の進捗状況を発表した。さらに、ウユニ塩湖周辺でのキヌア遺伝資源の採集現場において、JST現地調査隊に対してキヌアとアハラの農業形質の相違点について説明した。

ボリビア

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