現地の動き

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930. 2024年を迎えて

2024年、新たな地質年代「人新世 The Anthropocene」の定義の承認について議論が予定されているそうです。人新世を定義することは、人類の経済活動が地球に及ぼす影響が地球史レベルで起きていることを認め、地球の全生物の生存のために人類の経済活動を見直す必要性を意味しています。
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929. 2023年を振り返って

2023年も国際農研Pick Upをご訪問くださり、ありがとうございました。2023年を振り返るにあたり、科学誌がブレークスルーに選ぶ肥満治療薬のニュース、不平等が拡大する世界における貧困・食料危機の拡大、こうした食料システムの在り方が引き起こす地球の健康危機、COP28において承認された食料システム変革宣言、をとりあげます。
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928. 2023年の注目Pick Up記事

今日のPick Upは、2023年のアクセス数による注目記事から、2023年の世界食料安全保障・気候変動などの話題を振り返ります。
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927. 国際会議におけるグリーンアジアプロジェクトの紹介

国際農研は、アジアモンスーン地域における生産力の向上と持続性を両立する技術の実証や実装の促進を軸とした「グリーンアジア」プロジェクトを2022年の4月から開始し、同地域における食料システムの変革に貢献するための様々な活動を行ってきました。今年10月~12月にかけて、農業・食料システムに関連する様々な国際会議の場においてグリーンアジアを紹介し、国際的なネットワークを深める取組を行いました。
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926. 9つのキーワードで見る2023年~拡大する不平等

不安定な1年と言われた2022年に対し、2023年は不平等の問題が顕在化した1年となりました。いまだ続くパンデミックの影響に、気候変動・紛争や暴力・食料不安が加わり、多くの国において完全な経済回復への道筋は困難に見舞われました。世界銀行のブログ記事を参考に、9つのキーワードで2023年を振り返ってみたいと思います。
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925. 2023年の食料価格動向

昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、黒海穀物イニシアチブは世界食料危機の回避に貢献してきましたが、2023年7月中旬に失効しました。それでも、国際的な食料価格指標は、史上最高値を記録した2022年に比べれば、2023年は相対的に低い傾向で推移してきました。一方、現在、海上輸送航路の要所である紅海においてイエメンの武装組織による船舶への攻撃が続いていると報道され、今後、食料サプライチェーンに間接・直接的な影響を及ぼす可能性についても注視する必要があります
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924. 世界の気候 2011-2020:加速の10年

今年も残すところ10日となり、これまでの取り組みを改めて見つめ直す時期になりました。そこで、世界気象機関も2020年までの10年間の気候課題に関する報告書、「世界の気候 2011-2020:加速の10年 (The Global Climate 2011-2020: A decade of acceleration)」を公表し気候変動の実態に改めて警鐘を鳴らしました。
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923. 持続可能な食料生産に向けたイネの分げつの可能性

イネなどの穀物の枝分かれ(分げつ)は、穂の数を決定するための重要な形質ですが、気候変動や養分欠乏など不安定な環境の影響を受けやすい形質でもあります。最近、国際農研で見出された遺伝子MP3は、こういった不安定な環境でもイネの分げつ発生を促進し、穂数を適度に増加させることが分かり、持続可能な食料生産に役立つ技術の1つとして、その可能性が期待されています。
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922. タンパク質転換

畜産は環境に負荷を与え気候変動の原因となっているため、動物性タンパク質からの転換はフードシステム変革で注目を集めるテーマの1つです。本日は、PNAS に掲載された論文(Mylan, Andrews, and Maye 2023)をご紹介します。
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921. 世界の干ばつスナップショット2023

地震や洪水・森林火災といった突発的な震災と比べ、干ばつは静かに進行しますが、近年その頻度と深刻さは増加傾向にあり、生態系・地域経済・人々の生活に広く影響を及ぼすようになっています。先日までドバイで開催されていたCOP28で公表された「世界干ばつスナップショット2023」報告書は、近年の地域別の干ばつ発生状況と被害規模に言及しつつ、将来に向けた干ばつ対策の不十分さに警鐘を鳴らしました。
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920. 温暖化のもとで雪氷圏の直面するリスク

COP28において、世界気象機関(WMO)は2023年の平均気温が観測史上最高になるとする暫定的見込みを発表、海洋の温暖化や氷河溶解により海面上昇の速さが近年2倍になっていると発表しました。2023年雪氷圏白書は、地球温暖化2℃によって、世界の雪氷圏は不可逆的なダメージを被ると警鐘を鳴らしています。
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919. グローバル・ティッピング・ポイント

気候変動に関する議論において、ティッピング・ポイントは、小さな攪乱要因によりシステムの状態が質的に変わってしまう閾値と定義されます。世界的に著名な研究者らが取りまとめたグローバル・ティッピング・ポイント報告書は、温暖化によって、複数のティッピング・ポイント超えが加速し、我々の社会の安定性を脅かす可能性を指摘しました。
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918. 貧困削減と気候変動

11月29日にNature誌で公表された論文は、極度の貧困の撲滅は比較的小さな温室効果ガス排出の増加を伴うのみで、気候スマートな成長を実現することで、気候変動と開発目標の間のトレードオフも解消されていく可能性を指摘しました。
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917. 2023年11月 世界食料価格動向

国連食糧農業機関(FAO)は、12月8日、世界食料価格動向を公表しました。2023年11月の値は平均120.4ポイントで、前月と同水準にとどまり、前年比で14.4ポイント(10.7%)低い値をとりました。植物油・乳製品・砂糖価格指標の上昇を、穀物・食肉価格指標の下落が相殺しました。
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916. 農業分野における二国間クレジット制度活用プラットフォームの参加者募集の案内

農業分野における二国間クレジット制度(JCM)活用プラットフォームへの参加者を募集いたします。本プラットフォームは、途上国における農業分野でのJCMの推進を目指し、情報共有、標準化(MRV方法論の開発)、行政機関への協力・助言などを行う目的で、国際農研が設置しました。民間企業、研究機関、行政機関の関係者間で広く情報交換・共有し、農業分野におけるJCMの活用に向けた取組みに協力していきます。
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915. 脂質含量を減らさずにタンパク質含量を高める野生ダイズ由来遺伝子の同定

ダイズ種子は、世界の植物性タンパク質の71%以上、油の29%以上を提供していますが、それらは負の相関関係を示し、両方の含有量が高い品種の開発は難しいです。ダイズの祖先種である野生ダイズは、栽培ダイズ品種のタンパク質含量を向上させるために重要な遺伝資源として注目されています。国際農研は、脂質含量を減らさずにタンパク質含量を高める野生ダイズ由来遺伝子の同定に成功しました。
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914. 農業従事者が直面する危険な高温多湿条件

今年のCOP28では、気候変動の人の健康に対するインパクトに対する対応策の議論が主要アジェンダの一つとなっています。熱帯および亜熱帯の農業地帯、三角州や海岸沿岸地域の住民は特に高い確率で高温多湿に晒されています。これら地域を含め農業地帯の労働者が作物の栽培期間中に直面する危険な高温多湿日数について研究した論文を紹介します。
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913. COP28 - 気候変動アジェンダにおける食料システム変革の主流化

11月30日から、ドバイにてCOP28が開催されています。12月1日、130か国以上の代表により、食料システムを気候アジェンダにおいて主流化を目指す「持続可能な農業・強靭な食料システム・気候変動対応に関する首脳級宣言」が承認されました。農林水産省は、今回のCOP28会場で行われるプログラムの一つとして、アジアモンスーン地域諸国において気候スマート(Climate Smart)で強靭な農業技術の適用の加速化を主題としたセミナーを開催、同セミナーに国際農研も参加します。
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912. 世界土壌デー2023「生命の源である土壌と水」

国連が提唱する「世界土壌デー」は、健康な土壌の重要性に注目し、土壌資源の持続可能な管理を提唱するため、毎年12月5日に開催されています。今年のテーマは「生命の源である土壌と水」です。国際農研では、アフリカにおける持続可能で回復力のある食料生産システムの構築を目標として、土壌と水の適切な管理技術の開発に取り組んでいます。
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911. 東南アジア連絡拠点設立50周年記念シンポジウム

国際農研がバンコクのタイ農業局内に事務所を設置したのは1972年で、現在は東南アジア連絡拠点と言う名称になっています。1年遅れとなりますが、12月14日(木)、タイの会場およびオンラインのハイブリッド形式で50周年記念シンポジウムを開催いたします。