現地の動き

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1028. 国際イモの日

5月30日は国際イモの日、ジャガイモ(英: potato、学名:Solanum tuberosum)にスポットライトを当てる機会を提供します。
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1027. 最近の食料価格推移の背景

世界銀行エコノミストらは、5月24日付のブログにて、最近の食料価格下落の背景に、世界食料供給見通しの改善があると指摘しました。
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1026. 東アフリカの洪水被害拡大要因

5月23日、極端現象と気候変動の因果関係を分析するWorld Weather Attribution (WWA)は、最近東アフリカを襲った豪雨は、エルニーニョの影響よりも気候変動の影響が大きいとする暫定的な分析結果を示し、温暖化によって都市部のインフラ脆弱性問題が洪水被害を拡大しかねないと警鐘を鳴らしました。
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1025. 生物圏に関する予測科学の構築における科学的文化の統合

生物圏は、生物的なプロセスが広域な空間軸および長期的な時間軸にまたがっていることから、極めて複雑な仕組みを持っています。PNAS誌にて発表された論文は、生物圏に関する予測科学の構築において、異分野連携を超えた科学的文化の統合が不可欠であると論じました。
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1024. 住みやすい地球のためのレシピ

現在、農業食料システムは、人為的な温室効果ガス排出の世界シェアの3分の1を占めると推計されています。世界銀行が公表した報告書「住みやすい地球のためのレシピ」は、増加する世界人口を養いつつも、土壌・生態系・人の健康の向上を目指す実現可能なアクションを通じ、温室効果ガス排出を大幅に減らすことで、食料安全保障・気候変動へのレジリエンス・脆弱な人々の保護が可能になるとしています。
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1023. サミットからシステム全体の変革へ

2023年以降の食料システム変革加速に向けた進展についてとりまとめた国連事務総長レポートは、2025年に予定されている次のストックテーキング・モーメントに向けた目標達成のためのアクションを呼びかけました。
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1022. 国際生物多様性の日

5月22日「国際生物多様性の日」は、生物の多様性が失われつつあること、また、それに関連する諸問題に対する人々の認知を広めるために国際連合が制定した記念日です。2024年のテーマは「計画に参加を」であり、2030年までに達成すべき新たな生物多様性に関する世界目標に向け、全ての関係者がアクションを起こす必要性を訴えています。
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1021. 気候変動がアジアの熱波を劇化

5月14日、極端現象と気候変動の因果関係を分析するWorld Weather Attribution (WWA)は、気候変動が、4月から5月初頭にかけてアジアの数百万人の人々を襲った熱波を劇化させたと報告しました。
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1020. 花粉媒介者と食料安全保障・生態系保全

5月20日は、世界蜂の日(World Bee Day)。ミツバチなどの花粉媒介者は、食料安全保障に直接貢献するだけでなく、生物多様性の維持にとっても中心的な役割を果たしています。
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1019. アフリカの温室効果ガス排出・貯留バランス

アフリカの温室効果ガスの排出・貯留バランスの推計を行った分析をとりまとめた論文が、Global Biogeochemical Cycles誌に公表されました。論文は、2010-2019年の期間、アフリカは温室効果ガス純排出源であり、炭素貯留キャパシティが年々低下している可能性を示唆しました。
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1018. パナマ運河の低水量はエルニーニョ現象が原因

極端現象と気候変動の因果関係を分析するWorld Weather Attributionは、今回、パナマ運河の水量減に影響を及ぼした要因として、エルニーニョ現象に言及しています。エルニーニョは、最近ブラジル南部や東アフリカで大洪水をもたらした要因と報道される一方、アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、6月にエルニーニョが終息し、ラニーニャ現象に移行していく可能性を指摘しています。
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1017. 2024年4月の世界気温

欧州連合の気象情報機関コペルニクス気候変動サービスによると、2024年4月も記録的な暑さを更新しました。
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1016. 作物遺伝資源多様性保全に貢献した科学者らが2024年世界食料賞を受賞

気候変動・パンデミック・紛争・地球壊滅の危機に対し、長期的に世界の食料安全保障を維持する上で、作物遺伝資源の多様性は決定的に重要な役割を果たします。5月9日、Geoffrey Hawtin 博士とCary Fowler博士が、世界食料安全保障にとり極めて重要な作物多様性・遺伝資源の保全において果たしてきた貢献が評価され、2024年世界食料賞が与えられることが発表されました。
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1015. 医食同源

食事を変えることで健康にどのような効果があるのかを示す研究について、本日は、nature medicine誌に掲載された記事(Venkatesan 2024)をご紹介します。
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1014. 2024年国際植物防疫デー

2024年の国際植物防疫デーのテーマは植物の健康、安全な取引、デジタルテクノロジー。
持続可能な経済と生活に向けて、植物を健康に保ち、安全な貿易を確保するための意識を高め、行動を起こしましょう。
 
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1013. ボリビアシンポジウム〜ウユニ塩湖、キヌア、リャマの魅力〜

国際農研と駐日ボリビア多民族国大使館は、2024年5月20日(月)に『ボリビア シンポジウム〜ウユニ塩湖、キヌア、リャマの魅力〜』を、科学技術振興機構(JST)東京本部別館で開催します。本シンポジウムは対面とZoomウェビナーを利用したオンライン視聴を併用して実施します。
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1012. 2024年4月 世界食料価格動向

国連食糧農業機関(FAO)は、5月3日、世界食料価格動向を公表しました。2024年4月の値は平均119.1ポイントで、食肉価格の上昇や植物油および穀物の価格指標の微増を反映し、前月から0.3ポイント(0.3%)上昇ました。4月に続き、7か月の下落傾向を反転する上昇ではありましたが、前年比で9.6ポイント(7.4%)低い値にとどまりました。
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1011. サブサハラ・アフリカにおける気候変動にレジリエントな伝統食用作物の潜在性

気候変動の進行につれ、サブサハラ・アフリカにおいて主食作物の生産性は大きな影響を受けることが予測されています。先日、PNAS誌の2023 Cozzarelli Prizeを受賞したWorld Vegetable Center研究者らの論文は、サブサハラ・アフリカにおいて気候変動にレジリエントな伝統食用作物の潜在性を示しました。
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1010. 2024年食料危機グローバル報告書

2024年食料危機グローバル報告書(The 2024 Global Report on Food Crises: GRFC 2024) が発表され、2030年までの飢餓撲滅目標達成に大きな課題が立ちはだかっていると訴えました。
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1009. 気候変動ターゲット達成に向けた「ネットゼロ」再考

多くの国・自治体・企業が今世紀半ばまで温室効果ガス排出を正味ゼロとする「ネットゼロ」公約を表明する中、「ネットゼロ」は標語および誓約としては成功を収めています。4月下旬に公表されたPNAS誌の論考は、「ネットゼロ」目標が独り歩きする一方、より包括的な気候変動緩和の努力をおろそかにすべきでないと指摘しました。