JIRCASの動き

筑波大学学園祭「雙峰祭」出展報告

筑波大学では、筑波大学学園祭「雙(そう)峰(ほう)祭(さい)」を毎年実施しています。今年で40回目を数え、昨年度の来場者数は3万人にのぼり関東有数の学園祭となっています。
昨年度、筑波大学学園祭実行委員会から協力要請があり、初めて研究成果についてポスター展示を行いました。昨年度に引き続き今年度も協力要請がありましたので、この要請に応え、気候変動対応、アジアバイオマス、熱帯沿岸域養殖の3つテーマについてポスター展示を行いました。

第6回淡水レンズ保全管理セミナー

第6回「淡水レンズの保全・管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施した。セミナーには、政府機関からは環境保護庁、マジュロ上下水道公社(MWSC)、環境計画政策調整室(OEPPC)、在マーシャル国日本大使館、在マーシャル国アメリカ大使館、及びJICAマーシャル支所等から約20名が参加した。

「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」プロジェクト(農林水産省拠出金研究)最終ワークショップ

ICRISATで実施している「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」(Development of sustainable soil fertility management for sorghum and sweet sorghum through effective use of biological nitrification inhibition (BNI))(農林水産省拠出金研究)プロジェクトにおいて、研究成果の最終報告を兼ねたワークショップが開催されました。このプロジェクトが本年10月末で終了することから、これまで毎年実施してきた成果検討に加えて、ソルガムでのBNI研究の現状についての報告やICRISATと日本でのソルガム研究についての紹介が行われました。

第6回JIRCASサイエンスカフェ開催報告

国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、最近のセンターの活動や研究者の取り組み状況について情報発信するため、JIRCASサイエンスカフェを開催しています。
第6回目は、平成26年10月7日(火)、東京農業大学 「食と農」の博物館において、『東南アジアの農業と農村「ラオスの里山管理方法を作る」』と題して開催しました。

ブルキナファソで、JIRCAS主催によるシンポジウム「ブルキナファソにおける持続的農業開発のための日本の国際共同研究」が開催

2014年9月16日に、アフリカ西部のブルキナファソの首都ワガドゥグにおいて、JIRCAS主催の国際シンポジウム「ブルキナファソにおける持続的農業開発のための国際共同研究」が開催されました。同シンポジウムには、JIRCASの岩永勝理事長が出席するとともに、現地日本大使館の二石昌人大使をはじめ、現地JICA事務所から森下拓道所長、ブルキナファソから環境持続可能開発省Salif Ouédraogo大臣、科学研究技術革新省からCompaore R. A. Maxime次官、環境農業研究所(INERA)からHamidou Traoré所長代理が出席し、日ブ両国の農業開発分野に関する主立った関係者が集う会合となりました。

「グローバルフェスタJAPAN2014」出展報告

JIRCASは、開発途上地域における農林水産業の研究を包括的に行う我が国唯一の機関として、国際機関・公的機関等のエリアにブースを設置し、「研究プログラム」などのパネル展示を行うとともに、刊行物・JIRCASニュースの配布及びJIRCAS紹介ビデオの放映を行いました。今回は昨年に引き続き、以下のミニ講演を兼ねたコミュニケーションタイムを設け、参加者との意見交換を実施しました。各回、数名の方に熱心に話を聞いて頂き、研究者との懇談の場を楽しんでお帰り頂いたと思います。 JIRCAS研究者が来場者への説明を行い、JIRCASの研究分野における国際協力の現状を広く知って頂くことができました。

モザンビーク国立農業研究所(IIAM)の幹部4名を日本に招へい

平成26年9月17日~25日の日程で、モザンビーク国立農業研究所(IIAM)から、マポセ所長をはじめとする幹部4名が来日しました。これは平成26年1月12日に締結した「共同研究に関する覚書」に基づいて、JIRCASとの共同研究に関するフィージビリティー調査の一環としてJIRCASが招へいしたものです。一行は、北海道やつくばで日本の農業、畜産業の現場や研究内容を視察し、JIRCASでは9月22日に「モザンビークの農業とIIAMの農業研究」と題するセミナーを行い、9月24日には関係者の間で共同研究の課題設定に関する討議を行いました。

2014 JIRCAS-カントー大学 気候変動対応プロジェクトワークショップ

(独)国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成26年9月27日(土)、ベトナム国のメコンデルタに位置するカントー市において、「気候変動に対応した開発途上地域の農業技術開発」プロジェクトのうち、ベトナムで実施中の課題についてのワークショップを開催しました。このワークショップは、毎年、現地で開催しているもので、本年は、プロジェクトの4年目に当たることから、プロジェクトの最終年度に向け、プロジェクトの進捗状況ととりまとめの方向性について報告と検討を行うことを目的として開催されました。

タイの伝統発酵食品データベース

タイでは古くから多様な発酵食品が生産され、地域に暮らす人々にとって大切な食料資源となってきました。発酵によって食品の保存期間を長くすることができると同時に、原料にはない味わいや食感を付け加えることもできます。発酵は、食料の保存技術の一つであると同時に高度な加工技術でもあるといえるでしょう。ここでJIRCASが提供するデータベースは、タイのカセサート大学食品研究所がまとめたデータをもとに、タイのいろいろな発酵食品を水産物、畜産物、果物、野菜、米、大豆など原料ごとに分類し、解説と写真、作り方を1ページに紹介したものです。

「タイ科学技術博覧会2014」へJIRCASブースを出展

タイ科学技術省が主催する「タイ科学技術博覧会(Thailand National Science and Technology Fair 2014)」が、2014年8月12日(火)~28日(木)の間、チェンマイ市内のチェンマイ国際会議・展示場(Chiang Mai International Convention and Exhibition Center: CMICE)で開催されました。本博覧会には、JIRCASは2007年から毎年出展しており、本年もJIRCASのタイにおける研究成果を展示するブースを、日本パビリオン内に出展しました。