JIRCASの動き
島嶼環境保全プロジェクト(マーシャル諸島)第5回運営委員会開催報告
2013年4月24日14:00~15:30、マーシャル諸島共和国資源開発省2階会議室で第5回運営委員会が開催されました。C/P機関の資源 開発省をはじめ、環境保護庁、マジュロ環礁地方政府等に勤務する農業・地下水関係行政担当者及び研究者が参加しました。JIRCASがローラ島で 実施している淡水レンズ動態把握、水質管理手法技術開発、淡水化装置開発、及び野菜栽培技術開発等に係る2012年度研究調査現地活動成果ならび に2013年度計画について説明を行いました。
平成25年度一般公開報告
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、科学技術週間の行事として、一般公開を行いました。平成25年度一般公開は、2日間ともJIRCASにおいて開催し、研究者による研究成果ポスターの紹介、熱帯果樹レプリカ展示、熱帯果実の試食、エビ実験施設の見学、電子顕微鏡を用いた実験体験、世界の民族衣装の試着、ハイビスカス・パイナップルの苗配布、じゃんけん大会の他、ミニ講演会等を行いました。
モザンビーク農業大臣ほかProSAVANA-JBMのJIRCAS訪問について
平成25年4月3日(水)14:15~16:00にモザンビーク農業大臣ほかProSAVANA-JBMの皆様がJIRCASを訪問されました。今回の訪問は、JICAの日本・ブラジル・モザンビークの三角協力によるアフリカ熱帯サバンナ農業開発事業(ProSAVANA-JBM)にJIRCASも参画していることによるものです。
「低炭素型農村社会の構築」第8回プロジェクト・セミナー
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、平成25年3月28日(木)、ベトナム国のメコンデルタに位置するカントー市において、現地で実施中の気候変動対応プロジェクトのうち、「低炭素型農村社会の構築」に係るセミナーを開催しました。このセミナーは、毎年2回、定期的に現地で開催しているもので、今回は、プロジェクトで取り組んだバイオガス・ダイジェスター(BD)によるCDM事業が昨年8月に国連CDM理事会に登録され、本年4月以降に企業からの出資を得て実施に移される予定であることから、今後の具体的な活動の進め方及び関連する調査の最新の成果等について関係者間で意見交換することを目的として開催されました。
「乾燥地草原保全プロジェクト」第2回調整委員会報告
JIRCASおよびそのカウンターパート機関であるモンゴル国立農業大学、中央省庁(工業・農業省、道路・建設・都市開発省、自然環境・グリーン発展省)、また、プロジェクト・サイト(ウブルハンガイ県、トゥブ県)のメンバー及びオブザーバーの計27名が参加しました。会議の場では、プロジェクトの内容・成果と計画がJIRCASから示され、それに対する検討がなされました。
JIRCASウズベキスタン・セミナー報告
JIRCASでは、平成20年より農地塩害対策調査(農林水産省補助金)を実施し、農家向けガイドライン「高地下水位条件下における圃場レベルの塩害軽減対策」を取りまとめました。農家による塩害対策の普及・推進には技術指導や支援が必要であることから、その役割を担うウズベキスタン政府機関、国際機関等を対象に塩害対策の普及素材としてのガイドラインの紹介を目的としたセミナーを開催しました。セミナーには、ウズベキスタン国農業水資源省、フェルメル(民間経営農場)評議会、同国内で塩害問題の多い7州から塩害対策実施機関、研究機関、国際機関、日本側関係機関、合計45名が参加しました。
JIRCASパラグアイプロジェクトセミナー報告
JIRCASがパラグアイで実施中の二つのプロジェクト、「植林CDMを活用した低炭素型農村社会の構築手法の確立」と「クリーン開発メカニズム(CDM)を活用したプログラム型農村開発手法の確立」に係る2012年度の成果および今後の計画について、共同研究機関、関係機関との情報共有を目的としてプロジェクトセミナーを開催しました。
JIRCASウズベキスタン・ワークショップ報告
JIRCASでは、2008年より中央アジア地域ウズベキスタン国シルダリア州において「農地塩害対策調査」(農林水産省補助金)を実施してきました。この調査成果であるガイドライン「高地下水位条件下における圃場レベルの塩害軽減対策」について、現地関係者を対象にワークショップを開催しました。このワークショップは、塩害の発生メカニズムと過剰灌漑が及ぼす影響、塩害が作物に及ぼす影響について農家の理解を深め、農家が独自に取り組むことが可能な塩害対策技術及び導入後の経営状況等の紹介を目的に開催されました。ワークショップには、これまで調査に関わってきた農家、その他、州内の農家代表者、農業従事者(女性を含む)、塩害対策を担当する地方行政機関の技術者ら約90名が参加しました。
国際ワークショップ「IITA-Japan collaboration on Research for Development for Africa: Current Perspective and Beyond」開催報告
このワークショップは、国際農業研究協議グループ(CGIAR)傘下にある国際熱帯農業研究所(International Institute of Tropical Agriculture: IITA)との協力を通し、アフリカ農業開発に貢献できる研究の在り方について意見交換することを目的とし、2月14日に開催されました。