「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」プロジェクト(農林水産省拠出金研究)最終ワークショップ

国名
日本 インド

ICRISATで実施している「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」(Development of sustainable soil fertility management for sorghum and sweet sorghum through effective use of biological nitrification inhibition (BNI))(農林水産省拠出金研究)プロジェクトにおいて、研究成果の最終報告を兼ねたワークショップが開催されました。このプロジェクトが本年10月末で終了することから、これまで毎年実施してきた成果検討に加えて、ソルガムでのBNI研究の現状についての報告やICRISATと日本でのソルガム研究についての紹介が行われました。

開催日時
2014年9月30日(木) 8時50分-16時30分
会場(開催国・開催都市)
国際半乾燥熱帯作物研究所(ICRISAT インド国・パタンチュル)
主催研究機関
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、ICRISAT(共催)

会議概要

ICRISATで実施している「生物的硝酸化成抑制(BNI)による環境保全の推進」(Development of sustainable soil fertility management for sorghum and sweet sorghum through effective use of biological nitrification inhibition (BNI))(農林水産省拠出金研究)プロジェクトにおいて、研究成果の最終報告を兼ねたワークショップが開催されました。このプロジェクトが本年10月末で終了することから、これまで毎年実施してきた成果検討に加えて、ソルガムでのBNI研究の現状についての報告やICRISATと日本でのソルガム研究についての紹介が行われました。

このワークショップには、カウンターパート機関であるICRISAT内のプロジェクト担当者と関係する研究者、日本のソルガム研究者等、そしてJIRCASの関係者の25名が参加しました。

まず、ICRSATのWani部長、Whitbread部長、岩永JIRCAS理事長、Dar ICRISAT所長からの挨拶が行われた。次に、今年のプロジェクトの研究成果について、小課題1「ソルガムとスイートソルガム圃場における生物的硝化抑制の評価」、小課題2「ソルガムとスイートソルガム圃場における窒素動態の量的評価、および動態に及ぼす生物的硝化抑制の影響評価」、小課題3「生物的硝化抑制の適切な管理に基づくスイートソルガムでの新しい窒素肥料施用のガイドラインの策定」ごとに課題担当者から報告があり、それぞれで活発な討議を行なわれました。続いて、JIRCASでのBNI研究の現状やICRISATと日本でのソルガム研究の紹介がありました。さらに、国連大学の伊藤氏よりBNIに関する総括的なコメントの後、JIRCASの川島 プログラムディレクターから閉会の辞でワークショップは終了しました。

ワークショップの開催状況

ワークショップ参加者との記念写真

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