JIRCASの動き
KNUST-JIRCASワークショップ 「ガーナにおける効率的な水田開発の可能性」報告
ガーナ国クワメエンクルマ工科大学とJIRCASが共催して「ガーナにおける効率的な水田開発の可能性」と題してワークショップを開催しました。ワークショップは、JIRCASがガーナ国で実施しているアフリカ稲作振興プロジェクトの「アフリカに適用可能な低コスト水利施設の開発」の調査研究内容を大学関係者や開発する技術の受け手(普及促進機関)となるガーナ国食糧農業省(MoFA)、JICA、NGOと情報を共有し、今後の調査の進め方について意見交換を行うことを目的として開催されました。
2012年農林水産研究成果10大トピックスにJIRCASが実施した共同研究が選定されました。
2012年農林水産研究成果10大トピックスにJIRCASが実施した共同研究が選定されました。 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター、独立行政法人 国際農林水産業研究センター、太平洋セメント株式会社、日揮株式会社、東京電力株式会社は、反応促進剤を加えた熱処理により、汚染土壌から土工資材等に利用可能なレベルまで放射性セシウムを分離除去する技術を開発しました。成果の詳細は(農林水産省農林水産技術会議事務局のWebページ)をご覧ください。
国際ワークショップ「農地管理を通じた土壌への炭素蓄積-世界における研究最新動向と東南アジアの位置づけ」開催報告
平成24年12月6日、タイ国バンコク市で国際ワークショップ「農地管理を通じた土壌への炭素蓄積-世界における研究最新動向と東南アジアの位置づけ」を、JIRCAS、タイ農業局(DOA)、土地開発局(LDD)の共催で開催しました。ワークショップには、タイ、インドネシア、ベトナムの研究者を中心に55名が参加しました。
JIRCAS国際シンポジウム2012開催報告「リスクに強い食料生産システム-開発途上地域の農業技術開発の役割」
シンポジウムには、152名の参加がありました。主催者を代表し、岩永理事長から、レジリアンスというテーマとした背景の説明とこれからの方向性を話し合える機会としたい旨の挨拶があり、その後、来賓の農林水産技術会議事務局の西郷正道研究総務官より、地球温暖化に伴う作物の不作や人口増加による食料安全保障の問題が健在化するなか、レジリアンスというテーマで情報交換をする意義を強調する挨拶が行われました。
2012年若手外国人農林水産研究者表彰報告
平成24年11月28日、つくば国際会議場において若手外国人農林水産研究者表彰(農林水産技術会議主催)の表彰式典が挙行されました。式典には、選考を務められた委員を含め、多数が参加され盛大に行われました。
タイ王国カセサート大学がJIRCASの研究協力に対して感謝状を贈呈
タイ王国カセサート大学は、JIRCASの長年にわたる複数の共同研究プロジェクトの推進、人的・学術的な研究支援及び、フェローシップ制度による人材育成等に関して感謝するとともに、将来にわたりカセサート大学とJIRCASの関係がより発展することを希望し、感謝状を贈呈しました。
公開セミナー「90億人を養うための国際農学研究」開催報告
平成24年11月22日、筑波大学において筑波大学(生物資源学類・生物資源科学専攻)と当研究所の共同開催で特別公開セミナーを行いました。セミナーには、市民の皆様、筑波大学の学生の皆様など、約180名が参加しました。
アグリビジネス創出フェア2012への出展報告
平成24年11月14日(水)~11月16日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された「アグリビジネス創出フェア2012」において、JIRCASは研究成果の紹介・広報を行いました。本フェアは「全国の産学官の各機関が有する、農・林・水産・食品分野などの最新技術や研究成果をわかりやすく展示し、研究機関間、研究機関と事業者との新たな連携を促す場として開催する技術交流展示会」として農林水産省が開催したもの(JIRCASは後援)です。
島嶼環境保全プロジェクト第4回「淡水レンズの保全管理」セミナー開催報告
第4回「淡水レンズの保全・管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施しました。セミナーには、政府機関からは資源開発省(R&D)事務次官代理、環境保護庁(EPA)所長代理及び統合的水資源管理マネージャー、プロジェクト対象地域の地権者代表等から構成される淡水レンズ委員会委員長、マジュロ上下水道公社(MWSC)所長代理、マジュロ廃棄物公社(MAWC)所長、在マーシャル国日本大使館臨時代理大使、JICAマーシャル支所長代理、教育機関からはマーシャル諸島短期大学(CMI)農業普及員やハワイ大学畜産普及員等、約20名が参加しました。