タイ王国カセサート大学がJIRCASの研究協力に対して感謝状を贈呈

関連プログラム
農村活性化
国名
タイ

タイ王国カセサート大学は、JIRCASの長年にわたる複数の共同研究プロジェクトの推進、人的・学術的な研究支援及び、フェローシップ制度による人材育成等に関して感謝するとともに、将来にわたりカセサート大学とJIRCASの関係がより発展することを希望し、感謝状を贈呈しました。

タイ王国カセサート大学は、JIRCASの長年にわたる複数の共同研究プロジェクトの推進、人的・学術的な研究支援及び、フェローシップ制度による人材育成等に関して感謝するとともに、将来にわたりカセサート大学とJIRCASの関係がより発展することを希望し、感謝状を贈呈しました。

授賞式は、2013年11月25日に、バンコクにて開催された「第1回 食料・エネルギー安全保障に向けた微生物利用技術に関する国際シンポジウム」の開催に先立ち行われました。カセサート大学の Sornprach Thanisawanyangkura副学長から送られた感謝状及び記念品を齋藤昌義プログラムディレクターがJIRCASを代表して受領しました。

JIRCASとカセサート大学の共同研究は、1994年、両者の国際共同研究に関するMOUが締結された後から継続して行われてきました。これまでに食品科学、微生物学、バイオマス利用、水産養殖等の共同研究プロジェクトが実施され、以下のような顕著な成果が得られています。

  • 食品分野:抗酸化活性を付与した加工米飯製品製造技術の開発
  • 水産分野:海藻とともにエビ養殖する技術の確立
  • 微生物分野:タイの大豆発酵食品トアナウに関与する枯草菌の菌株評価技術の開発
  • バイオマス利用分野:酵母を用いたキャッサバパルプからのエタノール生産技術の開発

このほかにも、香り米の遺伝子に関する成果、収穫後損耗防止技術に関する成果など多くの成果が得られてきました。また、各プロジェクトの実施期間中にカセサート大学から幾人ものフェローが来日して成果を上げています。

カセサート大学Sornprach Thanisawanyangkura副学長(右)から JIRCASへの楯の贈呈

関連するページ