JIRCASの動き

宮腰光寛内閣総理大臣補佐官が熱帯・島嶼研究拠点をご視察

平成30年4月13日、宮腰光寛内閣総理大臣補佐官(ふるさとづくりの推進及び農林水産物の輸出振興担当)が熱帯・島嶼研究拠点(熱研)を視察されました。宮腰総理補佐官は、研究職員による研究説明、水田見学及び意見交換を通して、インド型イネについての知見を深められました。

タイ王室森林局に向けてナレッジトランスファーセミナーを開催

国際農研はタイ王室森林局林業研究開発部と協力して、チークなどの有用な樹種の造林に関連する研究を行ってきました。この研究成果を、タイの全国各地で造林に適した苗木の開発にあたるRFD技官に知ってもらうために、平成30年2月6日、タイ東北部のコンケン市でナレッジトランスファーセミナーを開催しました。

第44回熱研市民公開講座「農薬だけじゃない 知っておきたい害虫防除法」(3月30日)の開催報告

第44回熱研市民公開講座「農薬だけじゃない 知っておきたい害虫防除法」では、害虫の防除のための基礎知識として、さまざまな害虫防除法とその特徴、それらを上手に組み合わせる総合防除法などについて説明いたしました。また、サトウキビ白葉病とその媒介昆虫、害虫の弱点に基づくサトウキビ白葉病の防除技術開発などの説明を通して、タイにおける熱研の研究活動についても紹介いたしました。

生産環境・畜産領域の浅井英利研究員らが日本熱帯農業学会論文賞を受賞

生産環境・畜産領域の浅井英利研究員らの論文「Labour-Saving Practices for the External Expansion of Swidden Agriculture for Upland Rice Production in a Mountainous Area of Laos」に対し、平成29年度日本熱帯農業学会論文賞が贈られました。

平成29年度研究成果情報・主要普及成果を公開

毎年度の試験研究活動によって得られた研究成果のうち、特に「現場での生産技術等として活用される成果」 、 「学術的に高度で、有効な新手法、新知見等の成果」及び「行政施策の改善に極めて有効または参考になる成果」の中から顕著なものを選定し公表しています。

「生命の科学ライフ・サイエンス Li-Sci ライサイ」の参加者に見学していただきました。

平成30年3月27日に、つくばサイエンスツアーオフィスが主催する『生命の科学ライフ・サイエンス Li-Sci ライサイ』に参加された皆様が当センターを見学しました。ラオスの発酵食品の研究や食品などに利用される藻のお話などをとおして、生活に関わりのある小さな生き物について感心を高めていただきました。

岩永理事長が「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」で導入講演とセッションの座長として登壇

2018年3月11日(日)、(独)日本学術振興会、ノーベル財団が開催した「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018、持続可能な食の未来へ」において岩永理事長が「地球は100億人を養えるのか」との題で導入講演を行うとともに、「持続的発展(開発途上国と食)」の分科会で座長を務めました。

岩永理事長がマダガスカル農業畜産省ラクトベ・トヴンジャカ事務次官を表敬訪問(3月1日)

2018年3月1日に、岩永理事長がマダガスカル農業畜産省のラクトベ・トヴンジャカ事務次官を表敬訪問し、同国で実施中のSATREPSプロジェクトをはじめとするJIRCASの研究活動やマダガスカルにおける稲作の重要性について意見交換を行いました。会談後、事務次官および岩永理事長が共同記者会見を実施し、今回の訪問について、多くの現地メディアに取り上げられました。

第13回JIRCASサイエンスカフェ「バッタを倒しにアフリカへ」開催報告

第13回サイエンスカフェでは、生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員より、サハラ砂漠で生きる生物の生態について、バッタを例に解説しました。さらに、農作物を食い荒らすアフリカのサバクトビバッタと闘う人々の活動について紹介しました。

前野浩太郎研究員の著書が新書大賞を受賞

JIRCAS生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員の著書「バッタを倒しにアフリカへ」(光文社)が新書大賞を受賞しました。