JIRCASの動き
「生命の科学ライフ・サイエンス Li-Sci ライサイ」の参加者に見学していただきました。
平成30年3月27日に、つくばサイエンスツアーオフィスが主催する『生命の科学ライフ・サイエンス Li-Sci ライサイ』に参加された皆様が当センターを見学しました。ラオスの発酵食品の研究や食品などに利用される藻のお話などをとおして、生活に関わりのある小さな生き物について感心を高めていただきました。
岩永理事長が「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」で導入講演とセッションの座長として登壇
2018年3月11日(日)、(独)日本学術振興会、ノーベル財団が開催した「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018、持続可能な食の未来へ」において岩永理事長が「地球は100億人を養えるのか」との題で導入講演を行うとともに、「持続的発展(開発途上国と食)」の分科会で座長を務めました。
岩永理事長がマダガスカル農業畜産省ラクトベ・トヴンジャカ事務次官を表敬訪問(3月1日)
2018年3月1日に、岩永理事長がマダガスカル農業畜産省のラクトベ・トヴンジャカ事務次官を表敬訪問し、同国で実施中のSATREPSプロジェクトをはじめとするJIRCASの研究活動やマダガスカルにおける稲作の重要性について意見交換を行いました。会談後、事務次官および岩永理事長が共同記者会見を実施し、今回の訪問について、多くの現地メディアに取り上げられました。
第13回JIRCASサイエンスカフェ「バッタを倒しにアフリカへ」開催報告
第13回サイエンスカフェでは、生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員より、サハラ砂漠で生きる生物の生態について、バッタを例に解説しました。さらに、農作物を食い荒らすアフリカのサバクトビバッタと闘う人々の活動について紹介しました。
生産環境・畜産領域の中村達主任研究員が第62回(2018年次)日本応用動物昆虫学会学会賞に選定されました
東南アジア地域における天敵利用や飼料への昆虫利用等の課題に精力的に取り組むとともに、農業害虫の有用天敵であるヤドリバエ類の行動生態学的、生理生態学的知見の数々を明らかにした研究で応用昆虫学に貢献したことが高く評価されました。
インド農業研究委員会(ICAR)との間で共同研究に関する覚書(MoU)を締結
JIRCASとICARは、2018年2月9日付けで、共同研究に関する包括的な覚書を締結しました。JIRCASはCSSRIならびにIARIと、塩害軽減に向けた暗渠排水技術と耐塩性作物開発の分野で共同研究を本格的に開始します。
タイ国にて「アジア地域におけるサトウキビ白葉病管理のためのネットワーク構築および情報共有を目的とした第2回国際ワークショップ」を開催
平成30年2月19日から20日にかけて、JIRCASは、タイ国コンケン市において、コンケン大学農学部およびタイ農業局と共催で、アジア地域におけるサトウキビ白葉病管理のためのネットワーク構築および情報共有を目的とした第2回国際ワークショップを開催しました。
フィリピン農業省砂糖統制庁の長官ご一行がJIRCASを訪問
平成30年2月4日から10日にかけて、フィリピン農業省砂糖統制庁(Sugar Regulatory Administration:SRA)のHermenegildo R. Serafica長官をはじめ6名がJIRCAS熱帯・島嶼研究拠点およびJIRCASつくば本所を訪問されました。
第43回熱研市民公開講座「植物バイオテクノロジー今昔物語」(2月8日)の開催報告
第43回熱研市民公開講座「植物バイオテクノロジー今昔物語」では、組織培養や遺伝子組換えなどの植物バイオテクノロジーの農業利用の歴史を振り返りつつ、近年新技術として注目を集めているゲノム編集についても丁寧に分かりやすく説明いたしました。また、干ばつに強い遺伝子組換えイネの育成やイネのゲノム編集技術の開発などの熱研の研究活動についても紹介いたしました。