10月4日に、第7回CARD本会合ならびにハイレベル会合出席のため訪日中であるマダガスカル共和国のハリソン・エドモン・ランドリアリマナナ農業畜産大臣が、ベルチネ・ラザイアリマナナ総務・計画・予算総局長とともに、国際農研を訪問されました。

国際農研は、2017年以降、マダガスカルにおいて、アフリカ食料プロジェクト・SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)マダガスカル課題「肥沃度センシング技術と養分欠乏耐性系統の開発を統合したアフリカ稲作における養分利用効率の飛躍的向上」(FY VARYプロジェクト)を実施しており、今後の更なる協力関係を強化するため国際農研訪問の運びとなりました。

国際農研幹部およびSATREPSマダガスカル課題の関係者との協議の際には、国際農研で実施しているイネ等の研究や、SATREPSマダガスカル課題の概要について、中島プログラムディレクターおよびSATREPSマダガスカルの辻本リーダーから説明を行いました。ランドリアリマナナ農業畜産大臣からは、マダガスカル政府は2020年には米を自給し、2030年にはインド洋・アフリカの穀倉地帯になる戦略を立てていることから、SATREPS課題の研究成果が速やかに現地に普及して、米の生産性がアップすることを望んでおり、その実現のために農業畜産省としてプロジェクト期間中、また、プロジェクト終了後も協力を惜しまないというコメントをいただきました。さらに、マダガスカルが他国と実施している研究活動との連携などについても意見が交わされ、今後の更なる協力関係の強化に向けた意見交換を行いました。

写真1 国際農研・理事長室での歓談(右側奥がランドリアリマナナ農業畜産大臣、手前がラザイアリマナナ総務・計画・予算総局長)

写真2 国際農研・特別会議室での研究紹介

写真3  マダガスカル農業畜産大臣ご一行と国際農研幹部及びSATREPSマダガスカル課題関係者との集合写真