2019年12月12日(木)にマダガスカル国アンタナナリボ市のHotel Colbertにおいて、JICAとJSTの支援による地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (SATREPS)「肥沃度センシング技術と養分欠乏耐性系統の開発を統合したアフリカ稲作における養分利用効率の飛躍的向上」(通称FYVARYプロジェクト)の中間評価を兼ねたワークショップを開催し、これまでに達成した成果、今後の計画、ならびに成果を社会実装に繋げていくためのプロジェクト内外との更なる連携について広く共有しました。

同ワークショップでは、JICAマダガスカル事務所の梅本所長、農業畜産水産省のRafalimanana農村機械化局長による開会挨拶の後、国際農研の辻本研究代表がプロジェクトの概要とこれまでに達成した成果について紹介しました。続いて、プロジェクトに参加するマダガスカル側8名、国際農研6名の研究者が各実施課題の成果ならびに今後の研究計画について発表しました。総合討論では、高等科学技術省のLilia Rabeharisoa研究科学局長が議長を務め、国立農村開発応用研究センター (FOFIFA)のLala Razafinjara所長、イネ品種の登録を実施する種子管理委員会(SOC)代表、民間の農業資材販売会社であるAgrivetとSTOIの代表などから、研究成果を社会実装に届けるための期待や連携についてコメントを受けました。さらに、フランスの研究機関であるCIRAD代表、FIFAMANOR(マダガスカル畑作物・畜産研究所)所長からFYVARYプロジェクトとの研究連携の可能性等に言及されました。最後に、国際農研の中島プログラムディレクターとJSTの長峰研究主幹が閉会挨拶を行い、マダガスカル側関係機関への謝意とプロジェクトの更なる発展に向けた期待が寄せられました。会議には、プロジェクト関係者の他、民間企業、ドナー、農業開発プロジェクトなど計75名が参加しました。また、辻本研究代表が現地メディアから取材を受け、2件のTV、2件の新聞、1件のラジオ、農業畜産水産省のFacebookを通して、本プロジェクトの成果とワークショップの様子がマダガスカル国内に広く発信されました。

メディア発信

写真1 集合写真

写真2 プロジェクト成果を発表する辻本研究代表

写真3 マダガスカルメディアからインタビュー取材を受ける辻本研究代表

写真4 JST長峰研究主幹による閉会挨拶