国際農研岩永理事長がドイツ・ベルリンで開催された農業分野の温室効果ガスに関するグローバル・リサーチ・アライアンス(GRA)理事会に出席
「農業分野の温室効果ガスに関するグローバル・リサーチ・アライアンス(GRA)」は、農業分野における温室効果ガス排出量の大幅削減を目指し、2011年に各国政府の合意に基づいて組織された国際研究ネットワークです。2018年9月現在、51ケ国がGRAに参加しています。日本は昨年アジアではじめての議長国となり、2017年8月につくばで開催された第7回GRA理事会以降、国際農研岩永勝理事長が議長を務め、GRAの活動をリードしてきました。
2018年9月10~11日に、ドイツ・ベルリンで第8回GRA理事会が開催されました。理事会の冒頭、岩永理事長は、日本が議長国を勤めたこの1年間の成果として、アフリカから新たに3ヶ国がGRAに加盟したこと(セネガル共和国、コンゴ民主共和国、ナミビア共和国、加盟順)、昨年ドイツ・ボンで行われたCOP23(国連気候変動枠組条約締約国会議)で、GRAの活動を紹介するサイドイベントを開催したこと等を報告しました。
岩永理事長は、今回の理事会で議長の職務を新たな議長国であるドイツ連邦食糧農業省のDr. Wolfgang Zornbachに引き継ぎ、1年間の任期を完了しました。