JIRCASの動き
モロッコ王国のラシャッド・ブフラル駐日大使が国際農研をご訪問
令和元年5月13日、モロッコ王国のラシャッド・ブフラル駐日大使が国際農研をご訪問されました。岩永理事長は国際農研の活動について紹介し、ブフラル駐日大使と今後の共同研究や連携協力の可能性について意見交換を行いました。
第8回G20首席農業研究者会議(G20 Meeting of Agricultural Chief Scientists, G20 MACS)への参加
G20首席農業研究者会議(G20MACS)が4月25・26日に東京で開かれ、岩永理事長が会議の議長を務めました。2019年MACSでは、主要テーマとして越境性植物病害虫対策と気候変動対応技術の導入が議論され、中島プログラムディレクターが国際農研の研究事例について紹介を行いました。
インドネシア農業研究開発庁(IAARD)と共同研究に係る覚書を締結
4月23日、インドネシア農業研究開発庁(IAARD)の長官ご一行が国際農研を訪問され、2007年に締結した共同研究実施取決(MOU)の延長に合意する覚書を締結しました。
国際農研は「植物・動物学」分野で国内8位-米国クラリベイト・アナリティクス社の高被引用論文数集計による日本の研究機関ランキング-
米国クラリベイト・アナリティクス社集計によるインパクトの高い論文数ランキングの、「植物・動物学」分野で国際農研の高被引用論文数が国内第8位になりました。
平成30年度研究成果情報・主要普及成果を公開
毎年度の試験研究活動によって得られた研究成果のうち、特に「現場での生産技術等として活用される成果」 、 「学術的に高度で、有効な新手法、新知見等の成果」及び「行政施策の改善に極めて有効または参考になる成果」の中から顕著なものを選定し公表しています。
ベトナム国アンジャン省でAWD普及政策に係るワークショップを開催し同省に提言を手交
2月28日、ベトナム国のメコンデルタに位置するアンジャン省にて標記ワークショップを開催し、ベトナム国側参加者約71名、メコン川委員会事務局1名、JIRCAS研究者4名が参加しました。最後に研究推進責任者である飛田PDから政策提言書がアンジャン省農業普及センター長のカオ・ヴィン・トン氏へ手交され、盛会裡に閉会しました。
第47回熱研市民公開講座「有機物による温暖化の緩和と作物生産性の維持」(2月28日)の開催報告
第47回熱研市民公開講座「有機物による温暖化の緩和と作物生産性の維持」では、熱帯の農耕地における有機物長期連用の意義、気候変動(地球温暖化)の緩和や土壌肥沃度の維持のために有機物連用が効果を示す事例として、ベトナム・メコンデルタの水田における稲わら堆肥施用による効果、タイの畑圃場における有機物施用による効果などについて紹介しました。