JIRCASの動き
フィリピン砂糖統制庁との共同研究合意書を更新、国際農研に感謝状
国際農研はフィリピン農業省砂糖統制庁(SRA) との共同研究を行っています。このほど、共同研究の内容を更新したうえで2年間延長する新たな共同研究合意書(JRA)に署名を行いました。また、フィリピンにおける持続的サトウキビ栽培技術の開発による同国の砂糖産業への高い貢献に対して、国際農研はSRAから感謝状を頂きました。
岩永理事長がインド中央塩類土壌研究所創立50周年イベント「Golden Jubilee International Salinity Conference」に出席
2019年2月7~9日(木~土)にインド中央塩類土壌研究所(CSSRI)にて、同研究所の創立50周年を記念して「Golden Jubilee International Salinity Conference」が開催されました。この会議にはインドを始め18カ国から275人の研究者が参加し、国際農研からは、岩永理事長ら6名が出席しました。
サイエンスQの出前授業で葛城小学校に行ってきました
生産環境・畜産領域の前田高輝研究員がサイエンスQの先生に選ばれ、平成31年1月31日(木)、光輝学園つくば市立葛城小学校を訪問し、6年生12名に出前授業を行いました。畜産業由来の温室効果ガスが地球温暖化に影響を与えている事実について、牛の第一胃(ルーメン)や排せつ物中の微生物の寄与、COPにおける温室効果ガス削減に係る国際的な枠組み・議論の状況等、ルーメン微生物や堆肥化処理の動画等を交えて説明しました。
桜学園つくば市立栗原小学校でサバクトビバッタの出前授業を行いました。
サイエンスQは、つくばの研究機関の研究員が学校を訪問して小・中学生の科学技術に関する疑問に答える、筑波研究学園都市交流協議会が主催するイベントです。生産環境・畜産領域の前野浩太郎研究員は、平成31年1月17日に桜学園つくば市立栗原小学校で、1年生(40名)に「くろきあくま・むれるバッタのナゾをとく」と題したサバクトビバッタの出前授業を行いました。
JIRCAS国際シンポジウム2018「『水産』で活躍する女性研究者 ~ SDGsへの貢献」を開催
国際農研は、平成30年11月6日、水産研究及び水産業における女性の活躍推進をめざし、国際シンポジウムを開催しました。
宮腰光寛内閣府特命担当大臣が熱帯・島嶼研究拠点をご視察
平成30年12月16日、宮腰光寛内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)が熱帯・島嶼研究拠点(熱研)を視察されました。宮腰沖縄担当大臣は、水田見学、研究経過説明及び意見交換を通して、インド型イネについて、今後の研究進展への期待を示されると共に、国産長粒種を用いた泡盛の可能性について更に知見を深められました。
「Linked Open DataチャレンジJapan2018」にて「公共LOD賞」を受賞
オープンデータに関する取り組みが「Linked Open DataチャレンジJapan2018」にて「公共LOD賞」を受賞し、12月8日(土)に授賞式が開催されました。
第46回熱研市民公開講座「イネの『時』を操る品種改良」(12月4日)の開催報告
第46 回熱研市民公開講座「イネの『時』を操る品種改良」では、季節の変化に合わせて生長しているイネを栽培するための基礎知識として、品種の早生や晩生を決定する花芽形成の時期・季節、イネの花が開花し受精が行われる時間、それらの「時」を決める仕組みなどについて説明いたしました。また、「時」を操る新たな試みとして、夏の猛暑による不稔を回避するため、熱研におけるイネの開花時間を早める品種改良についても紹介いたしました。
「JIRCASワークショップ‐太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全‐」(陸水物理研究会サテライトイベント)を開催
国際農研は、2018年11月16日(金)に、沖縄県石垣市にある大濱信泉記念館において、ワークショップ「太平洋島嶼地域における持続可能な資源管理と環境保全(Sustainable Resource Management and Environmental Conservation in Pacific Islands)」を開催しました。