令和元年8月に開催されたTICAD7への出席にあわせ、多くのアフリカ諸国閣僚が来日されました。ルシアン・ラナリヴェル(Lucien Ranarivelo)マダガスカル農業畜産水産大臣と岩永理事長が二者会談を行いました。会談では、辻本国際農研研究員が、マダガスカルにおける現在の研究協力の進捗状況・成果について説明しました。これを受けて、ラナリヴェル農業畜産水産大臣と岩永理事長は、今後の農業開発のために有用な研究協力分野について協議を行いました。
ラナリヴェル農業畜産水産大臣は、国際農研との共同研究が、行政、研究機関、大学を含むマルチセクターでの協力であり、マダガスカルが目指すコメ増産への貢献のみならず、農業研究基盤の整備や研究者の育成など多岐にわたる分野に影響を及ぼしている点に謝意を述べられるとともに、農業畜産水産省として、国際農研との共同研究により一層の支援を惜しまないと約束されました。